ハシドイ

Syringa reticulata

花名
ハシドイ
学名
Syringa reticulata
別名Syringa reticulata, Hashidoi, Japanese tree lilac, ドスナラ, 癩楢
原産地日本～朝鮮半島、中国などの東アジア
開花場所北海道, 公園, 街路、植栽
開花期6月, 7月

ハシドイとは

ハシドイ（学名：Syringa reticulata）は、日本～朝鮮半島、中国などの東アジア原産で、モクセイ科ハシドイ属の耐寒性落葉高木です。山野に自生します。
花はネズミモチやトウネズミモチに似ていますが、葉が大きく全く形が違います。
札幌の木に指定されています。初夏に、茎先から大きな円錐花序（花房）を伸ばし芳香の良い小さな白花を多数咲かせます。小花は筒状で先端が4裂します。花弁から雄蕊と雌蕊が突出します。

似た花

ハシドイは、和製ライラックと呼ばれ、ライラックは「ムラサキハシドイ（紫丁香花）」とも呼ばれます。そこで、ライラックと、ハシドイ（学名：Syringa reticulata）の写真を比較して載せました。ライラックもハシドイも、同じモクセイ科ハシドイ属なので同属の植物です。ハシドイは白花を咲かせ、ライラックは淡赤紫色（稀に白花もある）の花を咲かせ、ハシドイはライラックより1ケ月以上遅く開花し、樹高はライラックが5〜6mなのに対しハシドイは12〜15 mと2倍程高くなります。

は薄紅紫色の花を咲かせるライラック（左）、白花を咲かせるハシドイ（右）

一般名：ハシドイ、学名： Syringa reticulata 、分類名：植物界被子植物真正双子葉類シソ目モクセイ科ハシドイ属ハシドイ種、又名：Japanese tree lilac、ドスナラ（癩楢）、原産地：東アジア、環境：山野、生活型：落葉広葉高木、樹高：12〜15 m、葉形：先尖の広卵形、葉身長：4 - 8 cm、葉序：対生、葉柄：有、葉質：光沢・滑らか・硬い、花序形：円錐花序、花序長：15～25 cm、開花期：6月〜7月、花径：0.3-0.6 cm、花色：白、花冠形：筒状で先端4裂、果実型：蒴果、用途：公園樹、庭木、街路樹、ウェデイングブーケ、香水の原料、特徴：花に甘美な強い芳香、用途：街路樹、公園樹。