アゲラタムのブログ ポスト 花の原種が多い国に南アフリカと並んで、ペルーなど中南米の地域があります。本日取り上げる花 アゲラタム(Ageratum、学名:Ageratum houstonianum) もその一つです。 コロンビアからエクアドル、ペルーに至る地域は生物の宝庫で、なんと、現在私達が食用としている、ジャガイモやトマト、トウモロコシ、トウガラシ、カボチャ、ズッキーニ、キヌア等の野菜やイネ類、果実のパイナップル、ピーナッツ、カカオ、バナナ、マンゴー等、タバコ、花ではラン(マスデバリアなど)、ベゴニア,アルストロメリア,ハナセンナ、オドントグロッサム、キダチチョウセンアサガオ、アゲラタムなど、枚挙できないほど多数の原産地です。アンデス山脈による恩恵で、標高が高く、気温が低く、降雨が少ないという厳しい環境が植物の多様性を生み出してきました。 ところで、今回のアゲラタムですが、種小名にhoustonianumと付きます。学名を付けるのは植物学者リンネ氏から始まりましたが、これら現地から採集して持ち出した人の名前を種小名に付けることも多く、私(柳下)は個人的に以前から少し違和感を感じています。花が生えているのは現地であって、それを採取した人への献名とするのは越権行為のような気がしています。 アゲラタム(Ageratum、学名:Ageratum houstonianum)のページは、かぎけん花図鑑をご覧ください。 Location: Farm TomitaLocation: Farm TomitaLocation: KojimachiLocation: YufuinLocation: Farm TomitaLocation: Farm Tomita Other Articles10月12日の誕生花 ガーベラかぎけん花図鑑10月12日の誕生花は、ガーベラです。 ガーベラ ガーベラ(Gerbera、学名:Gerbera Hybrids)は、南アフリカ原産で、キク科ガーベラ属の半耐寒性多年草です。花言葉は「希望」です。 かぎけん花図鑑 誕生花10月12日 https://www.flower-db.com/ja/blog/2020-10-12/1032 その黄金の杯で飲んではならぬ!「ゴールデン・カップ」ゴールデン・カップ(Solandra maxima)は、南国の植物園では玄関付近の壁面を蔓で登攀し黄金色の花を咲かせます。 花名は「黄金の杯」で立派なゴブレット状ですが、ちょっと待った、その黄金の杯で飲んではならぬ! 残念ながら全草に神経性の毒があります。 猛毒に注意 ゴールデン・カップ(Golden cup、学名:Solandra maxima) ゴールデン・カップ(Golden cup、10月19日の誕生花 赤い鳳仙花10月19日の誕生花 ホウセンカ(紅)です。 ホウセンカ(鳳仙花、学名:Impatiens balsamina)はインド、マレー半島、中国原産で、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草です。赤花は「燃えるような愛」です。 誕生花10月19日 https://www.flower-db.com/ja/blog/2019-10-19/661パフィオ・プレミアムマジック 'イーストリバー'のブログ「世界らん展2019」に出展された蘭から選抜したシリーズです。 パフィオペディルムは、食虫植物のように見える蘭です。これは、正面にある大きな袋状の唇弁が虫を捕らえて消化する葉のように見えるからですが、蘭にそのような機能はありません。 通常、蘭の花は、外花被片3枚と内花被片3枚から構成されています。外花被片は背萼片1枚と側萼片2枚から成り、内花被片は側花弁2枚と唇弁1枚から成ります。 9月3日の誕生花 マーガレット,瓢箪9月3日の誕生花 マーガレット,ヒョウタン マーガレット(Marguerite、学名:Argyranthemum frutescens)は、スペイン領カナリア諸島原産で、キク目キク科キク属の半耐寒性多年草です。花言葉は「恋の行方」です。 マーガレットには、他に、マーガレット・ホワイトムーンや,マーガレット・キューティーマイスなどがあります。 ヒョウタン(瓢箪、学名:Lagenarかぎけん花図鑑 9月5日の誕生花 鶏頭、女郎花かぎけん花図鑑 9月5日の誕生花は、ケイトウ,オミナエシです。 ケイトウ ケイトウ(鶏頭、学名:Celosia cristata)は、アジアとアフリカ原産でヒユ科の非耐寒性一年草です。 花言葉は「おしゃれ、気取り」です。特集 ケイトウという名の付く花もご参照ください。 オミナエシ オミナエシ(女郎花、学名:Patrinia scabiosifolia)は、日本、東シベリア原産でオミ