ナス科の怖い植物4 マンドレイク(Mandrake) ポスト マンドレイク(Mandrake、学名:Mandragora officinarum、マンドラゴラ・オフィシナラム、または、マンドラゴラ・オフィシナルム)とは、地中海周辺地域原産で、ナス科マンドラゴラ属の多年生草本植物です。英名では、European Mandrake(ヨーロピアン・マンドレイク)、Mandragora(マンドラゴラ)、恋茄子(果実、「旧約聖書」「創世記」による)と呼ばれます。マンドレイクには4種類あり、その内3種が薬用となるとされます。本品種はそのうちの一つで、春咲き品種(spring mandrake)、人型の根が「強い男」との見立てから付けられました。 根を引き抜く際に、そこに住む悪魔が叫び声をあげ、その声を聴いたものは錯乱、または絶命するとされ、中には人間が引き抜く代わりに犬を使い、売買の際には犬の死体を添えて本物であることを証明したということもあったらしい。 薬草・毒草としての歴史は長く、旧約聖書や、古代ギリシア時代から使われ、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」や「ハリーポッターと秘密の部屋」にも登場します。 詳細と花言葉は本文をご参照下さい。イラストは、有紀@kagikenです。 ■関連ページ マンドレイク(Mandrake、学名:Mandragora officinarum) ナス科の怖い植物4 マンドレイク(Mandrake)かぎけん花図鑑 花日記2024年7月2日(火)、 特集 毒草(有毒植物)Location: Illust:Yuki @Kagiken (Science&Technology Inst.co.,Tokyo ) Other Articles6月19日の誕生花は、赤いバラと、バラの蕾 6月19日の誕生花は、赤いバラと、バラの蕾です。 「赤い薔薇、蕾」ということで、魅惑的な赤薔薇「ガルテンツァウバー(Gartenzauber)」をご紹介します。 この ガルテンツァウバー(Gartenzauber)という名前を遡ると、ペストが流行した今から650年程前にイタリアで書かれた短編集「デカメロン(The Decameron)Decameron」とは、ドイツ語で、デカは「Deca(10)誕生花 6月4日6月4日の誕生花は、ピンクのカスミソウ(霞草)です。花言葉は、「清らかな恋 」です。 霞草と言えば白を思い浮かべますが、ピンクの霞草もあります。代表的なものに、 ジプソフィラ・ムラリス(Gypsophila muralis、学名:Gypsophila muralis)、ジプソフィラ・ムラリス 'ジプシーピンク'(Gypsophila muralis、 'gipsy pink'、学名:Gエパクリス・ロンギフローラのブログヒースと言えば、エミリーブロンテ著「嵐が丘」の舞台となったヒースの丘を思い浮かべますが、本日の花も、英名では Fuchsia Heath(フューシア・ヒース、又は、フクシア・ヒース)と呼ばれます。 エパクリス・ロンギフローラ(学名:Epacris longiflora)と学名で呼ばれるこの植物は半蔓性常緑小低木で枝が自由に広がり藪状に茂ります。枝には小さな三角形の固い葉が付き、葉先に鋭い突起11月25日の誕生花 スモークツリー、漆11月25日の誕生花は、スモークツリー,ウルシです。 スモークツリー スモークツリー(Smoke tree、学名:Cotinus coggygria)は欧州南部、ヒマラヤ、中国南部原産で、ハグマノキ属の落葉低木または小高木です。花言葉は「賢明、煙に巻く」です。 ウルシ ウルシ(漆、学名:Toxicodendron vernicifluum)は、中国、インド原産で、ウルシ科ウルシ属のテコマンテ・デンドロフィラのブログ再び、本日は温室の花を取り上げます。これは、私の大好きな京都府立植物園温室で咲いていたテコマンテ・デンドロフィラ(学名:Tecomanthe dendrophylla)という熱帯蔓性の花です。 テコマンテ・デンドロフィラは、ニューギニア原産で、ノウゼンカズラ科テコマンテ属の蔓性常緑木本で、太くて長い蔓で他の植物に巻き付きながら成長します。古い蔓の葉腋から総状に花を咲かせます。 花は漏斗6月21日の誕生花 待宵草6月21日の誕生花は、マツヨイグサです。 マツヨイグサ マツヨイグサ(待宵草、学名:Oenothera stricta)は南米原産でアカバナ科マツヨイグサ属の常緑多年草です。夕方から朝に、黄色い一日花を咲かせます。花言葉は「無言の愛情」です。 誕生花6月21日かぎけん花図鑑 https://www.flower-db.com/ja/blog/2020-06-21/914