12月9日の誕生花、グロリオサとアフリカの蝶「エロニア・クレオドラ
12月9日の誕生花はグロリオサ(Gloriosa)です。
グロリオサとアフリカの蝶「エロニア・クレオドラ」
アフリカの大草原で、グロリオサ(Gloriosa)が炎のように反り返った花びらを広げて、光を浴びている
そこに、エロニア・クレオドラ(Eronia cleodora)が、ふわりと舞い降りて、花粉を運ぶ瞬間をキャッチ。
アクアが葉っぱの上で、「この花、まるで炎の舞だね〜!」ってにっこりしています。
背景には、サバンナのやわらかな光と草原が広がっています。
アフリカの大草原に咲くグロリオサ(Gloriosa、学名:Gloriosa)とエロニアクレオドラ蝶(Eronia cleodora)が舞っている一瞬イラスト by Copilotさん。
グロリオサとは
グロリオサ(Gloriosa、学名:Gloriosa)とは、熱帯アフリカ原産で、イヌサフラン科グロリオーサ属の半蔓性・半耐寒性の球根植物です。
別名で グロリオーサ、キツネユリ(狐百合)、ユリグルマ(百合車)、英名で Glory lily と呼ばれます。
ジンバブエ共和国の国花です。
草丈は、矮性が50cm〜、高性は200 cm程になります。
球根は細長く、長いもに似た外観をしています。
6月〜8月に、6枚の細長く縁が波打つ花弁が、上に持ち上がってバルーン状になった、鮮紅色や鮮橙色、鮮黄色の奇抜な花を咲かせます。
花の下部に、黄色い葯が付いた薄緑色の花糸を持つ雄蕊が6本、タコ足のように放射状に出します。
日本でも園芸品種が育種されています。
生花や、切り花、盛花に用いられます。
全草にアルカロイドの一種「コルヒチン」が含まれ球根に特に多いです。
栽培鑑賞には影響ありませんが猛毒なので食べられませんが、その一方で毒は昔から痛風の特効薬とされています。
球根は長芋に似ている
長芋は無害で美味しく食用となりますが、グロリオサの長細い球根は猛毒で食べられません。
両者は似ているので、注意が必要です。
●長芋
表皮は肌色で長い髭根がある、根は柔らかく簡単に折れる、中身成分は白く粘性がある、摺り下ろすと粘り気が出る
●グロリオサ
表皮は茶色で髭根は無い、球根は硬く折れにくい、中身成分は白く粘性は無い、摺り下ろすと大根おろしのように水分が出てぬめりは無い
花言葉
花言葉は「天分、栄光に満ちた世界」です。
グロリオサの原種&品種
・グロリオサ・ロスチャイルディアナ(Gloriosa rothschildiana)ー代表品種。熱帯アフリカのコンゴ原産で濃赤に黄色い縁取り、
・グロリオサ・スペルバ(Gloriosa superba)ー熱帯アフリカ原産で咲き始めは黄色で朱色に変わる、
・グロリオサ・スペルバ ‘ルテア’(Gloriosa superba 'Lutea’)ースペルバの園芸品種で草丈が高く細長い黄色花を咲かせる、
・グロリオサ・シンプレックス(Gloriosa simplex)ー熱帯アフリカ原産で橙色の小輪花、
・グロリオサ'セントレア・マスコット・イエロー'(Gloriosa 'Centrair Mascotte Yellow')ー小輪で黄花の切り花用品種、
・グロリオサ・ミサトレッド「(Gloriosa Misatread)ー高知県産で赤い花弁が多く背の高い、
・グロリオサ・サザンウィンド(Gloriosa Southern Wind)ーミサトレッドを改良して育種した矮性、
・グロリオサ・カルソニー「Gloriosa Carthonyー赤紫に黄色班がある。
一般名:グロリオサ(Gloriosa)、
学名:Gloriosa、
別名:グロリオーサ、キツネユリ(狐百合)、ユリグルマ(百合車)、Glory lily、
分類名:植物界被子植物単子葉類ユリ目イヌサフラン科グロリオサ属、
原産地:熱帯アフリカ、
草丈:50〜200 cm、
球根:長いもに似ており長い(猛毒)、
開花期:6月〜8月、花径:10 cm、花色:赤・黄・橙・桃色、
【雄蕊】本数:6、花糸色:薄緑色、葯色:黄色
【雌蕊】柱頭:3裂開、子房の真下から直角に前方に突出、
用途:生け花・盛り花・花壇。
注記:全草が猛毒。
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12月9日の誕生花、グロリオサとアフリカの蝶「エロニア・クレオドラ」 かぎけん花図鑑 花日記2025年12月9日
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