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オートグラフ・ツリー
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オートグラフ・ツリーとは
オートグラフ・ツリー(学名:Clusia rosea)とは、西インド諸島原産で、オトギリソウ科クルシア属の常緑小高木です。成長が早く、非常に固い木で、樹幹には多数のイボ状のぶつぶつがあります。肉厚の葉に文字や絵を書くことができ落葉するまで残ることで知られ、オートグラフ・ツリー(Autograph Tree)、Signiture Tree(シグネチャー・ツリー)と呼ばれます。薄桃色の花を咲かせ、花後に成る果実は熟すと星型に開き、中の粘ついた赤い種子を露出し落果、または鳥によって散布されます。鳥が食べた果実は他の樹上で発芽し多数の長い気根を出して寄生主に絡みつきついには絞め殺してしまうので絞め殺しの木と呼ばれ有害植物に指定されています。
一般名:オートグラフ・ツリー(Autograph Tree)、学名:Clusia rosea(クルシア・ロセア)、別名:クルシア(Clusia)、Signiture Tree(シグネチャー・ツリー)、マンゴスチンモドキ、分類名:植物界被子植物真正双子葉類キントラノオ目オトギリソウ科クルシア属、生息分布:西インド諸島、熱帯アメリカ、環境:場所を選ばず、樹高:5~10m、葉形:倒卵形から楕円形、葉序:対生、葉質:皮質、葉色:緑、葉身長:10~20cm、花色:白~薄桃→橙、花冠:6~10cm、花の出る場所:葉腋、花柄:短い、開花時間:夜間、開花期:周年、果実形:球形、果実径:0.6~0.8cm、種子色:赤、備考:既婚を出して寄生した植物を絞め殺す「絞め殺しの木」の一種、用途:公園樹。