カリン
11月1日の誕生花,国花:ミャンマー
- 花名カリン
- 学名Pseudocydonia sinensis
- 別名アンランジュ, 安蘭樹, 花梨
- 原産地中国
- 開花場所庭, 墓地・寺院, 公園
- 開花期3月, 4月, 5月
- 花言葉「努力」「唯一の恋」
カリンとは
11月1日の誕生花は、アケビ(木通、学名:Akebia quinata)とカリン(花梨、学名:Pseudocydonia sinensis)です。
カリン(花梨、学名:Pseudocydonia sinensis)とは、中国原産で、バラ科カリン属の耐寒性落葉高木です。
別名でクワズナシ(喰わず梨)、英名でChinese quince、寺社の境内に植えられる場合は、アンランジュ(安蘭樹)とも呼ばれます。
ミャンマーの国花です。
【特徴】秋に長円形の黄橙色をした果実が成りカリン酒にされる。花は春に桃色の花を咲かせる。
樹高は3〜12 mです。
葉は幅広の円形~楕円形で葉縁に鋸歯があり、互生して付きます。
3〜5月に桃色または白い花径2.5~3 cmの五弁花を咲かせます。
7月〜11月に緑〜黄い直径10 cm程の長円形~楕円形の果実を成らせます。果実に芳香があります。
用途は、砂糖漬けやジャム、カリン酒に加工して食用される他、咳止め薬としても使われます。
カリンとマルメロの違い
カリン(花梨、学名:Pseudocydonia sinensis)は、バラ科マルメロ属のマルメロ(marmelo、学名: Cydonia oblonga)と似ています。カリンの学名は、Pseudocydonia sinensis(プセウドキドニア)であり、属名は「Pseudo-(偽の)」+「cydonia(マルメロ属の)」となり、「偽マルメロ属の」という意味があります。似ている点は、同じバラ科であること、熟した果実が黄色く芳香があり砂糖漬けや果実酒に加工して食用となることです。違う点を以下に比較します。
●果実の違い

カリンの果実は楕円形で果皮は無毛(左) マルメロの果実は梨形で果皮に綿毛有り(右)
●葉縁の違い

カリンの葉縁には鋸歯有り(左) マルメロの葉縁は滑らか(全縁)(右)
●樹皮の違い

カリンの樹皮は滑らかで茶褐色、表皮は剥がれ雲紋状跡有り(左) マルメロの樹皮は灰褐色でゴワゴワ(右)
一般名:カリン(花梨)、
学名:Pseudocydonia sinensis(プセウドキドニア=Chaenomeles sinensis)、
国花:ミャンマー、
別名:アンランジュ(安蘭樹)、クワズナシ(喰わず梨)、Chinese quince、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類バラ目バラ科カリン属、
原産地:中国、
樹高:3〜12 m、樹皮:灰褐色でごつごつしている、
葉形:円形~楕円形、葉身長:5~10cm、葉序:互生、葉縁:鋸歯有、
開花期:3~5月、花色:桃色、白、花径:2.5~3 cm、花弁数:5、
果実観賞期:7月〜11月、果実の色:緑〜黄、果実径:10 cm、結実期:10月〜11月、果実形:長円形・楕円形。
■関連ページ
カリン(花梨、学名:Pseudocydonia sinensis)
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11月の誕生花
11月1日の誕生花 、アケビ(Akebi)とカリン(花梨)かぎけん花図鑑 花日記2025年11月1日(土)
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