観葉植物1 ウツボカズラ(Nepenthes rafflesiana、ネペンテス・ラフレシアナ) ポスト ウツボカズラを調べていて面白いことに気付きました。学名のNepenthes rafflesiana(ネペンテス・ラフレシアナ)の種小名「rafflesiana(ラフレシアナ)」が、世界最大の花「ラフレシア・アルノルディー(学名:Rafflesia arnoldii)」や、シンガポールの超高級ホテル「ラッフルズホテル(Raffles Hotel)」、このウツボカズラ自体も関係があるということ。 どういうことかと言うと、rafflesiana(ラフレシア)は、シンガポールの創設者で植物学者である Thomas Raffles(ラッフルズ)さんがジャングルの探検隊 隊長の時にを発見し、ウツボカズラを採取し、後にホテル名にされているんですね。 さらに、属名の「Nepenthes」は、「ne(not)」+「penthe(苦痛・悲しみ、pathos )」の合成語で「苦痛・悲しみを忘れさせるもの」と言う意味で、この植物の発見を相当喜んだ 大植物学者 カール・フォン・リンネ氏が名付けています。詳細は本文をご覧ください。 ウツボカズラ(靫葛、学名:Nepenthes rafflesiana)とは、マレー半島など東南アジア原産でウツボカズラ科ウツボカズラ属の常緑蔓性食虫植物です。葉の先端から伸びた細い蔓先に壺状の捕虫袋をつけます。何本も垂れ下がった筒型捕虫袋(=捕虫嚢)の底に消化液が溜まっており、入り込んだ虫を捕らえて消化液を出して虫を溶かし栄養分にして成長します。葉のように見えるものは葉柄が広がったもので偽葉 (phyllode) と呼ばれます。捕虫袋は葉が変形したものです。捕虫袋は上下で形が異なり、上部の袋は斑紋入りで壺状、下部の袋は球形をしています。 ラッフルズホテル(シンガポールで撮影)とラフレシアの花(これはレプリカ) 上の2枚はニューカレドニア・リビエルブルー州立公園で撮ったウツボカズラです ■関連ページ 観葉植物1 ウツボカズラ(Nepenthes rafflesiana、ネペンテス・ラフレシアナ)かぎけん花図鑑 花日記2024年4月8日(月)、 ウツボカズラ(靫葛、学名:Nepenthes rafflesiana) 特集 観葉植物一覧 Other Articlesツツジ属シリーズ32.日の出霧島かぎけん花図鑑 花日記2022年5月21日 ツツジ属シリーズ32.日の出霧島 本日は、ツツジ属シリーズ35.日の出霧島のご紹介です。 クリックしてかぎけん花図鑑の写真、説明をご参照ください。 9月20日の誕生花 ローズマリー、彼岸花9月20日の誕生花 ローズマリー,ヒガンバナです。 ローズマリー(Rosemary、学名:Rosmarinus Officinalis)は、地中海沿岸原産で、シソ科マンネンロウ属の常緑小低木です。花言葉は「追憶」です。 ヒガンバナ(学名:Lycoris radiata)は東アジア原産でヒガンバナ科の耐寒性多年草(鱗茎植物)です。花言葉は「情熱」、「独立」です。 誕生花 9月2隠し妻🤦♀️万葉集草木77.ケヤキケヤキ(欅、学名:Zelkova serrata)とは、ニレ科ケヤキ属の落葉高木です。樹高は20mで大きいものは50mにと大木になります。ケヤキは万葉集でも詠われています。 万葉集とケヤキ 万葉集 第11巻 2353番歌 作者:作者不詳 題詞:旋頭歌(せどうか、577-577) 原文 長谷 弓槻下 吾隠在妻 赤根刺 所光月夜邇 人見點鴨 読 泊瀬(はつせ)の 斎槻(斎槻、ゆつき=神が宿る山吹のブログヤマブキ(山吹、学名:Kerria japonica)は、日本と中国原産で、バラ科ヤマブキ属の落葉低木です。草のように見えますが、草ではなく、木です。日本の春は梅に始まり、山吹で終わると言われます。もう、今年の春も終わりでしょうか。ヤマブキ色という色名ともなっていて万葉時代から栽培されており、学名の種小名に japonica と付きます。属名の Kerria は植物学者の名前に由来します。では、こサルビア・ファリナセア日本の気候は四季があり、結構過酷なので、本来が多年草の花でも、外来種の多くは園芸上、一年草扱いとされます。また、四季の他、南北に細長い地形であることから、一年を通じて暑さ寒さの温度差や、梅雨・ゲリラ雨・台風による多雨、降雪もあり、高温・低温、高湿度から、外来植物が生き延びるには少し過酷のようです。それは、人間にとっても同じで、最近の日本の夏は、酷暑と言っても良いほどで過ごし難くく、2020年開催のショート動画「世界の国花ときどき国樹」2 中米編(ショ動9)「世界の国花ときどき国樹」中米編動画1分 「世界の国花ときどき国樹」のショート動画をおおくりします。 これは、「世界の国花ときどき国樹」を各大陸―北米、中米、南米、アジア、太平洋、中東、欧州、アフリカーごとに分けて、1編1分以内に収まる動画としたものです。各大陸毎に、7~8国の国花を紹介しています。 第1回は、「特集 世界の国花ときどき国樹 ショート動画」のあらすじと、北米編でした。北米編で