オリーブ

Olea europaea

らんまん植物, 国花:キプロス共和国、パレスチナ自治区の代表花

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  • 花名
    オリーブ
  • 学名
    Olea europaea
  • 別名Olive Tree, Olive
  • 原産地地中海沿岸や小アジア
  • 開花場所鉢花, 特定の地域
  • 開花期5月, 6月
  • 花言葉平和

オリーブとは

5月26日の誕生花

オリーブ(Olive、学名:Olea europaea)は地中海沿岸や小アジア原産で、モクセイ科オリーブ属の常緑広葉低高木です。日本の産地は香川県小豆島が有名です。「創世記」でノアの方舟から放たれた鳩がオリーブの葉を咥えて戻って来たことから、平和のシンボルとされます。国連旗の図案や、イスラエルやキプロスなどの国花とされます。主に果実を収穫することが目的で植えられます。
果実を絞って採取した油にはクロロフィル(葉緑素)が含まれ緑色をしています。オリーブオイルに含まれるオレイン酸は悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを維持する働きがあり、健康によいとされます。


オリーブの葉と花


葉は光沢のある緑色をしていますが、葉裏に毛が生え銀白色に見えます。初夏、キンモクセイに似た芳香のする多数の小花を総状花序に付けます。小花には乳白色の4深裂した合弁花冠と、1本の雌蕊、2本の雄蕊、4片の萼があります。


オリーブの果実

果実は、外果皮はクチクラ層、中果皮は可食部の果肉、内果皮は種子の入った硬核からなります。果実の果肉と種子にオリーブ油が含まれます。果実からオイルを採取する目的で紀元前200年頃から栽培されています。油の主成分はオレイン酸グリセライドで、スクワレン、ビタミンA、ビタミンE、葉緑素が含まれます。オレイン酸は動脈硬化の予防に効果があります。オイルは、植物油、化粧用や日焼け止め、ヘアリンス、薬などにも使われます。果肉は酢漬けにして前菜のピクルスになります。


オリーブの木

材は、褐色地に濃灰色の模様入りで美しく、耐磨耗力があります。地中海沿岸には樹齢千年を超える木が存在するほど寿命が長いですが、平成20年7月の国税庁税制改正 別表第四「生物の耐用年数表」に拠ると樹の耐用年数は25年とされます。

オリーブに関するデータ


一般名:オリーブ(Olive)、学名:Olea europaea Linn.、国花:パレスチナ、別名:Olive Tree、分類名:植物界被子植物双子葉植物綱シソ目モクセイ科オリーブ属オリーブ種、原産地:地中海沿岸、小アジア、生息分布:スペイン、シリア、トルコなどの地中海沿岸諸国、生活型:常緑広葉低高木、樹高:3〜15m、樹形:卵形、樹皮:灰緑色で瘤がある、葉長:4〜8cm、葉序:対生、葉色:緑(表)、銀白(裏)、葉形:卵形、葉縁:全縁、放射相称 序形:総状花序 開花期:5月〜6月、花色:白・薄黄、花序1つ当りの小花数:10〜30個、小花形:鐘状、花弁数:4枚、花径:0.5~1cm、雌蕊数:1本、雄蕊数:2本、繁殖方法:封媒花、結実期:10月〜12月、果実形:球形/長卵形(品種により異なる)、果実色:緑(幼果)→黄、赤(成熟期)→黒紫色(完熟)、用途:果実の利用の他、材は床板や彫刻、工作板用


オリーブに関する他の情報


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  • 花のタイプ
    放射相称花
  • 花序
    総状花序
  • 花冠
    鐘形
  • 葉形
    卵形
  • 葉縁
    全縁
  • 生活型常緑広葉低高木
  • 花の色
  • 葉の色
  • 実の色緑 黒
  • 高さ300.0 ~ 1500.0 cm
  • 花径0.5 ~ 1.0 cm

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