エキザカムのブログ ポスト アラビア海の西方、アデン湾に浮かび、「インド洋のガラパゴス」と呼ばれる「ソコトラ島」は、世界自然遺産に指定された島で、動植物の固有種が多いことで知られます。アラビア半島南西部のイエメンから南に300Kmの海上で、アフリカのソマリア沖にあります。この島には、リュウケツジュ(龍血樹、ドラセナ・シナバリ、学名:Dracaena cinnabari)や、ボトルツリー(デザートローズ、学名:Adenium obesum)、乳香の木(Frankincense Tree、フランキンセンスツリー、学名:Boswellia sacra)をはじめ、植物の固有種が300種類もあります。いずれも実物は見たことがありませんが、固有種の中で唯一私達の身近にあるのが、この「エキザカム」です。意外と遠くて身近な植物であることに、驚かされます。 魅力的なソコトラ島、以前は安全だったようですが、外務省の危険情報「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」に指定されたまま、現在もビザが発給されていない状態です。イエメンが内戦状態にあること、「アラビア半島のアル・カーイダ」(AQAP)や、「イラク・レバントのイスラム国」(ISIL)の支部が出来ていることに拠ります。残念! エキザカム(Exacum、学名:Exacum affine)は、リンドウ科エキザカム属の非耐寒性多年草で、花言葉は「愛のささやき」。言葉通り、「愛をささやいて」、一刻も早く、平和な国作りを目指して欲しいですね。 Location: KojimachiLocation: Kojimachi Other Articles筑4 花言葉は知らない方が良い⁉ キストゥス ラダニフェル花言葉は、知らない方が良い キストゥス ラダニフェル(Cistus ladanifer)は南欧や北アフリカなどの地中海西部原産で、ハンニチバナ科ゴジアオイ属(キストゥス属、キスタス属)の常緑小低木です。原産地では、森や道路脇。農地、草地などに自生します。英名では、Gum Tock-rose とも呼ばれます。 樹高は1-2mで、木全体が不透明で強い匂いのする樹脂状物質で覆われており、枝や葉には毛が秋の花 1. 山上憶良さんが決めた 秋の七草 秋の七草ショート動画> 上の▲をクリックしてください。 秋の七草には、秋に咲く花の中から山上憶良が万葉集の短歌で詠んだ七種が選ばれました。 「萩の花 尾花 葛花 なでしこが花をみなへし また 藤袴 朝顔が花 万葉時代の花名と現代の花名で違っているものがあります。詳しくは下記をご覧ください。 こちらでご紹介しています。 ■関連ページ 秋の花 1. 山上憶良さんが決めた 秋の七花日記【特集11月】赤い花特集 11月の赤い花81種 11月初旬には、大菊花展が全国津々浦々で華々しく開催され、彩胡光輪のように美しい様々な菊が展示されています。 また、赤い藪椿が咲き始めて、椿の時期到来を告げました。 四季咲きの薔薇は暑い夏休みを終え、秋咲きの薔薇として復活して来ています。 秋はイロハモミジ(いろはもみじ、学名:Acer palmatum)などの紅葉に目を奪われがちですが、まだまだ花達も頑張って9月5日の誕生花、ケイトウ(鶏頭、学名:Celosia cristata)9月5日の誕生花、ケイトウ。 ケイトウ(鶏頭、学名:Celosia cristata)とは、アジアとアフリカ原産でヒユ科ケイトウ属の非耐寒性一年草(原産地では多年草)です。 別名で、セロシア(Celosia)、カラアイ(韓藍) と呼ばれます。 鶏頭は万葉時代には、既に、中国、韓国(からの国)を通じて、日本に渡来しており、「その頃から韓藍(カラアイ)」と呼ばれました。 万葉時代にケイトウは花の赤チ2.杏色の一重咲き🌷メントン 【砺波チューリップ】 今日の「花日記」は【砺波チューリップ祭り2023🌷】で咲いていた魅力的な植物です。 チューリップ・メントン チューリップ・メントン (Tulipa 'Menton')は、ユリ科チューリップ属の「チューリップ」の園芸品種です。 メントンは、あんず色の明るい一重の花を咲かせます。遅咲きの品種で、草丈は 40~50 cmとチューリップの中では高い方です。 SL:一重遅咲き系 開花時期:4杜鵑さん来てね😀万葉集草木70.センダンセンダン(栴檀、学名:Melia azedarach)は、日本、中国、西アジア原産で、センダン科センダン属の落葉高木です。薄紫色の小花を多数付けます。花後に果実が数珠成りに成り、緑色から黄褐色に熟します。 万葉集とセンダン(あふち) センダンの万葉名は「あうち」。万葉集でも詠われています。 万葉集 第17巻 3910番歌 題詞:詠霍公鳥歌、作者: 大伴書持(おおとものふみもち)、登場する植物: