厚葉君が代蘭のブログ

アツバキミガヨラン(厚葉君が代蘭、Yucca gloriosa)は、刀剣状の葉が根元から放射状に叢生し、中央から花茎が高く伸びて側枝を多数出しそれぞれに白い鐘形の花をどっさり咲かせます。昔は学校の校庭に植えられていましたが、今はどうなのでしょう。広い場所を占有することと、鋭い葉が栽培のネックとなっているかもしれません。

危険物という点では、同様に、年始の松飾りがあります。松飾りには先端を切った竹を使用しますが、先端が、以前はシャキーンと斜めに切断されていましたが、現在は節の真上で水平に切断されることが多く、往時の清新さが減少しています。これは、松飾りが、万一倒れて人に危害を与えることを避けるための対策ですが、それと同様、このランも危険物と見做されている可能性があります。

本題に戻ると、「君が代」という大きな花名を背負ったこの花は、春、秋の2度咲きで、今、秋の部が咲いています。

アツバキミガヨラン(厚葉君が代蘭、学名:Yucca gloriosa)や、これと似た「キミガヨラン(君が代蘭、学名:Yucca recurvifolia)に関しての情報は、引き続き、かぎけん花図鑑をご覧ください。

  • アツバキミガヨラン
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