ホトトギスと絶賛共演中!?万葉集草木58.ウツギ ポスト ウツギ(空木、学名:Deutzia crenata)は日本、中国原産で、アジサイ科ウツギ属の耐寒性落葉低木です。ウノハナ(卯の花)とも呼ばれます。ウツギとは茎の中が空という意味で付けられました。初夏に、多数の小さな白い五弁花を咲かせます。花言葉は「古風」です。 万葉集 第18巻 4091番歌 作者:大伴家持、登場する花の万葉集名:宇能花(ウノハナ) 題詞:獨居幄裏遥聞霍公鳥喧作歌、天平感宝1年5月10日に詠んだ歌 西暦749年5月30日 原文 宇能花能 登聞尓之奈氣婆 保等登藝須 伊夜米豆良之毛 名能里奈久奈倍 読み 宇(卯)能(の)花能(の) 登(と)聞(も)尓(に)之(し)奈(な)氣(け)婆(ば) 保(ほ)等(と)登(と)藝(ぎ)須(す) 伊(い)夜(や)米(め)豆(づ)良(ら)之(し)毛(も) 名(な)能(の)里(り)奈(な)久(く)奈(な)倍(へ) ↓ 卯の花の 共にし鳴けば 霍公鳥(ほととぎす) いやめづらしも 名告(なの)り鳴くなへ。 意味 卯(う)の花が咲くと共に 鳴く霍公鳥(ほととぎす) なんとも興がありますね。名のりを上げてるみたいで。 詳しくはこちらへ ... 以下本文に続く ■関連ページ ホトトギスと絶賛共演中!?万葉集草木58.ウツギ かぎけん花図鑑 花日記2023年2月14日 fuzi特集 万葉集でよまれた草木 Other Articles12月4日の誕生花 山茶花、葉牡丹、スイバ12月4日の誕生花 サザンカ,ハボタン,スイバです。 サザンカ(山茶花、学名:Camellia sasanqua)は、日本固有種で、ツバキ科ツバキ属の常緑広葉中木です。花言葉は「ひたむきな愛」です。 ハボタン(葉牡丹、学名:Brassica oleracea var. sabellica)はヨーロッパ西部原産で、アブラナ科アブラナ属の耐寒性一年草(多年草)です。花言葉は「愛を包む」です誕生花 5月14日5月14日のお誕生日の方、おめでとうございます。 5月14日の誕生花は、シャクヤク(芍薬)と、オダマキ(苧環)(紫)です。 芍薬はボタン科ボタン属の多年草、苧環はキンポウゲ科オダマキ属の多年草です。 花言葉は、芍薬は「清浄」、苧環は「勝利」です。 ■花言葉 シャクヤク(芍薬)https://www.flower-db.com/ja/flower:1651 オダマチェリーセージのブログチェリーセージ(Cherry sage、学名:Salvia microph cv. Hot Lips)は赤白覆輪の可愛らしい唇形の花を咲かせる観賞用常緑低木です。学名は、サルビア・ミクロフィラです。では、何故、英名に「チェリー」と付くのでしょうか。①花がサクランボのようだから、②根っこがサクランボ色だから、③葉がサクランボの匂いがするから。回答は、かぎけん花図鑑をご覧ください。珊瑚シリーズ 6.ツボサンゴ(壺珊瑚、ヒューケラ)珊瑚シリーズ 6.ツボサンゴ(壺珊瑚、ヒューケラ) 「珊瑚」と名が付く植物をご紹介するシリーズ ツボサンゴ(壺珊瑚、学名:Heuchera sanguinea)は、北米原産で、ユキノシタ科ヒューケラ属の常緑多年草(宿根草)です。学名のヒューケラ(Heuchera)の方が多く認識されているかもしれません。英名では、コーラル・ベル(Coral bells)と呼ばれ珊瑚の鐘という意味合いがあります。草南房総の花1 菜の花(Brassica rapa L. var. nippo-oleifera)南房総(みなみぼうそう)に行って来ました。房総半島と言えば、菜の花ですが、フラワーラインの道路脇の菜の花は全て刈り取られていました。残念! 千倉の花畑でようやく見ることが出来ました。 菜の花、2024年3月、南房総千倉 アブラナ(油花、学名:Brassica rapa L. var. nippo-oleifera)は、別名で、菜の花(なのはな、ナノハナ)、ハナナ(花菜)、ナバナ(菜花)、NHK朝ドラ「らんまん」花ら 22.ネバネバだね蔓紫NHK朝ドラ「らんまん」の花をシリーズ【かぎけん花日記】 ツルムラサキ(蔓紫、学名:Basella alba、Basella rubra)は、東南アジア原産で、ツルムラサキ科ツルムラサキ属の蔓性一年草です。蔓性で茎や蔓が紫色であること、紫色の果実が染料に使われたことが名前の由来です。江戸時代からあった植物で、観葉植物や染料などに用いられました。現在は、葉茎を食べる野菜として、福島県や宮城