マトリカリア
- 花名マトリカリア
- 学名Tanacetum parthenium
- 別名ナツシロギク, イヌカミツレ, フィーバーヒュー, Feverfew, Matricaria
- 原産地ユーラシア大陸西部
- 開花場所庭, 切り花・生け花, 鉢花
- 開花期5月, 6月, 7月
- 花言葉「鎮静」「集う喜び」
マトリカリアとは
5月27日の誕生花、マトリカリア(Matricaria)
マトリカリア(Matricaria、学名:Tanacetum parthenium)とは、ユーラシア大陸西部原産で、キク科ヨモギギク属(タナセツム属)の常緑性多年草です。
別名で、ナツシロギク(夏白菊)、イヌカミツレ、英名ではフィーバーヒュー(Feverfew) とも呼ばれます。
原産地のバルカン半島やコーカサス地方では、岩場の斜面や道端などの日当たりの良い場所に自生します。
草丈は、15~30 cm(矮性種)から、100 cm(高性種)まであります。
茎は上部で多数分枝し、初夏~夏に、茎先に小さな頭花を沢山咲かせます。
5月~7月に、花茎から複合集散花序または、散房花序を伸ばし、白い舌状花と黄色い筒状花から成る直径1~2 cmのカモミールに似た小花を咲かせます。
花色には、白や黄色、白と黄色の複合色があります。
花の咲き方には、「フィーバーヒュー(feverfew;)」と呼ばれる一重咲きや、八重咲き、ポンポン咲き、アネモネ咲きなどの変わり咲き品種があります。
花名の由来
和名の「マトリカリア(Matricaria)」とは、以前、ジャーマンカモミール(German chamomile、学名:Matricaria recutita)等と同じ「Matricaria」属(シカギク属)に入っていた名前の名残です。
属名の「Tanacetum」は、ギリシャ語の「athanasia(不死)」から派生した言葉で、花持ちが良いことから。
種小名の「parthenium」は、ギリシャ語の「parthenos(乙女)」が語源です。
花言葉
「鎮静」「集う喜び」
ヨモギギク属の種類
同属のヨモギギク属には、以下があります。
マトリカリア(Matricaria、学名:Tanacetum parthenium)、
ヨモギギク(蓬菊、学名:Tanacetum vulgare)、
エゾノヨモギギク(蝦夷の蓬菊、学名:Tanacetum vulgare var. boreale)、
シルバーレース(Silver lace、学名:Tanacetum ptarmiciflorum)
一般名:マトリカリア(Matricaria)、
学名:Tanacetum parthenium、
又名:ナツシロギク(夏白菊)、イヌカミツレ、フィーバーヒュー(Feverfew)、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類キク目キク科ヨモギギク属(タナセツム属)、
生活型:多年草、
原産地:ユーラシア大陸西部、
草丈:15~30 cm(矮性種)~100 cm(高性種)、
茎:直立、枝分かれ、
主根:短い、
葉質:葉に芳香あり、葉形:2回羽状複葉、小葉形:卵形、葉身長:5~7cm、葉幅:4~4.5cm、葉色:淡黄緑色、葉縁:鋸歯、葉序:互生、
開花期:5月~7月、花序形:複合集散花序/散房花序、花冠形:頭花(白い舌状花+黄色い筒状花)、花色:白/黄色、花径:1~2 cm、
花の咲き方:一重咲き、八重咲き、ポンポン咲き、
結実期:7-8月、果実型:痩果、
用途:鉢植、庭植え、切り花、薬用ハーブ、薬草(解熱や鎮痛効果、防虫効)、染料、入浴剤、
特徴:成長が早い。
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5月27日の誕生花、マトリカリア(Matricaria) かぎけん花図鑑 花日記2025年5月27日(火)
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