かぎけん花図鑑
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源006.源氏物語の草木 第6話 萩
源氏物語の草木 あらすじ 帝から命を受けた靫負の命婦(ゆげいのみょうぶ)が桐壺の母に帝の手紙を渡します。お手紙には幼い遺児(後の光源氏)を思いやる言葉と歌が書かれていました。 第6話 靫負命婦の弔問の場その2 (源氏物語 1.7 靫負命婦の弔問) 帝からの手紙 【源氏物語】 (帝)「ほど経ばすこしうち紛るることもやと、待ち過ぐす月日に添へて、いと忍びがたきは わりなきわざになむ。
源005.源氏物語の草木 第5話 蓬
源氏物語の草木 あらすじ 帝が人(靫負命婦)を使わされて、母と対面する場面が続きます。 第5話 靫負命婦の弔問その1 母の涙 (源氏物語 1.7 靫負命婦の弔問) 娘を亡くした桐壺母の悲しい述懐が続きます。 (故桐壺の母) 「今までとまりはべるがいと憂きを、かかる御使の蓬生(よもぎう)の露分け入りたまふにつけても、いと恥づかしうなむ」とて、げにえ堪ふまじく泣いたまふ。(源氏物語)
源004.源氏物語の草木第4話 八重葎
源氏物語の草木 あらすじ 中国の唐時代に玄宗皇帝が楊貴妃を寵愛し過ぎたあまり政治が疎かになり国が乱れ安禄山の乱が起こりました。玄宗皇帝と敗走中に楊貴妃は護衛兵の反感を買い亡き者にされました。そのため、楊貴妃は「傾国の美女」と称されました。 一方、源氏物語では、帝に溺愛された桐壺更衣は、正に楊貴妃と同じ状況にありましたが、手荒な目にはあわずに済みました。 (1.2 御子誕生、1.3 若宮の御
源003.源氏物語の草木 第3話 傾城の美女 楊貴妃その2
源氏物語の草木 あらすじ 源氏物語で紫式部は、桐壺更衣の美しさを表現するため、中国唐時代に謡われた白居易の漢詩「長恨歌」から楊貴妃の例を引き合いに出す。 第3話 傾城の美女 楊貴妃その2 (源氏物語 1.1 父帝と母桐壺更衣の物語、1.8 命婦帰参) 第2話では、漢詩「長恨歌」に出て来る絶世の美女 楊貴妃の顔を「大液芙蓉」と描いていました。「大液芙蓉」とは、大液池の蓮のことで、楊貴
源002.源氏物語の草木 第2話 傾城の美女 楊貴妃その1
源氏物語の草木 傾城の美女 楊貴妃その1 (1.1 父帝と母桐壺更衣の物語、1.8 命婦帰参) 帝と、帝の寵愛を一心に受け女御たちに妬まれる桐壺更衣の関係を、殿上人たちは唐の楊貴妃の例を持ち出して噂した。 「いとまばゆき人の御おぼえなり。唐土にも、かかる事の起こりにこそ、世も乱れ、悪しかりけれ」(源氏物語) 「大変なご寵愛ぶりだ。唐の国でも、このような起こって、世が乱れる、悪い先例があっ
源001.桐 源氏物語の草木シリーズ第1話
源氏物語の草木 第1話 父帝と母桐壺更衣の物語 (1.1 父帝と母桐壺更衣の物語) いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり。(紫式部 原文) いずれの帝の御代であったか、大勢の女御、更衣がお仕えしているなかで、身分はそれほど高くはないが、ひときわ寵愛を受けていた更衣がいた。(与謝野晶子 訳文) 「源氏物語」
万183.今日は大晦日で 忘れ草(万葉集シリーズ 最終回)
今年最後のかぎけん花日記となりました。本年も大変お世話になりました。また、この「万葉集シリーズ」も、本日の 183話 を持ちまして、一旦終了いたします。長らくのご愛読ありがとうございました。明日、元旦からは新シリーズを開始しますので、どうぞ引き続きご愛読をお願いいたします。 忘れ草という花名で「忘れな草」を思った方、ごめんなさい。万葉集では、忘れ草とは、ヤブカンゾウ またはノカンゾウのことなんで
万182.白い乳液が出るのでチチ 犬枇杷
イチョウの花日記ところでも、万葉名で「チチ」という植物が登場しました。実際問題として万葉名の「チチ」とは、イチョウなのか、イヌビワなのか、はたまたほかの植物なのか、定かではありません。なにしろ、今から1300年以上前のことですから。ここでは、チチをイヌビワとして扱います。 イヌビワ(学名:Ficus erecta 又は Ficus erecta var. erecta)は、日本と済州島(韓国)原
万181.どんぐりが成る木 水楢
ミズナラ(水楢、学名:Quercus crispula)は、中国、日本原産でブナ科コナラ属の落葉広葉高木です。ナラと言えば、日本ではミズナラが一般的です。水分を多く含んで燃え難くことから命名されました。別名でオオナラ(大楢)やミズボウソウとも呼ばれます。樹高は20〜30 mで、樹皮は灰褐色~暗褐色をしています。葉には葉柄がほとんど無いので手のひらを広げたような形をしています。秋に葉緑から黄葉へ変色
万180.葉軸に翼あり 白膠木 万葉集
ヌルデ(白膠木、学名:Rhus javanica)は、日本、中国他原産でウルシ科ヌルデ属の落葉小高木です平地~低山の日当たりのよい丘陵地に自生します。別名でゴバイシ(五倍子)、万葉名ではかづのき(穀の木)、英名ではChinese sumac等とも呼ばれます。樹高は、3~8mです。葉は枝先に互生して広がる長さ30cm程の奇数羽状複葉です。葉色は緑色ですが、秋に紅葉します。小葉は直径5-12cmの長楕
万179.いずれも夫婦愛の物語 一人静
ヒトリシズカ(一人静 、学名:Chloranthus japonicus )は、日本、朝鮮、中国原産で、センリョウ科チャラン属の多年草の野草です。日本では、北海道~九州の山地の林下に自生します。 ヒトリシズカ(C. japonicus )は、スプリング・エフェメラル(spring ephemeral、はかない春の植物)やプリバーナル・プラント(prevernal plant、早春の植物)と呼ばれる
万177.クリスマスの木 樅ノ木
モミ(樅、学名:Abies firma)は、日本固有種で、マツ科モミ属の常緑針葉高木です。東北~九州・屋久島に自生します。樹形は円錐形で、樹高15~40 m、幹径は1.5 m程です。葉は線形で葉長は2~3 cmです。雌雄同株です。 春に、前年枝に黄色い尾状(房状)の雄花を咲かせます。雌花は前年枝の上部に緑色の直立した楕円形の花を咲かせます。雄花から花粉が飛散します。花後に大きな円柱形の松ぼっくり(
万178.万葉名はチチ 公孫樹 万葉集
万葉集シリーズはもうじきいったん終了します。 イチョウ(公孫樹、学名:Ginkgo biloba L.)イチョウ(公孫樹、学名:Ginkgo biloba L.)は、中国原産で、イチョウ科イチョウ属の落葉高木です。樹高20〜4 0mになります。葉は幅が5〜7 cmで中央に独特の切れ目のある扇形をしており、初夏には緑色ですが、秋に美しい黄金色に紅葉し、冬に落葉します。雌雄異株です。雄花と雌花は、葉
万176. アサギマダラの食草 藤袴 万葉集
フジバカマが繰り返し出てきて御免なさい。 フジバカマ(藤袴、学名:Eupatorium japonicum)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、キク科ヒヨドリバナ属の多年草です。関東、四国、九州の河原などの湿った場所を好みます。草丈100〜150 cmです。茎は真っすぐ伸びます。葉は3裂し、葉に腺点がありません。葉は枝に対生して付きます。夏から秋、散房花序を伸ばし、薄紅色の花を咲かせます。直径0.5
万175.今日はご馳走してオケラだから 朮
オケラ(朮、学名:AAtractylodes japonica)とは、日本他原産でキク科オケラ属の多年生草本です。万葉時代からある古典的植物です。草丈は0.3~1mです。茎は直立し上部で分枝します。羽状~倒卵形の緑色の葉には鋸歯がありその先端に棘があります。雌雄異株です。8月~10月に根生葉の間から花茎を伸ばし先端に頭状花序を付け、花径2~2.5cmの白~淡紅色の質素な筒状花を咲かせます。花の基部
万174.人づては嫌よ 葛 万葉集
クズ(葛、学名:Pueraria montana var. lobata)は、日本、中国、インドネシア原産で、マメ科クズ属の蔓性多年草です。日本では、北海道~九州までの田畑や荒地に自生します。蔓の長さは1-20mまでになります。地下にある塊根は長さ1.5mにもなり大量の澱粉を蓄えます。葉には葉柄がある緑色の3出複葉で、小葉は長さ15cm程になり、花より大きいです。秋に、穂状花序を伸ばし赤紫色をした
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