8月28日の誕生花、ゲッカビジン(月下美人)
ゲッカビジン(月下美人、学名:Epiphyllum oxypetalum)とは、メキシコ原産で、サボテン科クジャクサボテン属の半耐寒性・常緑多年草の多肉植物です。
英名で、Dutchman's Pipeと呼ばれます。
原産地では、熱帯域の森林に自生します。
草丈は、100~200 cmで、葉状茎を出します。
日本では6月~11月に、夜から翌朝にかけて、花径25 cm程の大輪花で光沢のある白花を咲かせる一夜花です。
原産地では、コウモリ「ヒメハナナガコウモリ(Leptonycteris yerbabuenae)や、メキシコハナナガサシオコウモリ(Leptonycteris nivalis)」などにより受粉が行われます。
日本では人工授粉で繁殖させています。
花や果実は、炒め物や、スープ、酢の物、ホワイトリカー酒のように食用となります。
コウモリとは、ネズミに羽を付けたような姿で、洞窟に巣を作り、空を飛ぶ夜行性の哺乳類です。種類は違いますが、下のような姿をしています。
これは、コウモリの一種の、オリイオオコウモリ(学名:Pteropus dasymallus inopinatus)です。
月下美人の花言葉
花言葉は「艶やかな美人」。
花言葉の由来は、純白の大輪を咲かせ、それを引き立てるように萼が周りを取り囲み、開花時に強烈な芳香を出すことに拠ります。
月下美人と孔雀サボテンの違い
本種は同属のクジャクサボテン(孔雀仙人掌)の白花と似ていますが開花時間や開花期間が異なります。
孔雀仙人掌は日中から咲き始めて長時間咲くのに対し、本種は夜間から咲き始め3時間程で萎んでしまいます。
一般名:ゲッカビジン(月下美人)、
学名:Epiphyllum oxypetalum、
別名:Dutchman's Pipe、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類ナデシコ目サボテン科クジャクサボテン属ゲッカビジン種、
原産地:メキシコ、生活環境:熱帯域の森林、
草丈:100~200 cm、
葉形:葉状茎(ようじょうけい)、本来の葉は退化して棘となる、
開花期:6月 ~11月、開花時間:夜~翌朝、花径:25 cm、花色:白、
特徴:強い芳香、繁殖方法:人工授粉(日本)、蝙蝠媒介(現地)。
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8月28日の誕生花、ゲッカビジン(月下美人)かぎけん花図鑑 花日記2025年8月28日(木)
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