生け花の花材 蔓梅擬 ポスト ツルウメモドキ(蔓梅擬、学名:Celastrus orbiculatus )とは、日本、朝鮮半島、中国の東アジア原産で、ニシキギ科ツルウメモドキ属の落葉蔓性落葉低木です。 日本では、北海道〜沖縄の山野の林縁に自生します。 蔓長は2~5mになります。葉には1-2cmの葉柄があり、長さ5~13cm、幅3~10cmの広卵形で葉縁に細かい鋸歯があり互生して付きます。 葉色は最初、緑色ですが、秋に黄葉します。 雌雄異株です。5月〜6月に葉腋から出た集散花序に薄黄緑色の星型の小花を1-7個咲かせます。 秋に果実が黄色く色づき、その後皮が3つに割れて、中から仮種皮に被われた赤い種子が現れます。小さな果実の周りに小さな萼片が葉のようについています。 ツルウメモドキ(蔓梅擬)は生け花によく使われます。 花言葉や、詳細は本文をご参照ください。 ■関連ページ ツルウメモドキ(蔓梅擬、学名:Celastrus orbiculatus ) 特集 橙色い果実 生け花の花材 蔓梅擬 かぎけん花図鑑 花日記2024年10月18日(金) #ツルウメモドキ #橙色の実 #生け花 #Ikebana Other Articles桜1-ピンクのモヤモヤはひょっとして? 万葉集草木52.サクラ(寒緋)サクラ(桜、学名:Prunus)は、バラ科サクラ属の落葉小高木です。菊と共に日本の代表花の一つです。春に、薄桃色の霞のような花を咲かせます。桜は万葉集でも詠まれています。 万葉集 第10巻 1872歌 作者:作者不詳 題詞:詠花 万葉名:櫻花(画像は寒緋桜) 原文 見渡者 春日之野邊尓 霞立 開艶者 櫻花鴨 よみ 見渡(せ)者(ば) 春日之(の)野邊(野辺)尓(に) 霞立(ち) 開(咲き)艶秋の花 1. 山上憶良さんが決めた 秋の七草 秋の七草ショート動画> 上の▲をクリックしてください。 秋の七草には、秋に咲く花の中から山上憶良が万葉集の短歌で詠んだ七種が選ばれました。 「萩の花 尾花 葛花 なでしこが花をみなへし また 藤袴 朝顔が花 万葉時代の花名と現代の花名で違っているものがあります。詳しくは下記をご覧ください。 こちらでご紹介しています。 ■関連ページ 秋の花 1. 山上憶良さんが決めた 秋の七花ら96. 最愛の奥様の名前から 寿衛子笹 NHK朝ドラ「らんまん」花シリーズ【かぎけん花日記】 スエコザサ(寿衛子笹、学名:Sasaella ramosa var. suwekoana)は、日本固有種でイネ科アズマザサ属の(半)常緑多年生草本です。アズマザサ(東笹、学名:Sasaella ramosa)の変種です。 宮城県以西の山地に自生します。スエコザサの特徴は葉の縦半分が裏側に反り返って皴になることです。 牧野富太郎博士が仙台市【和代さんの庭】紫の舞 【和代さんの庭】ムラサキノマイ(紫の舞) 和名では、ムラサキノマイ(紫の舞)と呼ばれますが、学名をオキザリス ・トライアングラリス(Oxalis triangularis)と言います。カタバミの一種で、葉色が紫色をしたブラジル産のレグネリー種です。花名はまだあり、 インカノカタバミや、カラスバオキザリス(烏羽オキザリス)、サンカクバオキザリス(三角葉オキザリス) とも言われます。花は小さく2月7日の誕生花 忘れな草、ヒアシンス、梅2月7日の誕生花は、ヒヤシンス,ウメ,ワスレナグサです。 ワスレナグサ(忘れな草、勿忘草、学名:Myosotis scorpioide) は、ヨーロッパ原産で、ムラサキ科ワスレナグサ属の常緑多年草(一年草扱い)です。 花言葉は「真実の愛」です。 ヒアシンス(ヒヤシンスとも言う。Hyacinth、学名:Hyacinthus orientalis)は 地中海沿岸原産で、キジカクシ科ヒアオンシジュームのブログ英名だと、Oncidiumですが、カタカナにすると、オンシジュームだったり、オンシジュウム、または、オンシジウムと幾つかの表記が出来てしまいます。 いっそ、日本名の「スズメラン(雀蘭)」や、「ムレスズメラン(群雀蘭)」の方が良いかと言うと、一般的でもないようです。いまいちピンと来ません。 皆様、「スズメ蘭」と急に言われて、この蘭を思い浮かべますか? しかし、同属に、茶色い花を咲かせる品