ヤブラン
- 花名ヤブラン
- 学名Liriope muscari
- 別名リリオペ, ノシメラン, Liriope, サマームスカリ, 藪蘭
- 原産地中国、日本
- 開花場所野原・畦道, 庭, 観葉植物
- 開花期6月, 7月, 8月, 9月, 10月
- 花言葉「忍耐」
ヤブランとは
ヤブラン（藪蘭、学名：Liriope muscari）は、中国、日本原産で、キジカクシ科ヤブラン属の常緑多年草です。藪や林内の日陰に自生します。 日本では一般家庭の庭で見られます。花名にランと付きますが、ラン科の植物ではありません。 別名で、ノシメランや、サマームスカリ、学名のリリオペ（Liriope）とも呼ばれます。
草丈は25〜50cmです。葉は、長さ30〜50cm、幅1 cm、葉色は緑色が一般的ですが、緑色地に縦状の細長い黄色いスジ（条斑）が入る園芸種「フイリヤブラン（斑入り藪蘭）」もあります。
初夏から秋に、藪で光沢のある細長い根生葉の間から、細い花茎を出し先端から穂状花序を伸ばし薄紫色の小花を多数咲かせます。果実は無毒で熟した実は生のまま食べらえｗます。用途は 主に庭植や公園植えですが、根の肥大した部分に滋養強壮や鎮咳、去痰、強心利尿などの薬効があるとされ民間療法に使われます。
■ヤブランの花名の由来
藪に生えてランに似ていることから。
■ヤブランの花言葉
日陰にも強いことから「忍耐」。
■同属(ヤブラン属)の花
ヒメヤブラン（姫薮蘭、学名：Liriope minor）は、ヤブランを小さくしたような植物です。
■異属(ジャノヒゲ属)ですが似た花
●ジャノヒゲ（蛇の髭、学名：Ophiopogon japonicus）―「大葉蛇の髭」より草丈が低く花も一回り小さい、白～薄紫色花、種子は深青色。
●オオバジャノヒゲ（大葉蛇の髭、学名：Ophiopogon planiscapus） ―「蛇の髭」より草丈が高く花も一回り大きい、白花、種子は濃灰色。
●オオバジャノヒゲ’コクリュウ’（大葉蛇の髭’黒龍’、学名：Ophiopogon planiscapus 'Kokuryu'）ー「大葉蛇の髭」の園芸品種、白～薄紫色花、葉が黒い、種子は濃灰色。
●ノシラン（熨斗蘭、学名：Ophiopogon jaburan ） ー「大葉蛇の髭」より草丈が高く、白花、種子は楕円形でコバルト色。
●ヤブラン（藪蘭、学名：Liriope muscari） ―「大葉蛇の髭」より草丈が高い、紫色花、種子は黒紫色。
一般名：ヤブラン（藪蘭）、学名：Liriope muscari（リリオペ・ムスカリ）、別名：リリオペ（Liriope）、ノシメラン、サマームスカリ、Big blue lily turf、分類名：植物界被子植物単子葉類キジカクシ目キジカクシ科ヤブラン属、原産地：中国、日本、根：細長く分枝する、根茎：短く木質で紡錘状に肥大、草丈：25〜50cm、根生葉、葉質：密生し皮質で厚みと光沢あり、葉色：濃緑色、または、緑色地に黄色い筋、葉形：線形、葉長：30〜50cm、葉幅：1 ～2cm、葉縁：鱗片状、花序形：穂状花序、花序長：25～40cm、花色：薄紫、多花性：3～８輪、花被片：６弁花、花冠長：0.5cm、開花期：6月〜10月、果実形：球形、果実色：黒紫色、果実径：0.7cm、用途：庭植え、根は漢方薬（鎮静効果、滋養強壮）、塊根は生薬の「麦門冬」。
- 目キジカクシ
- 科キジカクシ
- 属ヤブラン
- 種ヤブラン
- 花のタイプ放射相称花
- 花序穂状花序
- 花冠6弁花
- 葉形線形
- 葉縁全縁
- 生活型常緑多年草
- 花の色桃 紫
- 葉の色緑
- 実の色紫 黒
- 高さ25.0 ~ 50.0 cm
- 花径0.7 ~ 1.0 cm
