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エゾゴゼンタチバナ
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エゾゴゼンタチバナとは
エゾゴゼンタチバナ(蝦夷御前橘、学名:Cornus suecica)は、北海道に自生するミズキ科ミズキ属の常緑多年草です。地中に根茎が伸びて繁殖します。葉は卵形から長楕円形で十字対生に数段に付けます。4枚の白い花弁の中に黒い蕊があるように見えます。
しかし、実際には白いものは総苞片で、中央にある小さな黒いものが花です。花後に果実が成り赤熟します。
エゾゴゼンタチバナとゴゼンタチバナの違い
蝦夷御前橘(C. suecica)とゴゼンタチバナ(御前橘、学名:Cornus canadense)は似ています。見分けるには、まず、葉序(葉の付き方)を見ます。枝葉が、御前橘(C. canadense)は輪生状につき、蝦夷御前橘(C. suecica)は十字対生に付きます。また、花が、御前橘(C. canadense)は薄黄色で、蝦夷御前橘(C. suecica)は黒紫色です。
エゾゴゼンタチバナの情報
一般名:エゾゴゼンタチバナ(蝦夷御前橘)、学名:Cornus suecica (Chamaepericlymenum suecicum)、別名:Eurasian dwarf cornel、分類名:植物界被子植物門真正双子葉類ミズキ目ミズキ科ミズキ属ゴゼンタチバナ種、原産地:日本、生息分布:北海道、環境:北海道の原野や高山草原、生活型:常緑多年草、草丈:5~20 cm、葉形:卵形~長楕円形、葉身:15~3 cm、葉序:十字対生、花:白い花のように見えるのは花弁状の苞、花色(本当の花):黒紫色、花径(実際は、花弁状の苞径):0.25 cm、開花期:6月~7月、果実形:球形、果実径:0.5~0.8 cm、果実色:赤。