babuならぬBambooのお話!?万葉集草木41.タケ

タケ(竹、学名:Bambuseae)は中国などの温帯アジア原産でイネ科の常緑多年草で大型になる草本植物です。タケも笹も同じ扱いで、大型のものを竹(タケ)、小型のものをササ(笹)と言います。万葉時代にも竹が出てきますがタケの種類は不明です。ただし、孟宗竹は江戸時代に中国から渡来したのでこの時代にはまだ日本にはありません。万葉集名もタケ(竹)。


万葉集 第19巻4286番歌


作者:大伴家持 題詞:十一日大雪落積尺有二寸 因述拙懐歌三首  天平勝宝5年1月11日= 西暦(ユリウス暦)753年2月18日癸巳癸丑大安日曜日


原文


御苑布能 竹林尓 鴬波 之波奈吉尓之乎 雪波布利都々


よみ


御苑布(御園生、みそのふ)能(の) 竹林尓(に) 鴬波(は) 之波(しば)奈吉(鳴き)尓(に)之(し)乎(を) 雪波(は)布利(降り)都々(つつ)

御園生(みそのふ)の 竹の林に 鴬は しば鳴きにしを 雪は降りつつ


意味


御苑(ぎょえん)の竹林で鴬(うぐいす)がしきりに鳴いていたのに、今は雪が降り続いています。

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