7月5日の誕生花、イングリッシュラベンダー(English lavender)
7月5日の誕生花は、ラベンダーとハマナスです。
ラベンダーとサルビアの違い


左:ラベンダー(lavender)は葉が細い、
右:サルビア(Blue salvia)は葉が幅広い
ラベンダー(lavender)とサルビア(Blue salvia)は、同じシソ科で似ています。ラベンダーは葉が細長く灰緑色で芳香がありますが、 サルビア(salvia)は葉が長楕円形で緑色で芳香はありません。
イングリッシュラベンダーは、ラベンダーの代表品種で、食用花ともなります。
イングリッシュラベンダー(English lavender、学名:Lavandula angustifoliato)とは、地中海沿岸〜インドなどの西アジア原産で、
シソ科ラベンダー(ラバンデュラ)属の半耐寒性小低木で代表的なハーブです。
別名で、ラベンダー(Lavender)、コモン・ラベンダー、真正ラベンダー(True lavender)、ラベンダー・アングスティフォリア(Lavender angustifolia)、タスマニアンラベンダー(Tasmanian Lavender)と呼ばれます。
古代ローマ時代から浴湯剤として用いられ芳香と治療に役立てられています。
春〜夏に開花し、香料を採ったり切花や鉢植えで楽しみます。
樹高は、30〜130 cmです。
葉は緑色の線形で、対生または輪生に付きます。
5月〜8月に花茎から高さ5 cm程の穂状花序を伸ばし、青紫色の花径1 cm程の唇型の小花を一花序に10〜20個ずつ付けます。
花穂から精油が採取されます。
ラベンダーの中でも、このイングリッシュラベンダーは、特に耐寒性に優れ薬効成分が最も多く含まれ、深い芳香があることから、英国風庭園の必須アイテムとなっています。
高温多湿にはやや弱いので、日本では風通しのよい場所に置く必要があります。花茎が長いので、ドライフラワーやリース作りに向いています。
左:おかむらさき、 右:濃紫早咲き
左:はなもいわ、 右:ようてい
イングリッシュ系の園芸品種にはファーム富田で育種されている「おかむらさき」や「濃紫早咲」、「はなもいわ」、「ようてい」があります。
このイングリッシュ系の他、ラベンダーの栽培種には、ラバンディン系や、フレンチ系が多く、それらの交配種も多数育種されています。
花名の由来
Lavandula(ラバンデュラ)とは、「洗う」という意味です。
花言葉
「期待」
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7月5日の誕生花、イングリッシュラベンダー(English lavender、学名:Lavandula angustifoliato)かぎけん花図鑑 花日記2025年7月5日(土)
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