12月26日の誕生花、「冬の扉をたたく音」
12月26日の誕生花は、クリスマスローズ(ヘレボルス・ニゲル、Helleborus niger)とフユベゴニア(冬ベゴニア、学名: Begonia × cheimantha)です。
「冬の扉をたたく音」
❄️12月26日「クリスマスローズ」
ストーリー&イラスト by Copilotさん、
冬の森に、ひとつだけ咲いた白い花。 それが、クリスマスローズだった。
「どうしてこんな寒い日に咲いたの?」と、雪が尋ねると、 花は静かに笑った。
「寒いからこそ、誰かの心に春を届けたくて。」
その言葉に、雪はそっと舞い降り、 花びらの上で静かに溶けた。
それはまるで、冬の扉をノックする優しい音のようだった。
ヘレボルス・ニゲル(Helleborus niger)
バラ科じゃないけどクリスマスローズ
ヘレボルス・ニゲル(Helleborus niger)とは、欧州原産でキンポウゲ科クリスマスローズ属の常緑多年草です。
別名でクリスマスローズ(Christmas rose、Xmas rose)や、Black hellebore、黑嚏根草(中国語)、ヘレボラスル(Helleborus)、寒芍薬と呼ばれます。
欧州ではクリスマスに開花、日本では12月~翌年2月に開花します。
ヘレボルスニゲルの内、クリスマスシーズンにだけ花を咲かせるものを「クリスマスローズ」と呼びます。
原種は白色です。草丈20~30 cmで、花径6~9 cmの花(実際には「萼」)を下向きに咲かせます。
ニゲルとオリエンタリス
同属にレンテン・ローズと呼ばれるヘレボルス・オリエンタリス(Hellebore orientalis)があります。
日本では、ニゲル(H. niger、クリスマスローズ)とオリエンタリス(H. orientalis、レンテンロ-ズ)を区別せず、クリスマスローズと呼んでいますが、別種の植物です。
ニゲルとオリエンタルスの共通点
ニゲル(クリスマスローズ)とオリエンタルス(レンテンロ-ズ)は、いずれも、キンポウゲ科クリスマスローズ属の常緑多年草です。
花弁のように見えるのは萼で、本当の花弁は密腺に変化しています。葉は根出葉で三出複葉です。キンポウゲ科の例に漏れず、有毒植物です。
ニゲルとオリエンタルスの違う点
ヘレボルス・ニゲル(Helleborus niger)、クリスマスローズ
日本では、12月~翌年2月開花、草丈:20~30 cm、花の後ろにある苞葉は1枚で分裂せず、縁は全縁(鋸歯:ギザギザが無い)で目立たない。原種は白。
ヘレボルス・オリエンタリス(H. orientalis)=レンテン・ローズ、春咲きクリスマスローズ
日本では、3月~4月上旬に開花、草丈:40~60 cm、花の後ろにある苞葉は数枚に分裂し縁に鋸歯あり、苞葉は大きく目立つ、原種はピンク。
オリエンタリス(H. orientalis)=レンテン・ローズ、春咲きクリスマスローズ(左)、ニゲル(H. niger、クリスマスローズ)(右)
花言葉
花言葉は「私の不安をやわらげて」です。
一般名:ヘレボルス・ニゲル(Helleborus niger)、
学名:Helleborus niger L.(ヘレボルス・ニゲル)、
別名:クリスマスローズ(Christmas rose、Xmas rose)、Black hellebore、黑嚏根草(中国語)、ヘレボラスル(Helleborus)、寒芍薬、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類キンポウゲ目キンポウゲ科クリスマスローズ属、
原産地:欧州、生活型:常緑多年草、
草丈:20~30 cm、
花径:6~9 cm、花色(実際は、萼色):白・桃・紫、開花期:12月~翌年2月、
注記:有毒植物。
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