4月24日の誕生花、ゼラニウム(Geranium) ポスト 4月24日の誕生花、ゼラニウム(Geranium) ゼラニウム(Geranium、学名:Pelargonium×hortorum)とは、南アフリカ原産で、フウロソウ科ペラルゴニウム属の非耐寒性常緑多年草です。ハンガリーの国花の一つです。 別名で、テンジクアオイ(天竺葵) 、英名で フィッシュゼラニウム(Fish geranium) と呼ばれます。 四季咲きで丈夫で、虫が嫌う臭いを発し、手入れが簡単で、長く咲き続けるので、日本やスイスなど世界各国のホテルや店舗、家庭の窓辺やベランダで栽培されています。 草丈は30~50 cmです。 葉は長さ14~20cmのハート形で、地色は緑色で茶色の環状帯があるものもあり、葉縁に鋸歯状(ギザギザ)があります。 5月~10月に、花茎から散形花序を伸ばし、花径3~4 cmの5弁花を1花序当たり30~40個付けます。 代表的な花色の赤の他、ピンクや、白、橙、青紫などがあります。 ちょっと似ている花 ゼラニウム(Geranium、学名:Pelargonium×hortorum)とアジサイ(紫陽花、学名:Hydrangea macrophylla)は似ています。 両者の相似点 花形ーてまり型、開花期ー5月・6月・7月に開花している、花色ーピンクなどがある。 両者の違い 葉形-ゼラニウム:ハート型、アジサイ:卵形、花弁数-ゼラニウム:5弁花、アジサイ:4弁花、食用花となる:ゼラニウムは可、アジサイは不可 ゼラニウム(Geranium)はフウロソウ目フウロソウ科の多年草/低木で、アジサイ(紫陽花)はミズキ目アジサイ科の低木なので赤の他人ですが、 以下のように見た目が少し似ています。 左:ゼラニウムーフウロソウ目フウロソウ科の多年草/低木、右:アジサイーミズキ目アジサイ科の低木 花名の由来 英名の「Geranium」は、「geranos(鶴)」に由来する古名 geranion が語源となっており、長い嘴状の果実が鶴の嘴に似ていることに拠ります。 属名の「Pelargonium」は「pelargos(コウノトリ)」という意味で果実の形がコウノトリの嘴に似ていることに因みます。 「hortorum」は、「庭園」という意味です。 花言葉 花言葉は、「尊敬」です。 ペラルゴニウムとゼラニウムの違い ゼラニウム(Geranium、学名:Pelargonium×hortorum)は、ペラルゴニウム(Pelargonium 、学名:Pelargonium grandiflorum)の園芸品種であり、花はよく似ています。 ゼラニウムは四季咲きでほぼ一年中咲き、八重き品種もあるのに対し、 ペラルゴニウムは一季咲きで一重咲きが多いです。 一年中、花を楽しみたい場合は、ゼラニウムの方が良いかもしれません。 しかし、ペラルゴニウムはゼラニウムより花が大きく、花色が鮮やかなものがあります。 ペラルゴニウム属の花 ペラルゴニウム属の花には、以下があります。 ゼラニウム(Geranium、学名:Pelargonium×hortorum)、 ペラルゴニウム(Pelargonium 、学名:Pelargonium grandiflorum)、 アイビーゼラニウム(Ivy geranium、学名:Pelargonium peltatum hybrids)、 ゼラニウム 'インフィニティ・スカーレット'(学名:Pelargonium x hortorum 'Infiniti Scarlet')、 ゼラニウム "レッドパンドラ"’(Pelargonium x hortorum 'Red Pandora')、 フェアエレン・ゼラニウム(Fair Ellen geranium、学名:Pelargonium quercifolium cv. Fair Ellen)、 ペラルゴニウム 'スプレンディッド'、 ニオイゼラニウム(匂いGeranium) ■関連ページ ゼラニウム(Geranium、学名:Pelargonium×hortorum)、 ペラルゴニウム(Pelargonium 、学名:Pelargonium grandiflorum)、 食用花・エディブルフラワー(Edibleflower) 4月24日の誕生花、ゼラニウム(Geranium)かぎけん花図鑑 花日記2025年4月24日(木)、 #ゼラニウム #Geranium #4月24日の誕生花 #かぎけん花図鑑 #株式会社科学技術研究所 Other Articlesオーストラリア〜原産の花、グレヴィレアオーストラリア等原産のヤマモガシ科の花、グレヴィレア グレヴィレア(Grevillea、学名:Grevillea banksii)とは、オーストラリア〜ニューカレドニア原産で、ヤマモガシ科シノブノキ属(グレヴィレア属)の半耐寒性常緑低高木です。 別名で、グレビレア(Grevillea)や、ハゴロモノマツ(羽衣の松)、ベニバナハゴロモノキ(紅花羽衣の木)、Red silky oak(レッド・シルキ7月の白い花 コクチナシ(小梔子、G. 'radicans') コクチナシ(小梔子、学名:Gardenia 'radicans' )とは、東アジア原産で、アカネ科の常緑広葉低木です。クチナシ(梔子、学名:Gardenia jasminoides、略記:G.)の変種です。関東以西の本州~沖縄に自生します。別名で、ヒメクチナシ(姫梔子、姫梔)とも呼ばれます。 初夏に、枝から伸びた花序に芳香のある純白の花を付けます。花は車形で先端が5裂します。花には一重咲きと八重四月の薄紫色の花1 ライラック(Lilac)初夏に房を伸ばし香りのよい薄紅紫色の小花を多数咲かせます。 ライラック(Lilac、学名:Syringa vulgaris L.)とは、ヨーロッパ原産で、モクセイ科ハシドイ属の耐寒性落葉中木です。山野に自生します。別名で、リラ(仏語、Lilac)、Lilas、ムラサキハシドイ(紫丁香花)と呼ばれます。樹高は5〜6mです。葉柄の先に光沢があり滑らかで硬い広卵形をした長さ4 - 8 cmの葉を対生に胡蝶蘭のブログお陰様で、かぎけんは、12月2日、創立20周年を迎えます。 その日は、日曜日にあたるので、少し早めの本日、お祝いに沢山の盛花や、胡蝶蘭を頂きました。ありがとうございます。 今日の花は、頂いた花の中から、胡蝶蘭を取り上げます。 コチョウラン(胡蝶蘭、学名Phalaenopsis aphrodite)は、台湾、フィリピン原産で、ラン科ファレノプシス属の非耐寒性多年草です。葉腋から出た花茎は弓薔薇 'Princess of Wales'のブログ薔薇は園芸品種が多く作られ著名人に捧げられることが多い花です。 このプリンセス・オブ・ウェールズもその一つで、英国の王妃に捧げられました。 シュラブ系、中輪で、ディープカップ・房咲きの白花を咲かせます。 バラ 'プリンセス オブ ウェールズ'(薔薇 'Princess of Wales'、学名:Roza 'Princess of Wales' )については、かぎけん花図鑑をご参照くだツツジ属シリーズ23.丸葉皐月かぎけん花図鑑に、マルバサツキ(丸葉皐月、学名:Rhododendron eriocarpum)をアップしました。 かぎけん花図鑑 花日記2022年5月12日 ツツジ属シリーズ23.丸葉皐月