ビロウ

Livistona chinensis

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  • 花名
    ビロウ
  • 学名
    Livistona chinensis
  • 別名ビロー, 蒲葵
  • 原産地中国、台湾、フィリピン、オーストラリア北部、日本
  • 開花場所庭, 海岸, 墓地・寺院, 沖縄, 街路、植栽
  • 開花期4月, 5月, 6月
  • 花言葉知恵、あなたを見守る

ビロウとは

檳榔(学名:Livistona chinensis)は、中国、台湾、南西諸島、日本原産で、ヤシ科の亜熱帯性常緑小高木です。日本では四国、九州、沖縄の暖地や海岸に近い森林に自生します。幹は分枝せず太く直立します。樹高は10~15 mで幹径は40~60cmで、樹皮は灰褐色をしています。葉には長さ1m~2mの葉柄があり断面は3角形で、両縁に逆向きの棘があります。葉は、上部で束生します。葉は直径1~2mの掌状で深裂し裂片は先が尖りさらに葉先が2つに裂けて、先が折れて垂れ下がります。雌雄異株。3月~5月に、葉腋から長さ1m程の長い円錐花序を伸ばし枝先に房状に黄緑色の花を多数咲かせます。小花は両生花で長さ0.4cmで特有の臭気があります。花には3枚の萼片と3枚の花弁、6本の雄蕊があります。雄蕊の長さは花弁より短いです。9月~12月に、オリーブに似た1~1.8cmの楕円形をしたで緑色で熟すと黒くなる果実(核果)が1本の木に数千個成らせます。用途は、樹木は庭木に、葉は扇材料に、若芽は食料となります。


由緒ある植物


檳榔は、「古事記」や「延喜式」にも搭乗し、さらに平安時代には高官などが乗る「檳榔毛車」や、扇に使われました。


学名の由来


属名の「Livistona」は、オーストラリアのリヴィストン地域「Liviston」に因んだもの、種小名の「chinensis」はラテン語で「China(中国)」を意味します。

一般名:ビロウ(檳榔)、学名:Livistona chinensis(リビストナ・シネンシス)、又名: Chinese fan palm、fountain palm、 Livistona chinensis(英名)、あじまさ(和名)、クバ(沖縄)、蒲葵(中国名)、分類名:植物界被子植物単子葉類ヤシ目ヤシ科ビロウ属ビロウ種、原産地:中国、台湾、フィリピン、オーストラリア北部、日本の沖縄、九州、生活型:高木、樹高10~15m、葉柄長:1~2m、葉形:掌状、雌雄異株、花序形:円錐花序、花弁数:3,花色:黄緑色~緑色、開花期:3月~5月、雄蕊数:6本、結実期:9月~12月、用途:樹木は鉢植え、庭木や公園、街路樹、神木(沖縄)に、材は床柱、杖に、葉は扇、箒、麦わら帽子、笠、屋根材に、若芽は食料、果実は味噌(与那国)。


  • ヤシ
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  • ビロウ
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  • 花のタイプ
    その他
  • 花序
    円錐/複総状花序
  • 花冠
    3弁花
  • 葉形
    掌形
  • 葉縁
    棘状
  • 生活型亜熱帯性常緑小高木
  • 花の色
  • 葉の色
  • 実の色
  • 高さ1000.0 ~ 1500.0 cm
  • 花径0.5 ~ 0.8 cm

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