オオベンケイソウ(大弁慶草) ポスト 綺麗な花を咲かせる多肉植物 オオベンケイソウ(大弁慶草、学名:Hylotelephium spectabile)とは、中国・朝鮮半島原産でベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属の帰化植物の多年草です。日本へは明治中期に渡来しました。 地下茎が太く、横に拡がります。草丈は、30~80cmで、茎は直立します。草幅は30~100cmになります。 葉柄は無く、葉質は肉厚で、長さ5cmの楕円形、葉縁に低い鋸歯があり、対生あるいは3枚輪生に付きます。 8~10月に、花茎から長さ15cmの散形花序を伸ばし、薄桃色又は白い5弁花を咲かせます。花弁より長い雄蕊が目立ちます。花後に成る果実は袋果です。 花名の由来 属名の「Hylotelephium」は、ラテン語の「Hyle(森の)」+「telephion(ベンケイソウ)」の複合語です。 種小名の「spectabile」とは、「派手な」と言う意味です。 ベンケイソウの害虫「ベンケイソウスガ」 ベンケイソウ科の仲間ーオオベンケイソウ、ベンケイソウにミセバヤ、キリンソウなどには、ベンケイソウスガと呼ばれる蛾に食害されて花や葉が枯れてしまうことがあります。 ■関連ページ オオベンケイソウ(大弁慶草、学名:Hylotelephium spectabile) オオベンケイソウ(大弁慶草、学名:Hylotelephium spectabile)かぎけん花図鑑 花日記2024年8月31日(土) サボテン・仙人掌・多肉植物 Other Articles誕生花 8月14日 センニチコウ(暫定的)誕生花 8月14日は、△センニチコウです。 センニチコウ センニチコウ(千日紅、学名:Gomphrena globosa)は、ヒユ科センニチコウ属の一年草です。細い枝先にボンボンのような可愛らしい丸い赤や白い花をつけます。この花のように見えるものは、実際には小苞です。花はほとんど見えません。切花、仏花、鉢植え、花壇に植えられます。乾燥しても色褪せしないので、ドライフラワー、ポプリとしても使9月16日の誕生花 竜胆、折り鶴蘭9月16日の誕生花 リンドウ,オリヅルランです。 オリヅルラン(折鶴蘭、学名:Chlorophytum comosum)は、南アフリカ原産で、キジカクシ科の耐寒性常緑多年草です。花言葉は「祝賀」や、「子孫繁栄」です。 リンドウ(竜胆、学名:Gentiana scabra)は、日本・朝鮮半島・中国原産で、リンドウ科リンドウ属の落葉性多年草です。 花言葉は「正義と共に、勝利を確信する」誕生花 8月26日 スイセンノウ誕生花 8月26日は、△スイセンノウです。 スイセンノウ スイセンノウ(酔仙翁、学名:Lychnis coronaria)は、南ヨーロッパ原産で、ナデシコ科センノウ属の常緑多年草です。 ロゼット状の葉の中央から花茎を出し多数分枝して茎先に花を咲かせます。葉茎には細毛が生えているので、シルバーグレーのビロードの様に見えます。 学名から、リクニス・コロナリア、葉茎がフランネルのように世界の国樹 SN セネガル世界の国樹 SN セネガル かぎけん花図鑑花日記2022年7月22日 セネガルはアフリカ西海岸に位置する国で首都はダカール(Dakar)です。あの「パリ~ダカール・ラリ」ーのゴール地点として有名ですね。また、セネガルには、バラ色の湖「ラックローズ(lac Rose)」があります。塩分濃度が海水の10倍あるので普通の生物が繁殖しにくいため、特殊な赤い藻類が大繁殖した結果できた湖です。乾季になるとエキナセア・プルプレアのブログエキナセア・プルプレアは、ボールのような花が切花やフラワーアレンジメントなどでよく見かけます。これは、周辺のひらひら(舌状花)を取って、中央の筒状花を残したものです。古の欧米の人々は薬効を利用して切り傷やのどの痛み等に使ったようです。今でもハーブティに利用されています。花言葉は、薬効から、.....レウィシアのブログレウィシア 'エリーゼ'(Lewisia Erice、学名:Lewisia cotyledon)は、北米の高山地帯原産で、スベリヒユ科レウィシア属の耐寒性常緑多年草です。従来のレウィシア(Lewisia)と異なり四季咲き(最盛期は、4月〜11月)です。和名は、イワハナビ(岩花火)です。高山の過酷な自然に耐えて生活しているので丈夫で草丈が低いです。