ヤマツツジ

Rhododendron kaempferi

ツツジ属シリーズ15.山躑躅

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  • 花名
    ヤマツツジ
  • 学名
    Rhododendron kaempferi
  • 別名
  • 原産地日本
  • 開花場所低山
  • 開花期4月, 5月, 6月
  • 花言葉「燃える思い」

ヤマツツジとは

ヤマツツジ(山躑躅、学名:Rhododendron kaempferi)は、日本原産で、ツツジ科ツツジ属の半落葉広葉低木です。日本の北海道~九州の低山の草原等に自生しています。樹高100~500 cmです。葉は楕円形、葉縁に鋸歯あり、互生して付きます。4月~6月に、総状花序を伸ばし、先端から漏斗状で先端5中裂した橙色を帯びた赤い花を咲かせます。雌蕊は1本、雄蕊は5本です。
オオヤマツツジ(大山躑躅、学名:Rhododendron transiens)と名前が似ていますが、それぞれ系統が異なります。。ヤマツツジを大きくしたものがオオヤマツツジではありません。オオヤマツツジはヤマツツジと比べると、樹高が低く、花色は紅紫色系が主体で、葉や花は大きく、雄蕊数が多いようです

ヤマツツジ(山躑躅、R. kaempferi)
 樹高:1~6m、雄蕊数:5本、花色:橙赤が主流で他と交配しやすいので多色、花より枝ぶりを観賞、花径:4~5cm。
オオヤマツツジ(大山躑躅、R. transiens)
 樹高:1~2m、雄蕊数:7~10本、花色:紫紅色が主流、花径:5~6cm、花を観賞、花後に展葉。

一般名:ヤマツツジ(山躑躅)、学名:Rhododendron kaempferi、分類名:植物界被子植物真正双子葉類ツツジ目ツツジ科ツツジ属ヤマツツジ種、樹高:100~500 cm、葉序:互生、葉形:楕円形、葉縁:鋸歯、花色:赤、花序形:総状花序、花冠形:漏斗状で先端5中裂、花径:4~5cm、開花期:4月~6月、雄蕊数:5、花柱:1、果実型:蒴果、結実期:8月~10月。


万葉集 第2巻 185番歌


作者:日並皇子宮舎人(草壁皇子の舎人)、題詞:皇子尊宮舎人等慟傷作歌、万葉名:イワツツジ


原文


水傳 礒乃浦廻乃 石上乍自 木丘開道乎 又将見鴨


訓読


水(みな)傳(伝ふ) 礒乃(の)浦廻(うらみ)乃(の) 岩上乍自(つつじ) 木丘(もく、茂く)開(咲く)道乎(を) 又将(またも)見む鴨(かも)

水(みな)伝ふ 礒(いそ)の浦廻(うらみ)の 岩つつじ  茂(もく)咲く道を またも見(む)かも)
 

意味


水辺の磯廻りの岩ツツジが生い茂り咲く道をまた見ることができだるろうか。


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  • ヤマツツジ
  • 花のタイプ
    放射相称花
  • 花序
    総状花序
  • 花冠
    漏斗形/トランペット形
  • 葉形
    楕円形
  • 葉縁
    鋸歯状
  • 生活型常緑広葉低木
  • 花の色赤 桃 白
  • 葉の色
  • 実の色
  • 高さ100.0 ~ 500.0 cm
  • 花径3.0 ~ 4.0 cm

ランダムな花