金蘭・銀蘭のブログ ポスト 以前、金さん、銀さんという有名な姉妹が評判になりましたが、野生蘭にも金蘭と銀蘭という名前の花があります。 どちらの蘭も、日本等が原産のラン科キンラン属の多年草で、北海道〜九州の林縁や明るい林に自生する草丈の低い地上性の蘭です。 金蘭は黄色花を咲かせるので、厳密に言えば、黄色蘭と呼ぶべきでしょうが。黄色=黄金色ということで金蘭と呼ばれるようになりました。金蘭と同時期、同場所で生える白い蘭は、金にあやかり銀蘭と呼ばれるようになりました。 やはり、黄や白より、金銀の方が縁起が良く、まら値打ちもあると言うことで命名されたのですね。 銀蘭の花言葉は「おとなしい貴婦人」。 キンラン(金襴、学名:Cephalanthera falcata) ギンラン(銀蘭、学名:Cephalanthera erecta) Location: Tsukuba Botanical GardenLocation: Tsukuba Botanical GardenLocation: Tsukuba Botanical GardenLocation: Tsukuba Botanical Garden Other Articles世界の国花AU オーストラリア世界の国花シリーズ AU オーストラリア かぎけん花図鑑花日記2022年6月16日 オーストラリアの国花はワトル(アカシア) オーストラリアで「ワトル」と呼ばれる花は、日本では「アカシア(acacia)」や「ミモザ」と呼ばれる花です。ワトル=アカシアは、1000種以上ありオーストラリアの国花はゴールデン・ワトル(学名:Acacia pycnantha)と呼ばれる品種です。 ゴールデン・ワト10月15日の誕生花 ミセバヤ10月15日の誕生花は、ミセバヤです。 ミセバヤ ミセバヤは万葉時代から栽培されている古典植物です。花言葉は「大切なあなた」「つつましさ」です。 ミセバヤの仲間には、ヒダカミセバヤ(日高見せばや、学名:Hylotelephium cauticolum)があります。 ヒダカミセバヤ(日高見せばや、学名:Hylotelephium cauticolum)は北海道の固有種でベンケイソウ科万131.引けばするする寄って来る🙂蛭筵【万葉集草木】ヒルムシロ(蛭蓆、学名:Potamogeton distinctus)は、ヒルムシロ科ヒルムシロ属の多年生の浮葉性水草です。血を吸う蛭がうようよいるような場所に群生することが名前の由来です。現在では、除草剤が普及し、絶滅状態にあります。ヒルも同じ運命にあります。万葉集では「たはみずら」と呼ばれています。 万葉集と植物 万葉集では「たはみずら」と呼ばれています。今の名はヒルムシロ。 万葉集 第1ツンベルギア・マイソレンシス 本日の花は、ツンベルギア・マイソレンシス(学名:Thunbergia mysorensis)です。また、覚えられないというお叱りを頂きそうな名前ですね。 黄色い花が小豆色の苞に包まれて鮮やかな対比を見せています。この4~5cmの花が長い蔓に数10個チェーン状にぶら下ります。マイソレンシスとは、花の原産地であるインド南部の都市名のことです。ツンベルギアには下記の種類があり、他の品種が丸形の花を万166. これやこの~海苔 万葉集「これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関」 百人一首 蝉丸(後撰集 雑一・1089番) 百人一首で蝉丸君(天慶9年(946年)9月24日没)が詠んだ有名な↑和歌は、「これやこの」という出だしで始まります。とても斬新で100首中でも覚えやすいものの一つですが、実はなんとこの これやこの という表現は既にその200年前に万葉集で使われていました。 今回のテーマ「海苔」では、「かぎけん花図鑑 10月9日の誕生花 ウイキョウかぎけん花図鑑 10月9日の誕生花は、〇フェンネル=ウイキョウです。 フェンネル=ウイキョウ シェフの庭に植えられている背の高い緑色の涼しげな葉と傘状の黄色い花を咲かせるハーブです。 フェンネル(Fennel、学名:Foeniculum vulgare)は地中海沿岸原産でセリ科ウイキョウ属の多年草です。 ウイキョウ(茴香)とも呼ばれます。 初夏から盛夏に、黄緑色の花茎の先端から小枝を数本