オオムギ

Hordeum vulgare

万葉集でよまれた草木

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  • 花名
    オオムギ
  • 学名
    Hordeum vulgare
  • 別名Barley, 大麦, ハダカムギ, Hordeum vulgare
  • 原産地中央アジア
  • 開花場所
  • 開花期1月, 2月, 3月, 4月, 5月
  • 花言葉繁栄

オオムギとは

NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」の主題歌「麦の唄」(中島みゆき作詞・作曲・歌)の「麦」とは、「大麦」のことで、この番組に登場する「マッサン」とは日本で最初に一級ウィスキーを作ったニッカウイスキーの創業者です。ニッカ製ウイスキーの有名なラベルには、片手に大麦、もう片手にウィスキーグラスを持った髭の男性がデザインされています。ピュアウィスキーの原料には、大麦麦芽のみが使われるからです。


大麦とはどんな植物か


オオムギ(大麦、学名:Hordeum vulgar)は、トルコやイランなどの中央アジア原産で、イネ科の越年性穀物です。英名では、Barleyや、Hordeum vulgare、和名では、ハダカムギ(裸麦)とも呼ばれます。でん粉が多く含まれ食用として栽培された世界最古の作物です。食物繊維は白米の30倍程あります。
直立した茎に、線形や披針形の枝葉が互生して付けます。春に茎先から穂状花序を伸ばし緑色の花を咲かせます。花は、中軸の両側に小穂が3個ずつ交互に編み目のように付きます。
小穂には一花が咲きます。栽培品種には、頴果の列数により「六条大麦」(頴果が6列ある)や、四条、二条麦があります。
頴果は食用や、ビール・味噌、生薬「大麦」の原料となり、稈は帽子に、草本は生け花にも使われます。
花言葉は「繁栄」です。

万葉集でよまれた「大麦」原文


作者未詳 第十二巻
木巨木若越尓 麦咋駒乃 雖詈 猶戀久 思不勝焉

読み


馬柵(ませ)越し 麦食む駒の 罵(の)らゆれど、猶(なほ)し恋しく、思ひかねつも

意味


柵越しに 麦を食べる馬が 怒られるように(私も怒られるけど) やっぱり恋しくて 恋う思いに堪えきれないわ。

一般名:オオムギ(大麦) 、学名:Hordeum vulgare、別名:Barley、Hordeum vulgare 、分類名:植物界被子植物単子葉類イネ目イネ科オオムギ属オオムギ種、原産地:中央アジア、草丈:100〜120cm、葉色・穂色:緑、葉序:互生、葉形:線形や披針形、花色:緑色、出回り期:1月〜5月、用途:ビールの主原料、生花、麦飯。


  • イネ
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  • オオムギ
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  • 花のタイプ
    放射相称花
  • 花序
    穂状花序
  • 花冠
    小穂
  • 葉形
    線形
  • 葉縁
    全縁
  • 生活型二年性穀物
  • 花の色
  • 葉の色
  • 実の色茶 緑
  • 高さ100.0 ~ 120.0 cm
  • 花径0.1 ~ 0.2 cm

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