コイワザクラ

Primula reinii

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  • 花名
    コイワザクラ
  • 学名
    Primula reinii
  • 別名オオミネコザクラ, 大峰小桜, Primula tosaensis
  • 原産地日本固有種
  • 開花場所
  • 開花期5月

コイワザクラとは

コイワザクラ(小岩桜、学名:Primula reinii)は、日本固有種で、サクラソウ科サクラソウ属の多年草です。
春に、地際から短い花茎を出し、先端から散形花序を伸ばし、数個の花を咲かせます。草丈に比べて花は大きいです。花は鮮桃色で筒状花の先端が5深裂し花弁はさらに2浅裂し、中央基部が黄色い。VU絶減危惧II類です。


コイワザクラ(小岩桜)とイワザクラ(岩桜)の違い


イワザクラ(岩桜、学名:Primula tosaensis)と似ており、一回り小さいです。小岩桜(P. tosaensis)と岩桜(P. treinii)の大きな違いは以下の通りです。
生息分布は岩桜(P. tosaensis)が西日本(紀伊半島~九州)、小岩桜(P. reinii)は本州中部(関東、紀伊半島)です。
花径は、岩桜(P. tosaensis)が 2.5~3 cmに対し、小岩桜(P. reinii)は1.8~2.5 cmです。
葉径は岩桜(P. tosaensis)が3~7 cmに対し、小岩桜(P. reinii)は1.5~4 cmです。
葉裏の毛は、岩桜(P. tosaensis)にはありませんが、小岩桜(P. reinii)にはあります。


コイワザクラ(岩桜)と四国カッコソウの違い


小岩桜(P. reinii var. reinii)と四国カッコソウ(P. kisoana var. shikokian)はいずれもサクラソウ属の植物なので、似ています。両者の違いは、以下の通りです。
葉柄と花茎に、四国カッコソウ(P. kisoana var. shikokian)は白い軟毛が密生しますが、小岩桜(P. reinii var. reinii)は無毛。
生息分布は、小岩桜(P. reinii)は本州中部(関東、紀伊半島)に対し、四国カッコソウ(P. kisoana var. shikokian)は四国(愛媛県、徳島県、香川県)です。
花径は、小岩桜(P. reinii)は1.8~2.5 cmに対し、四国カッコソウ(P. kisoana var. shikokian)は2~3 cmです。
葉径は、小岩桜(P. reinii)は1.5~4 cmに対し、四国カッコソウ(P. kisoana var. shikokian)は葉身径:5~12cmです。


サクラソウ属種類一覧


サクラソウ属種類一覧

一般名:コイワザクラ(小岩桜)、学名:Primula reinii、分類名:植物界被子植物真正双子葉類ツツジ目サクラソウ科サクラソウ属、又名:オオミネコザクラ (大峰小桜)、草丈:5~10 cm、葉形:円形、葉径:1.5~4 cm、葉縁:浅裂、葉色:緑、花色:ピンク、花径:1.8~2.5 cm、開花期:5月、注記:VU絶減危惧II類。


  • ツツジ
  • サクラソウ
  • サクラソウ
  • イワザクラ
  • 花のタイプ
    放射相称花
  • 花序
    散形花序/傘形
  • 花冠
    筒形
  • 葉形
    円形
  • 葉縁
    鋸歯状
  • 生活型多年草
  • 花の色
  • 葉の色
  • 実の色
  • 高さ5.0 ~ 10.0 cm
  • 花径2.5 ~ 3.0 cm

ランダムな花