ムレチドリ(群千鳥) ポスト 和名の一部に「鳥名が付く花」です。 ムレチドリ(群千鳥、Stenoglottis cv. (fimbriata×longifolia)とは、南アフリカ原産で、ラン科ステノグロティス属の「ステノグロティス」の非耐寒性常緑多年草である「フィンブリアータ種(S. fimbriata)」と「ロンギフォリア種(S. longifolia)」との種間交雑種です。別名で「ウズラバムレチドリ(鶉葉群千鳥)」と呼ばれるのは、葉に鶉の模様のような黒点が入ることに拠ります。 草丈は15~30cmです。葉はロゼット状で、葉色は、上述したように、緑地に鶉の卵のような黒点が入り、葉身長は10-20cmの槍形で、葉縁には波状鋸歯があり互生して付きます。 9月~10月に、花茎先端から20cmほどの総状花序を伸ばし、ラン形で花径1~1.2cmの千鳥に似たピンクの小花を15~20個程付けます。 唇弁は細長く白~淡紅色地に濃紅色の斑点2列して3段ほど並び先端は3深裂して、さらにその裂片が2つに裂けます。 温室で鉢植えにされます。 ■関連ページ ムレチドリ(群千鳥、Stenoglottis cv. (fimbriata×longifolia)、 特集 鳥名が付く花一覧 ムレチドリ(群千鳥、Stenoglottis cv. (fimbriata×longifolia)かぎけん花図鑑 花日記2024年9月1日(日) Other Articles花日記【特集12月】黄色花12月に咲く黄色い花で、かぎけん花図鑑に収められているものは60品種でした。 11月同様、キク科やラン科の花が多いです。 椿は、通常、赤・白・ピンクが多いですが、黄色花を咲かせる品種は少なく、キンカチャ(金花茶、Camellia chrysantha)が咲いているだけです。 パンジーやビオラは、寒い時期から、春までと長期間咲き続け花壇を賑わせてくれます。 ■関連ページ 【特集】12月の黄色い花 11月29日の誕生花 ベゴニア、茶の木11月29日の誕生花は、ベゴニア,チャです。 ベゴニア ベゴニアは南米原産で、シュウカイドウ科シュウカイドウ属の非耐寒性一・多年草です。花言葉は「永遠の栄」です。代表品種には以下があります。 ベゴニア・センパフローレンス エラチオール・ベゴニア 球根ベゴニア チャ チャ=チャノキ(茶の木、学名:Camellia sinensis)は、台湾や中国原産で、ツバキ科瑠璃花笠擬のブログ爬虫類にはガビアルモドキという大型のワニや、ヒョウモントカゲモドキ(蜥蜴)、スッポンモドキ(鼈)という〇〇モドキがいます。 同様に、植物にも○○モドキと呼ばれるものがあります。例えば、サルオガセモドキとか、本草のルリハナガサモドキ(瑠璃花笠擬)があります。 ルリハナガサモドキ(瑠璃花笠擬)は、ルリハナガサ(瑠璃花笠)と似ていることから名付けられました。実際には、本種より、別種で赤紫色花アングロカステのブログ アングロカステ(Angulocaste)は、FBの「かぎけん花図鑑」の顔写真になっているラン科の花です。 黄色い揺り籠の中に赤ん坊がいるような蘭ということで揺り籠蘭(Cradle Orchid、Cradleはゆりかご)、チューリップのような蘭ということで(Tulip Orchid)とも呼ばれます。この蘭は2種類のランを交雑した園芸品種で、良いとこ取りを狙って成功した例と言えましょう。 良いショート動画「世界の国花ときどき国樹」3 南米編(ショ動10)「世界の国花ときどき国樹」南米編動画1分 「世界の国花ときどき国樹」のショート動画をおおくりします。 これは、「世界の国花ときどき国樹」を各大陸―北米、中米、南米、太平洋、アジア、中東、欧州、アフリカーごとに分けて、1編1分以内に収まる動画としたものです。各大陸毎に、6~8国の国花を紹介しています。 第3回目にあたる今回は、南米編のご紹介です。南米編には、ブラジル、アルゼンチン、ボリビア、パ霍公鳥は来たのに🐦万葉集草木シリーズ87.山藤ヤマフジ(山藤、学名:Wisteria brachybotrys)は、日本固有種でマメ科フジ属の蔓性落葉木本です。西日本の山地に自生します。フジには、このヤマフジ(W. brachybotrys)と、ノダフジ(野田藤、学名:Wisteria floribunda)があります。。万葉集で藤を詠った歌があります。 万葉集 第10巻 1991番歌 作者:作者不詳 題詞:寄花 原文 霍公鳥 来鳴動 岡