アスチルベ(Astilbe、学名:Astillbe ×arendsii or Astilbe×hybrida)とは、日本・中国・中央アジア原産で、ユキノシタ科チダケサシ属の耐寒性落葉多年草です。緑色の葉は2~4出羽状複葉で葉縁に鋸歯があり、茎の下部に互生してつきます。初夏に、細く強い茎から円錐花序を伸ばし、綿菓子のような花を咲かせます。和名のアワモリソウ(泡盛草)は、微小な花が無数について花序が泡を盛ったように見えことに拠ります。属名の Astilbe とは、ギリシア語の a(無い)+stilbe(輝き)からの造語で、 a+stilbe(輝きが無い)という意味です。これは、原種の葉に光沢が無かったことに拠ります。直射日光や水分不足に弱いです。アスチルベの仲間には、チダケサシ(乳茸刺)や、ハナチダケサシ(花乳茸刺)、アワモリショウマ(泡盛升麻)等があります。花言葉は「消極的なアプローチ」です。
一般名:アスチルベ(Astilbe)、学名:Astillbe ×arendsii or Astilbe×hybrida、別名:アワモリソウ(泡盛草)、ショウマ(升麻)、アケボノショウマ(曙升麻)、分類名:植物界被子植物真正双子葉類ユキノシタ目ユキノシタ科チダケサシ属アスチルベ種、原産地:日本・中国・中央アジア・アメリカ(園芸種)、草丈:20〜180cm、葉形:2~4出羽状複葉、葉縁:荒い鋸歯有、葉序:互生、花:両性花、放射相称、花序形:円錐花序、花序高:20〜30cm、開花期:5月〜9月、花色:桃・赤 ・白・紫、花弁数:4、5枚。