万葉集の旧貨幣はこれだけ!?万葉集草木15.十両 ポスト ジュウリョウ(十両、学名:Ardisia japonica)は、サクラソウ科ヤブコウジ属の耐寒性常緑広葉小低木です。藪中に自生する小さなマンリョウという感じの木です。万両、千両、百両、十両のように旧貨幣名がついている植物は果実の多さや樹高の高さに拠ります。でも、万葉集で詠まれているのはこの「十両」だけです。万葉呼名は、山橘(やまたちばな)と言います。 万葉集で詠まれた【十両】 第二十巻 作者: 大伴家持 【よみ】 氣(け、消)能己里(のこり、残り)能(の) 由伎(ゆき、雪)尓(に)安倍弖流(あへてる、映え照る) 安之比奇乃(あしひきの) 夜麻多知波奈(やまたちばな、山橘)乎(を) 都刀(つと)尓(に)通弥(つみ、摘み)許奈(きな、来な) 【意味】 消え残る雪に照り映える山橘(=十両)をつと(土産)に摘んでこよう。 原文はこちら ... 以下本文に続く ■関連ページ 貶めるな万葉集にあるのはこの旧貨幣だけ、万葉集草木シリーズ15十両 かぎけん花図鑑 花日記2023年1月1日 特集 万葉集でよまれた草木 Other Articles蝶と花のコラボ 山茶花 '揚羽の蝶'山茶花 '揚羽の蝶'(サザンカ 'アゲハノチョウ'、学名:Camellia sasanqua cv. Ageha-no-cho)とは、ツバキ科ツバキ属の常緑広葉中低木「サザンカ(学名:Camellia sasanqua)」の園芸品種「サザンカ品種群」の一品種です。 ’第1群サザンカ品種’のサザンカで、原種のサザンカに近い品種群の一つです。木は立性で強く、花は大輪で花弁の多い一重、白地に紅のぼかしオリエンタルハイブリッ1 リミン(Rimin) オリエンタルハイブリッドユリ 'リミン'(Rimin、学名:Lilium Oriental Group cv. Rimin)は、ユリ科ユリ属「オリエンタルハイブリッド」の中・大輪系園芸品種です。ピンクの花弁で、花中央に黄と緑の縦筋と、濃赤色の小斑点が多数入ります。 詳細と花言葉は本文をご参照下さい。 ■関連ページ オリエンタルハイブリッドユリ(OH)1 リミン(Rimin) かぎけん花図鑑変化朝顔 ’輝55’(学名:Ipomoea nil ''Kagayaki55")変化朝顔 ’輝55’ ’黄 斑入 蝉葉 紫 吹掛絞 丸咲 大輪’(ヘンカアサガオ 'キ フイリ セミハ ムラサキ フッカケシボリ マルザキ タイリン’ (Henka asagao 'Ki fuiri semiha murasaki fukkakeshibori maruzaki tairin)’、学名:Ipomoea nil ''Kagayaki55")とは、アサガオ(朝顔)の園芸品種「変わり咲き世界の国花シリーズ UA ウクライナ世界の国花シリーズUA ウクライナ かぎけん花図鑑花日記2022年6月8日 ウクライナの国花は、ヒマワリです。 ヒマワリ(向日葵、学名:Helianthus annuus L.)は北米原産で、盛夏を代表する花で元気で大きな黄色い花を咲かせるキク科ヒマワリ属の一年草です。 ウクライナ(日本語)、Ukraine(English)、乌克兰(Chinese)、UA ■関連ページ 特集 世界の国花珊瑚シリーズ 9.「椿 斑入珊瑚閣」珊瑚と名が付く植物をご紹介するシリーズ 珊瑚シリーズ 9.「椿 斑入珊瑚閣」 花図鑑が花名に珊瑚が付く「珊瑚シリーズ」の特集をしているということで、「写真の椿園」管理人の藤田明希さんが椿の斑入珊瑚閣(ツバキ フイリサンゴカク)を紹介してくださいました。 以下、「写真の椿園 ”斑入珊瑚閣”」から抜粋します。 椿 斑入珊瑚閣(ツバキ フイリサンゴカク)は、 「中大輪種の中では比較的早く(1月)花ら 02.未確認非飛行物体? オニフスベ今日の「花日記」は【NHK朝ドラらんまん】で取り上げらる予定の魅力的な植物です。 オニフスベ オニフスベ(鬼瘤、学名:Calvatia nipponica)は、日本原産で、ハラタケ科ノウタケ属の大型のキノコです。謎の白い球体がある日突然、藪や庭、畑などに出現し驚かされます。この白い物体は風に乗って飛んできた胞子がその地に定着したものです。どうも珍しいものではなく、また、昔(江戸時代の文献