ヤブガラシ

Cayratia japonica

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  • 花名
    ヤブガラシ
  • 学名
    Cayratia japonica
  • 別名ビンボウカズラ, 藪枯, 貧乏葛
  • 原産地東南アジア
  • 開花場所野原・畦道
  • 開花期6月, 7月, 8月, 9月

ヤブガラシとは

ヤブガラシ(枯らし、学名:Cayratia japonica)は東南アジア原産で、ブドウ科ヤブガラシ属の野生の蔓性多年草です。北海道~本州、四国、九州、沖縄の日本全国に分布し、道端や荒地、市街地の草地、庭に生息するタフな野草です。長い蔓を伸ばし接触した樹木やフェンスなどに巻きついて勢力を伸ばします。葉は先端が尖った卵型の小葉が5枚付いた鳥足状複葉で葉縁に鋸歯があり、枝に互生してつきます。夏に集散花序を伸ばし小花を多数付けます。花の構成は薄緑色の花弁が4枚、各先端に花被片を持つ薄緑色の雄蘂が4本、蜜を分泌する花盤の上にのった白い雌蘂が1本からなります。これらの小花が近くに集まって順番に花を咲かせます。雌蕊からはたくさんの甘い蜜を出しています。

ヤブガラシに昆虫がたくさん集まるわけ


蜜に蜂、蝶、蟻、雀蜂、花虻、蠅が集まってきます。ヤブガラシは蜜量が多く、蜜腺が露出しているので昆虫が蜜腺に接近しやすいので採蜜しやすいため多くの昆虫が集まります。花盤はめったに受精しませんが、受精すると橙色→桃色→橙→桃色と変化します。果実は球形で薄緑色から熟すと光沢のある黒になります。若芽は湯掻いて野菜としたり漢方薬の材料とされます。

ヤブガラシの駆除


ヤブガラシは種子や地下茎で大繁殖し他の植物に覆い被さり、光を浴びることが出来なくなった植物が枯れ死するので、別名でビンボウカズラ(貧乏葛)と呼ばれます。駆除の対象とされます。

一般名:ヤブガラシ(藪枯らし)、学名:Cayratia japonica、別名:ビンボウカズラ(貧乏葛)、分類名:植物界被子植物真正双子葉類ブドウ目ブドウ科ヤブガラシ属、原産地:東南アジア、生息分布:北海道〜九州の日本全国、生息環境:道端、市街地、荒地、草丈:200〜300cm、葉形:5枚の小葉からなる鳥足状複葉、葉序:互生、小葉形:先端の尖った卵形、葉縁:鋸歯、巻き髭、托葉有り、花序形:集散花序、開花期:6月〜9月、花色:薄緑、花径:0.5cm、花弁:薄緑で4枚、雄蕊:緑色4本、雌蘂:白色1個で蜜を分泌し花盤に乗る。花盤は受精すると橙色から桃色に変わる。蜜に集まる昆虫:蟻、雀蜂、蠅、果実:稀に結実する、果実形:球状、果実色:薄緑→艶やかな黒、繁殖:種子及び地下茎、用途:若芽を野菜や漢方薬に使用。


  • ブドウ
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  • 花のタイプ
    放射相称花
  • 花序
    集散花序
  • 花冠
    その他
  • 葉形
    その他
  • 葉縁
    鋸歯状
  • 生活型蔓性多年草の雑草
  • 花の色
  • 葉の色
  • 実の色緑 黒
  • 高さ200.0 ~ 300.0 cm
  • 花径0.5 ~ 0.5 cm

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