何に使うのだろう?万葉集草木シリーズ30.ハンノキ ポスト ハンノキ(榛の木、学名:Alnus japonica)は、日本~中国・ロシア原産でカバノキ科ハンノキ属の落葉高木です。別名でハリノキと呼ばれます。樹木は収穫後の稲穂を架けて干す稲架木(ハサギ)として植えらました。材は建築材や、器具材、家具材となり、木炭としても使われます。樹皮と果実は布の染料とされました。乾燥した実はオーナメントやインテリアに使われます。 万葉集名:榛(ハリ) 万葉集出典巻・作者 第三巻:0280 作者:高市連黒人(たけちのむらじくろひと) 原文 去来兒等 倭部早 白菅乃 真野乃榛原 手折而将歸 よみ 去来(いざ)兒等(児ども) 倭部(大和)へ早(早く)白菅(しらすげ)乃(の) 真野(まの)乃(の)榛原(はりはら) 手折(たおり)而(て)将歸(行かむ) 意味 さあ、皆、白菅(しらすげ)の生える真野(まの=神戸市長田区)の榛原(はりはら)で 榛(ハリ=ハンノキ)を手折って 大和(奈良)へ早く帰ろう。 詳しくはこちら ... 以下本文に続く ■関連ページ 何に使うのだろう?万葉集草木シリーズ30.ハンノキ かぎけん花図鑑 花日記2023年1月16日 特集 万葉集でよまれた草木 Other Articles誕生花 8月22日 クルクマ、下野草誕生花 8月22日は、クルクマ,シモツケソウです。 クルクマ・ルベスケンス(学名:Curcuma rubescens) は、インドなどの東南アジア〜オーストラリア原産でショウガ科の多年草です。花言葉は「忍耐」。 シモツケソウ(下野草、学名:Filipendula multijuga)は、日本等、北半球の温帯から亜寒帯原産で、バラ科シモツケソウ属の多年草です。花言葉は「いつも愛して」菊花展の⑪厚走り かぎけん花図鑑菊花展の⑪厚走り かぎけん花図鑑 花日記2022年11月19日 新宿御苑で開催されている菊花展で展示されていた菊花からのご紹介です。菊は花の大きさや、形、昔からあるか等によって分類されます。 厚走り 厚走りとは、大菊の太い花弁が中央にこんもり盛り上がった(厚物)に、外弁が下へ流れ出すように下がったものです。 品種には、白花品種の国華尊格や、華厳の滝、極楽殿などがあります。 元祖おもてなし名人?万葉集草木25.カブカブ(蕪、学名:Brassica rapa var. glabra)はアフガニスタン、地中海沿岸のヨーロッパ原産で、アブラナ科アブラナ属の越年草の野菜です。日本では、春の七草の一つとされます。万葉集で詠われた歌。 万葉集の巻と作者 万葉集 第16巻 3825番 作者 長意吉麻呂 【原文】 食薦敷 蔓菁煮将来 梁尓行騰 懸而息此公 【読み】 食薦(すごも)敷き 蔓菁(あおな)煮将(にて)来む オリーブのブログオリーブ(Olive、学名:Olea europaea)は、地中海沿岸等が原産で、モクセイ科オリーブ属の常緑広葉低高木です。油を採取する目的で、紀元前200年頃から栽培されている植物で、「創世記」にも出ています。イスラエルの国花とされ、国連旗の図案ともなっています。では、このオリーブの花言葉は何だと思いますか。答えは、かぎけん花図鑑にあります。 オリーブ(Olive) https://w2月10日の誕生花 ジンチョウゲ,エンドウ2月10日の誕生花は、ジンチョウゲ,エンドウです。 ジンチョウゲ ジンチョウゲ(沈丁花、学名:Daphne odora)は、中国原産で、ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の耐寒性常緑低木です。花言葉は「不滅」です。 エンドウ エンドウ(豌豆、学名:Pisum sativum)はメソポタミア原産で、マメ科エンドウ属の耐寒性一・ニ年草です。花言葉は「必ずくる幸福」です。 かぎけん花花名に「節足動物」-クレオメ(酔蝶花)と、蝶と蜘蛛花名に「節足動物」名が付く「クレオメ」と、蝶と蜘蛛 ジョロウグモ(女郎蜘蛛、学名:Nephila clavata)、アサギマダラ(浅葱斑、学名:Parantica sita)、クレオメ(Cleome、学名:Cleome hassleriana) クレオメは日本では「蝶」、アメリカでは「蜘蛛」の別名があります。どちらが、花に似ているでしょうね。 クレオメ(Cleome、学名:Cleome