7月23日の誕生花 、ブーゲンビリア(Bougainvillea) ポスト 7月23日の誕生花はピンクのブーゲンビリアです。 ブーゲンビリア(学名:Bougainvillea) ブーゲンビリア(学名:Bougainvillea spp.)とは、ブラジルやペルー原産で、オシロイバナ科ブーゲンビリア属の熱帯性蔓性低木です。 別名では、イカダカズラ (筏葛) 、テリハイタヤカズラ(グラブラ種のみ)、ココノエカズラ(九重葛)、ハナイカダカズラ(花筏葛)、ペーパーフラワー(Paper Flower)と呼ばれます。日本では、伊豆半島から沖縄で路地植えされています。 樹高は50~500 cmです。 葉は単葉の卵形で長さ5~10 cm、互生して付きます。葉に斑入りのものもあります 4月から11月に集散花序を伸ばして、長さ2~4cmの、赤・紫・黄色・朱色・白・桃色、複色をした花のように見える苞葉を付けます。 苞葉の付き方には、一重と八重があり、一重の苞葉は3枚1組で三角錐形をしています。 花弁は退化してしまい無いですが、苞から垂直に生える筒状の萼の先端にのる小さな白い蝋質のものが(本当の)花のようなもので、 萼内には8本の雄蕊と1本の雌蕊があります。 日本では、4月から11月に苞葉が色づきますが、南国では一年中華やいでいます。 ハワイでは門のアーチや生垣等に使われます。 ブーゲンビリアの3原種 ブーゲンビリアの3原種には、 ・グラブラ(B.glabra): ブラジル産、葉に光沢がある、和名:テリハイタヤカズラ(照葉筏葛)、 ・スペクタビリス(B.spectabilis): ブラジル産、ハート形の葉、茎葉色は白、赤、藤色、赤紫、オレンジ色など、多くのブーゲンビリア園芸品種の親 ・ペルウィアナ(B.peruviana): ペルーとコロンビア産 があり、その他、3原種の交雑種で計18種あります。 ブーゲンビリアの園芸品種 ・一重 エリザベス ジャマイカホワイト(B. ’Jamaica White’)ー白花、半ツル性樹形 スノーホワイト(B. 'Snow White’)ー白花、樹木性 サンデリアナ(B.'Sanderiana')ーグラブラ(B.glabra)系でピンクの花を咲かせる人気種 メリパーマースペクタビリス(B.spectabilis) ミセスバット(B.'Mrs.Butt')ーグラブラ(B.glabra)とペルウィアナ(B.peruviana)の交雑種「バッティアナ(B.×buttiana)」、 ・八重 ブライダルブーケ(白地で先端が淡紅色の小さな花が多数集合) ダブルオレンジ グレープ・ゴールド、 ・葉斑入り GalaXy(ギャラクシー) メリー・パーマー'ティンマ' 花名の由来 花名は、この花の発見者の友人で「世界周航記」の著者であるフランス人航海者・探検家「ブーゲンビル(Louis Antoine de Bougainville、1729―1811)」氏への献名です。 花言葉 全体:「情熱」、色別では、ピンクは「魅力がいっぱい」、白は「熱心な気持ち」、「あなたは素敵」。 似た花ーブーゲンビリアとアサヒカズラ 左:ブーゲンビリア(学名:Bougainvillea spp.)、 右:アサヒカズラ(朝日葛、学名:Antigonon leptopus) 両者とも蔓性で小さなピンクの花(実際には萼)を沢山付けます。 ・ブーゲンビリア(学名:Bougainvillea spp.)-ナデシコ目オシロイバナ科 ・アサヒカズラ(朝日葛、学名:Antigonon leptopus)-ナデシコ目タデ科 一般名:ブーゲンビリア(Bougainvillea)、 学名:Bougainvillea spp. 、 別名:ペーパーフラワー(Paper Flower)、イカダカズラ (筏葛) 、ココノエカズラ(九重葛)、ハナイカダカズラ(花筏葛)、 分類名:植物界被子植物真正双子葉類ナデシコ目オシロイバナ科ブーゲンビリア属(イカダカズラ属) 、 原産地:南米(ブラジル)、生息分布:日本では伊豆半島から沖縄まで路地植え可能、 樹高:50~500 cm、単葉、葉身長:5~10 cm、 苞葉色(花ではない):赤・紫・黄色・朱色・白・桃色、苞葉長:2~4cm、苞葉形:三角形、苞葉:3枚1セット、葉形:卵形、葉序:互生、 開花期:周年(ハワイなどの南国)、4月~11月(除く、夏季シーズン)、 花序:集散花序、花弁:無し(退化)、花形:筒状で先端が5裂、 花色(本当の花):白、花径(萼筒径):0.3 cm、花長(顎筒長):2 cm、花形:筒状の萼と萼内に8本の雄蕊と1本の雌蕊が入る、 果実型:痩果、 用途:路地植え、温室、鉢植え、門のアーチ、生垣。 ■関連ページ ブーゲンビリア(学名:Bougainvillea spp.)、 斑入りのブーゲンビリア かぎけん花図鑑 花日記2024年11月8日(金)、 7月23日の誕生花 、ブーゲンビリア(学名:Bougainvillea spp.)かぎけん花図鑑 花日記2025年7月23日(水)、 #7月23日の誕生花 #誕生花 #7月23日の誕生花 #ブーゲンビリア #Bougainvillea #花言葉 #かぎけん花図鑑 #株式会社科学技術研究所 #STI Other Articles夢にまで見てしまった★万葉集草木65.カシワコナラ属の耐寒性・落葉性広葉高木です。葉は端午の節句に食べる柏餅の皮に使われます。樹皮からタンニンが採取され、葉や樹皮、果実を煮出すと染色原料となります。万葉の時代にも「かしわ」と呼ばれていました。万葉集でも詠われています。 万葉集 第11巻 2754番歌 作者:不詳、題詞:寄物陳思 登場する植物:柏→柏(かしわ) 原文 朝柏 閏八河邊之 小竹之眼笶 思而宿者 夢所見来 読 朝(あさ)柏(か万159. にこ草って何? 箱根羊歯ハコネシダ(箱根羊歯、学名:Adiantum monochlamys)は、日本、朝鮮半島、中国、台湾原産で、ホウライシダ科ホウライシダ属の常緑多年草のシダ植物です。本州、四国、九州の山野の岩や崖に自生します。湿った岩場で短い根茎を横に這わせて3回羽状複葉を下方に垂らしながら拡張します。茎は細くて黒く硬い。葉は3回羽状複葉で、10~20cmの葉柄の先に、長さ20~40cmの艶無しで緑色をしたハート形矮性ルエリア 'トロピックスター'(学名:Ruellia brittonia)柳葉ルイラ草をぐぐっと小さくした花 ルエリア トロピックスター(学名:Ruellia brittonia)とは、熱帯アメリカ原産の多年草「ヤナギバルイラソウ(柳葉ルイラ草、学名:Ruellia simplex)」の矮性園芸品種です。 トロピックスターシリーズには、ピンク、ブルー、ホワイトの3色があり、別名で矮性ルエリアと呼ばれます。 左:柳葉ルイラ草(Ruellia simplex)、右:ル関山関山は、一重で薄桃色の染井吉野が咲き終った後に、濃桃色で大きな花を八重咲きに密に束生して咲かせる八重桜です。花言葉は、アメリカの伝記作家が子供向けに書いた創作話に基づくものです。ジョージ・ワシントンが登場します。さてどんな物語で、どんな花言葉になったのでしょうね。回答は、かぎけん花図鑑をご覧ください。 花図鑑 八重桜関山 https://www.flower-db.com/ja/flow花ら 61.犬と呼ばんで、薬効あるで 犬当帰 NHK朝ドラ「らんまん」花シリーズ【かぎけん花日記】 イヌトウキ(犬当帰、学名:Angelica shikokiana)は、日本固有種で、セリ科シシウド属の多年草。夏に細い花穂を伸ばしり香のある小さな白い5弁花を咲かせます。トウキ(当帰)と似ていて別物なのが和名の由来です。ニホンヤマニンジン(日本山人参)とも呼ばれ、朝鮮人参のような薬効があるとされますが、朝鮮人参はウコギ科なので別ものです。悲富18.世界一ちっちゃいサボテン【富山県中央植物園】月世界 今日は、「花日記」をお送りします。テーマは【富山県中央植物園】で展示されていた魅力的な植物です。 エピテランサ '月世界(ツキセカイ)'は、北米テキサス州~メキシコ北部原産で、小型球形サボテンです。エピテランサ属の代表品種で、緑色の球体に付着して、柔らかく白い無害の刺座と刺が密集します。茎(サボテン本体)の先端から、小さなピンクの花を咲かせ、その後に円柱状の鮮紅色の果実がなります。エピテ