5月27日の誕生花、マトリカリア(Matricaria)
5月27日の誕生花、マトリカリア(Matricaria)
マトリカリア(Matricaria、学名:Tanacetum parthenium)とは、ユーラシア大陸西部原産で、キク科ヨモギギク属(タナセツム属)の常緑性多年草です。
別名で、ナツシロギク(夏白菊)、イヌカミツレ、英名ではフィーバーヒュー(Feverfew) とも呼ばれます。
原産地のバルカン半島やコーカサス地方では、岩場の斜面や道端などの日当たりの良い場所に自生します。
草丈は、15~30 cm(矮性種)から、100 cm(高性種)まであります。
茎は上部で多数分枝し、初夏~夏に、茎先に小さな頭花を沢山咲かせます。
5月~7月に、花茎から複合集散花序または、散房花序を伸ばし、白い舌状花と黄色い筒状花から成る直径1~2 cmのカモミールに似た小花を咲かせます。
花色には、白や黄色、白と黄色の複合色があります。
花の咲き方には、「フィーバーヒュー(feverfew;)」と呼ばれる一重咲きや、八重咲き、ポンポン咲き、アネモネ咲きなどの変わり咲き品種があります。
花名の由来
和名の「マトリカリア(Matricaria)」とは、以前、ジャーマンカモミール(German chamomile、学名:Matricaria recutita)等と同じ「Matricaria」属(シカギク属)に入っていた名前の名残です。
属名の「Tanacetum」は、ギリシャ語の「athanasia(不死)」から派生した言葉で、花持ちが良いことから。
種小名の「parthenium」は、ギリシャ語の「parthenos(乙女)」が語源です。
花言葉
「鎮静」「集う喜び」
ヨモギギク属の種類
同属のヨモギギク属には、以下があります。
マトリカリア(Matricaria、学名:Tanacetum parthenium)、
ヨモギギク(蓬菊、学名:Tanacetum vulgare)、
エゾノヨモギギク(蝦夷の蓬菊、学名:Tanacetum vulgare var. boreale)、
シルバーレース(Silver lace、学名:Tanacetum ptarmiciflorum)
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5月27日の誕生花、マトリカリア(Matricaria) かぎけん花図鑑 花日記2025年5月27日(火)
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