南房総の花8 アイスランドポピー(Iceland Poppy)

アイスランドポピー(Iceland Poppy、学名:Papaver nudicaule)は、シベリア~ヨーロッパ 原産で、ケシ科ケシ属の耐寒性・非耐暑性多年草(園芸上は秋蒔き一年草)です。別名で、シベリアヒナゲシ(Siberia雛罌粟)、とも呼ばれます。草丈は25~40 cmで、茎は分枝しません。葉にはうぶ毛があるので白緑色に見えます。葉は長さ3~15 cmの羽状複葉で小葉は卵形をしており葉縁に鋸歯が有ります。
3月~6月に花茎を伸ばし、先端に産毛のある蕾を付けます。蕾は最初は俯きかげんですが開花時になると上を向いて薄い紙質の花を咲かせます。4弁花から成るカップ型の花は直径6~10 cmで、花色は、白・黄・桃・赤・橙のパステルカラーをしています。雄蕊が多数あります。花の中心にある雌蕊や雄蕊は明るい黄色をしています。開花時に2枚ある萼片は落下します。花後に成る果実は球形または円柱状の蒴果です。用途は、鉢植えや、庭植え、切り花です。残念ながら、全草に毒があります。ポピーの中では一番早く開花し、花色も豊富で人気があります。 野生種は白や、黄色の一重ですが、園芸品種には赤や橙、桃、薄黄、八重咲き品種もあります。切り花でも日持ちします。


花言葉


全体の花言葉は「喜び」、赤は「慰め」や「感謝」、橙色は「思いやり」、黄色は「私が勝つ」、白は「眠り」や「忘却」

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アイスランドポピー(Iceland Poppy、Papaver nudicaule)
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