四季1 不思議な花だね🟪紫陽花 かぎけん花図鑑 ポスト この時期の花として街路樹の植栽などで見かけるのはアジサイです。 アジサイ(紫陽花、学名:Hydrangea macrophylla) は日本原産で、アジサイ科アジサイ属の寒性落葉低木で、アジサイ属の総称ともされます。 現在、狭義のアジサイ(紫陽花)とされる手毬型の花は、ガクアジサイ(額紫陽花、学名:Hydrangea macrophylla f. normalis)を日本で品種改良したもので、花はほぼ装飾花のみから成り、花のように見える萼片が多数集合して大きな半球状の花(上から見ると手鞠型)を咲かせます。 他に花が咲かない梅雨時に開花するので貴重な花です。 アジサイは色が変わる不思議な花ですが、花色(萼色)の種類は、土壌の質や、気候、時間の経過とともに変化します。土壌の質に関しては、アジサイに含まれるアントシアニン色素が、アルミニウムと反応すると青くなり、アルミニウムが少なければピンクの花となります。アルミニウムは土が酸性だと溶けやすいので、酸性土だと青いアジサイになり、中性やアルカリ性の土だとピンクのアジサイとなります。 広義のアジサイの原種には、ガクアジサイや、ヤマアジサイ(山紫陽花、学名: Hydrangea serrata)、タマアジサ、コアジサイ、蝦夷アジサイなどがあります。 アジサイは上記の原種の他、国内、国外で多数の園芸品種が育種されています。種類については下記をご参照ください。 詳しくはこちら ... 以下本文に続く ■関連ページ 四季1 不思議な花だね🟪紫陽花 かぎけん花図鑑 2023年6月2日 花日記 アジサイ(紫陽花、学名:Hydrangea macrophylla) Other Articles侘助椿 太郎冠者(=有楽)侘助椿 太郎冠者(タロウカジャ、学名:Camellia wabisuke.' Tarokaja')とは、江戸椿と呼ばれる江戸中期から伝わる古典椿です。 別名で、有楽(うらく)と呼ばれます。 数寄屋や加茂本阿弥と共に、古典椿の代表種とされます。 侘助の人気品種で、ピンクで一重の開き切らない花を咲かせます。 太郎冠者とは 喜劇狂言の登場人物で、「冠者」とは主人や大名に使える使用人のこと、「太郎」誕生花 5月31日5月31日の誕生花は、ルピナスと、フジ(藤)です。 逆さにしたら同じような花になりそうですね。 ルピナス(学名:Lupinus polyphyllus)はマメ科ルピヌス属の多年草で花言葉は「想像力」です。 フジ(藤、学名:Wisteria floribunda)はマメ科フジ属の落葉蔓性低木で花言葉は「歓迎」です。 似ているとは言え、別属で、ルピナスは草本、藤は木本なので、植5月21日の誕生花 ムクゲ(槿)5月21日の誕生花、ムクゲ(槿) ムクゲ(木槿、学名:Hibiscus syriacus)とは、中国原産で、アオイ科フヨウ属の耐寒性・耐暑性落葉低木です。 韓国の国花としても知られます。 初夏から秋までの長期間、次から次へと涼やかで優しい大輪の一日花を咲かせます。 同科同属にフヨウ(芙蓉、学名:Hibiscus mutabilis)があります。 ムクゲ(木槿、H. syriacus)もフヨウ(芙花ら 10.牧野博士命名の蘭 金精蘭 今日の「花日記」は【NHK朝ドラらんまん】に出て来る魅力的植物です。 キンセイラン(金精蘭、学名:Calanthe nipponica)は、ラン科エビネ属の多年草「エビネ(海老根、学名:Calanthe discolor)」の初夏咲きの原種の一つです。日本固有種で、北海道、本州、四国、九州(宮崎県)の深山の杉や赤松、檜などの針葉樹林の林床に自生します。花は、広披針形の3枚の萼片、細い2枚の1月10日の誕生花 フリージア,ツゲ,ストック1月10日の誕生花は、フリージア,ツゲ,ストックです。 フリージア フリージア(Freesia、学名:Freesia refracta)は、南アフリカ原産で、アヤメ科フリージア属の半耐寒性球根植物です。春に、曲がった花茎から穂状花序を伸ばし漏斗状の小花を6~10輪咲かせます。花言葉は「純潔」「友情」「信頼」です。 ツゲ ツゲ(黄楊、学名 : Buxus microphylla 万葉集と草木染5-ベージュ色🌱万葉集草木123.コナギコナギ(小菜葱、学名:Monochoria vaginalis var. plantaginea)は、東南アジア原産で、ミズアオイ科ミズアオイ属の一年性又は多年草です。弥生時代に日本に持ち込まれ、野菜や薬草、染料として使われました。万葉集でも「こなぎ」と呼ばれています。花言葉は「奥ゆかしい」です。 萬葉集と植物-こなぎ ここで詠まれている萬葉集の歌は、衣類をコナギで染めています。コナギは青紫色の