万148.薄さんにパラサイト中、 南蛮煙管 Tweet ナンバンギセル(南蛮煙管、Aeginetia indica)は、日本、インド他が原産で、ハマウツボ科ナンバンギセル属の一年草の寄生植物です。日本全国に分布します。葉緑素を持たず、自分では栄養が生み出せないためイネ科等の単子葉植物の根に寄生して栄養をとるパラサイト植物です。草丈は10~20cm程。茎は地中からは殆ど出ず、葉腋から長い花茎を数本伸ばします。葉は長さ0.5~1cm、幅0.4cmの三角形です。7月~8月に、薄茶色の花茎先端から先の尖った薄茶色の萼を伸ばし、その中からパイプの吸い口のような赤紫色の筒状花を下~横向きに一輪咲かせます。花弁先端は5浅裂します。花に芳香があります。 名前の由来 「ナンバンギセル(南蛮煙管」という和名は、植物の形がパイプに似ていることに拠ります。属名の「Aeginetia」はギリシャ人医師「Aeginetia」博士に因み、種小名の「 indica」は「インドの」という意味です。 万葉集と南蛮煙管(思い草) 昔からある植物で、ススキ(万葉名も「すすき」)の下で咲くナンバンギセルを詠った歌が万葉集にあります。万葉名は「思ひ草」です。 南蛮煙管 に脛(すね)齧(かじ)られています。byススキ 万葉集 第10巻 2270番歌 作者不詳 原文/ 道邊之 乎花我下之 思草 今更尓 何物可将念 訳 道端の ススキ(尾花)の根本に咲いている 思い草(南蛮煙管)のように 今更 何を思い悩んだりしようか。 ナンバンギセルの花言葉 「物思い」 詳しい情報は、こちらのページへ ■関連ページ 万148.薄さんにパラサイト中、 南蛮煙管 かぎけん花図鑑 花日記2023年11月24日(金) 、 ナンバンギセル(南蛮煙管、Aeginetia indica)、 特集 万葉集でよまれた草木 、 万147.綺麗にしまっせ 高野箒 かぎけん花図鑑 花日記2023年11月23日(木) 、 #万葉の草木 #花図鑑 #花 #flowers #植物 #パラサイト #秋の花 Other Articles10月22日の誕生花 アオキ、オモダカかぎけん花図鑑 10月22日の誕生花は、〇アオキ,〇オモダカです。 アオキ アオキ(青木、学名:Aucuba japonica)は日本原産でガリア科アオキ属の常緑低木です。一年中葉や枝が青いことから命名されました。雌雄異株です。春に、褐色または緑色の4弁花を咲かせます。北海道~九州の日本中の森林で自生しています。日陰には強いです。葉は楕円形で葉質は硬く厚みがあり光沢があります。葉縁に荒い鋸花ら 60.これもランだよ 野生の蘭 捩花 NHK朝ドラ「らんまん」花シリーズ【かぎけん花日記】 小さいけど、これでも蘭 ネジバナ(捩花、学名:Spiranthes sinensis) は、日本などが原産で、ラン科ネジバナ属の多年生の野草です。別名で、モジズリ(捩摺り)と呼ばれます。根生葉の間から、螺旋状に捩れた穂状花序を伸ばし小さいですが蘭形の花を多たくさん咲かせます。萼片と側花弁は赤紫〜桃色で、唇弁部は白い。種子は0.001 mgと8月3日の誕生花 サントリナ、松葉牡丹、カンナ8月3日の誕生花は、サントリナ,マツバボタン,カンナです。 サントリナ サントリナ(Santlina、学名:Santlina chamaecyparissus)は、南ヨーロッパの地中海沿岸原産で、キク科サントリナ属の耐寒性常緑低木です。花言葉は「さりげない魅力」です。 マツバボタン マツバボタン(松葉牡丹、学名:Portulaca grandiflora)は、南米原産で、スベリヒユ箱23 葉が菊葉の藤袴 菊葉藤袴キクバフジバカマ(菊葉藤袴、Eupatorium laciatum) は、フジバカマ(藤袴、E. japonicum)より小柄で葉に菊のような切れ込みがあります。 キクバフジバカマ(E. laciatum)は日本、朝鮮半島、中国原産で、キク科ヒヨドリバナ属の多年草です。河原などの湿った場所を好みます。草丈100cm程です。夏から秋に、花穂を伸ばし薄紅色の花を玉状に咲かせます。 キクバフジバカマとネメシアのブログネメシア(Nemesia、学名:Nemesia strumosa)は、南アフリカの固有種で、ゴマノハグサ科ネメシア属の非耐寒性の落葉一年草または宿根草です。単にメネシアと言うとこのネメシア・ストルモサ(Nemesia strumosa)を指します。花色は鮮やかな朱赤や、黄、桃、紫、青、橙、白を咲かせます。花の形は少し潰れたような唇形をしています。 ネメシア・ストルモサには、青・白2色のバイカラー世界の国花シリーズ ER エリトリア国世界の国花シリーズ ER エリトリア国 かぎけん花図鑑花日記2022年6月14日 エリトリア国の国花はコーヒーノキ アラビカコーヒーノキ(コーヒーの木、珈琲の木、Arabian coffee tree、学名:Coffea arabica L.)は、エチオピアなどの熱帯西アフリカ原産で、アカネ科コーヒーノキ属の常緑性低木です。芳香のある白い一日花を咲かせ、果実はコーヒーの材料となります。別名で