6月28日の誕生花、ゼラニウム(Geranium) ポスト 6月28日の誕生花、ゼラニウム(Geranium) ゼラニウム(Geranium、学名:Pelargonium×hortorum)とは、南アフリカ原産で、フウロソウ科ペラルゴニウム属の非耐寒性常緑多年草です。 別名で、テンジクアオイ(天竺葵) 、英名で フィッシュゼラニウム(Fish geranium) と呼ばれます。 ハンガリーの国花の一つです。 四季咲きで丈夫で、虫が嫌う臭いを発し、手入れが簡単で、長く咲き続けるので、日本やスイスなど世界各国のホテルや店舗、家庭の窓辺やベランダで栽培されています。 草丈は30~50 cmです。 葉は長さ14~20cmのハート形で、地色は緑色で茶色の環状帯があるものもあり、葉縁に鋸歯状(ギザギザ)があります。 5月~10月に、花茎から散形花序を伸ばし、花径3~4 cmの5弁花を1花序当たり30~40個付けます。 代表的な花色の赤の他、ピンクや、白、橙、青紫などがあります。 ちょっと似ている花 左:ゼラニウムーフウロソウ目フウロソウ科の多年草/低木、右:アジサイーミズキ目アジサイ科の低木 ゼラニウム(Geranium、学名:Pelargonium×hortorum)とアジサイ(紫陽花、学名:Hydrangea macrophylla)は似ています。 両者の相似点 花形ーてまり型、開花期ー5月・6月・7月に開花している、花色ーピンクなどがある。 両者の違い 葉形-ゼラニウム:ハート型、アジサイ:卵形、花弁数-ゼラニウム:5弁花、アジサイ:4弁花、食用花となる:ゼラニウムは可、アジサイは不可 ゼラニウム(Geranium)はフウロソウ目フウロソウ科の多年草/低木で、アジサイ(紫陽花)はミズキ目アジサイ科の低木なので赤の他人ですが、 以下のように見た目が少し似ています。 花名の由来 英名の「Geranium」は、「geranos(鶴)」に由来する古名 geranion が語源となっており、長い嘴状の果実が鶴の嘴に似ていることに拠ります。 属名の「Pelargonium」は「pelargos(コウノトリ)」という意味で果実の形がコウノトリの嘴に似ていることに因みます。 「hortorum」は、「庭園」という意味です。 花言葉 花言葉は、「尊敬」です。 ペラルゴニウムとゼラニウムの違い ゼラニウム(Geranium、学名:Pelargonium×hortorum)は、ペラルゴニウム(Pelargonium 、学名:Pelargonium grandiflorum)の園芸品種であり、花はよく似ています。 ゼラニウムは四季咲きでほぼ一年中咲き、八重き品種もあるのに対し、 ペラルゴニウムは一季咲きで一重咲きが多いです。 一年中、花を楽しみたい場合は、ゼラニウムの方が良いかもしれません。 しかし、ペラルゴニウムはゼラニウムより花が大きく、花色が鮮やかなものがあります。 ペラルゴニウム属の花 ペラルゴニウム属の花には、以下があります。 ゼラニウム(Geranium、学名:Pelargonium×hortorum)、 ペラルゴニウム(Pelargonium 、学名:Pelargonium grandiflorum)、 アイビーゼラニウム(Ivy geranium、学名:Pelargonium peltatum hybrids)、 ゼラニウム 'インフィニティ・スカーレット'(学名:Pelargonium x hortorum 'Infiniti Scarlet')、 ゼラニウム "レッドパンドラ"’(Pelargonium x hortorum 'Red Pandora')、 フェアエレン・ゼラニウム(Fair Ellen geranium、学名:Pelargonium quercifolium cv. Fair Ellen)、 ペラルゴニウム 'スプレンディッド'、 ニオイゼラニウム(匂いGeranium) ■関連ページ ゼラニウム(Geranium、学名:Pelargonium×hortorum)、 ペラルゴニウム(Pelargonium 、学名:Pelargonium grandiflorum)、 食用花・エディブルフラワー(Edibleflower) 6月28日の誕生花、ゼラニウム(Geranium)かぎけん花図鑑 花日記2025年6月28日(土)、 #誕生花 #6月28日の誕生花 #ゼラニウム #Geranium #かぎけん花図鑑 #STI Other Articles紐鶏頭のブログ ケイトウ、ノゲイトウ、ハゲイトウなど和名にケイトウと付くヒユ科の花を集めたケイトウ 特集はこちらにあります。本日の花はその内、ヒモケイトウ(紐鶏頭、学名:Amaranthus caudatus)を取り上げました。 ツツジ属シリーズ17.睫毛萼杜鵑花日記2022年5月6日 ツツジ属シリーズ17.睫毛萼杜鵑 マツゲガクツツジ(睫毛萼杜鵑、学名:Rhododendron ciliicalyx)は中国雲南省西部・北西部原産で、ツツジ科ツツジ属の常緑低木です。現地では岩山の雑木林に自生しています。樹高1~2mです。葉は楕円形で、葉身長は4.5~9 cm、葉身幅は1.5~4.5 cmで、葉色は上側は網目状で下側は灰白色をしています。4月に傘状花序を霍公鳥は来たのに🐦万葉集草木シリーズ87.山藤ヤマフジ(山藤、学名:Wisteria brachybotrys)は、日本固有種でマメ科フジ属の蔓性落葉木本です。西日本の山地に自生します。フジには、このヤマフジ(W. brachybotrys)と、ノダフジ(野田藤、学名:Wisteria floribunda)があります。。万葉集で藤を詠った歌があります。 万葉集 第10巻 1991番歌 作者:作者不詳 題詞:寄花 原文 霍公鳥 来鳴動 岡花水木のブログ桜花が終わった後に、街路樹で映える樹木にハナミズキ(花水木)があります。 同名の歌は、今でも歌い継がれていますね。 これも良く知られた話ですが、花水木は、日本がアメリカにサクラ(桜)の苗木を贈った返礼にアメリカから贈られた花木です。 花水木はミズキ科ミズキ属の耐寒性落葉小高木で、春、葉が出る前に、枝先に上向きに平らたい4弁花状の白花(または、赤花)を咲かせます。花びらの先端が凹ん花ら 04.草じゃないよ 伊吹麝香草今日の「花日記」は【NHK朝ドラらんまん】に出て来る魅力的な植物です。 「草」と付くけど草じゃないよ イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)は、日本やヒマラヤ原産でシソ科イブキジャコウソウ属の這性常緑小低木です。草と思うほど樹高が低く、地面を覆うように紅色で唇形の小花を咲かせます。 日本唯一のタイムです。和名は伊吹山に多く自生し、葉に麝香があることに拠ります。北海道から九州で、低地から高山の日4月21日の誕生花、クロタネソウ(黒種草=ニゲラ)4月21日の誕生花、クロタネソウ(黒種草=ニゲラ) クロタネソウ(黒種草、学名:Nigella damascena)とは、南ヨーロッパ~地中海沿岸原産で、キンポウゲ科クロタネソウ属の一年草です。 日本で、ニゲラといえば、通常、本種をさします。英名では、ニゲラ(Nigella)、学名ではNigella damascena(ニゲラ・ダマスケナ) 、花は別名で Love in a mist(ラブ・イ