ディモルフォセカ
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ディモルフォセカとは
ディモルホセカ(Dimorphotheca、学名:Dimorphotheca sinuata)は、南アフリカ原産で、キク科ディモルフォセカ属の半耐寒性一年草です。
熱帯地方出身のため雨に弱く、また、曇天や夕方になると花を閉じる一日花です。
葉は単葉で、披針形~線形をしています。花弁に光沢のある黄や橙色、赤の暖色系の花を咲かせます。
似た花を咲かせる植物にアークトチス(Arctotis)がありますが、葉は羽状深裂し、綿毛があるため白っぽく見えます。
代表品種は、ディモルホセカ・シヌアタ(写真)で舌状花が黄橙、筒状花が焦茶色です。
その他、ディモルホセカ・プルウィアリスは白い舌状花で、花弁裏と筒状花が紫色をしています。
オステオスペルマムと似ています。
その違いは、以下となります。
花色はオステオスペルマム(Osteospermum)の方が豊富で、寒色が主で暖色もあります。ディモルホセカ(Dimorphotheca)は暖色系多いです。ディモルホセカ(Dimorphoeca)は一年草(日本では)ですが、オステオスペルマムは多年草です。オステオスペルマムは葉縁が全縁で花茎に葉が付きますが、ディモルホセカの葉には鋸歯があり葉が花茎に付きません。
一般名:ディモルホセカ(Dimorphotheca)、学名:Dimorphotheca sinuata、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類キク目キク科ディモルフォセカ属、
別名:アフリカキンセンカ(アフリカ金盞花)、原産地:南アフリカ、草丈:25~50 cm、
葉形:披針形~線形、頭状花序、花径:3~8 cm、開花期:3月~5月、舌状花の色:橙・黄・白(花弁の裏は紫)、
用途:花壇、切り花。