6月16日の誕生花、シャクヤク(芍薬) ポスト 6月16日の誕生花は、シャクヤク(芍薬 、学名:Paeonia lactiflora)とチュ-ベローズです。 シャクヤク(芍薬 、学名:Paeonia lactiflora)とは、中国北部~朝鮮北部原産で、ボタン科ボタン属の耐寒性多年草(宿根草)です。 別名で、エビスグサ(夷草)、エビスグスリ(夷薬)、カオヨグサ(貌佳草)、英名でChinese peony 、Common garden peonyと呼ばれます。 日本へは漢方薬として渡来しました。 草丈は50~90cmです。 根に収斂、鎮痙、鎮痛の薬効があるとされます。 葉は複葉で互生します。 茎先に大型の花を一輪咲かせます。花弁は10枚程のものが多い。 花後に3~5個の袋果から構成される果実を付けます。 「立てば、シャクヤク、座れば、ボタン(牡丹)、歩く姿はユリ(百合) の花」と言われますが、ユリはさすがに見間違えることは無く、 芍薬と牡丹は同科同属なので似ています。 芍薬の花言葉は 「清浄」 シャクヤクの花は美人の形容詞 「立てば シャクヤク(芍薬、P. lactiflora)、座れば ボタン(牡丹、P. suffruticosa)、歩く姿はユリ(百合、Lilium)の花」 シャクヤクの花は美人を形容する例えの一つとされます。ユリはさすがに見間違えることはありませんが、シャクヤク(P. lactiflora)とボタン(P. suffruticosa)は似ています。両者の違いは以下の通りです。 シャクヤクとボタンの違い 1)「木か草か」 ボタン(P. suffruticosa)は木(落葉低木)、シャクヤク(P. lactiflora)は草(宿根草) 2)「原産地」 ボタンは中国、シャクヤクはチベット~朝鮮半島 3)「学名」 ボタンはPaeonia suffruticosa(ぺオニア・スッフルティコサ)、 シャクヤクはPaeonia lactiflora(ぺオニア・ラクティフロラ) 4)「葉」 ボタンは艶がなく2回3出複葉(裂掌状)で鋸歯有、シャクヤクの葉は光沢が有り楕円形で全縁 5)「蕾」 ボタンの蕾は球形で、シャクヤクの蕾は先端が尖る 6)「開花期」 ボタンの方が少し早く4月~5月、シャクヤクは5月~6月 7)「花の高さ」 ボタンは花茎が短いので花が葉上に乗っているように咲き、シャクヤクは花茎が長いので葉上方に花を咲かせる 8)「株の高さ」 ボタンは100〜150cm、シャクヤクは50~90cm 9)「花径」 ボタンは15〜20cm、シャクヤクは10~15 cm 10)「散り方」 ボタンは花弁が1枚ずつ散る、シャクヤクは花の頭ごと落ちる 11)「花の香」 ボタンは殆ど種類で無い、シャクヤクはバラ香がある ■関連ページ シャクヤク(芍薬 、学名:Paeonia lactiflora) 6月16日の誕生花、シャクヤク(芍薬)かぎけん花図鑑 花日記2025年6月18日(月)、 #6月16日の誕生花 #シャクヤク #芍薬 #かぎけん花図鑑 #STILocation: Kyoto Botanical GardenLocation: Kyoto Botanical GardenLocation: Kyoto Botanical GardenLocation: Kyoto Botanical GardenLocation: Kyoto Botanical GardenLocation: Kyoto Botanical GardenLocation: Kyoto Botanical GardenLocation: Illust:Yuki @Kagiken (Science&Technology Inst.co.,Tokyo )Location: Kyoto Botanical GardenLocation: Koishikawa Botanical GardenLocation: Koishikawa Botanical GardenLocation: Koishikawa Botanical Garden Other Articles紅花常盤満作のブログベニバナトキワマンサク(紅花常盤万作、学名:Loropetalum chinese var. rubra)はトキワマンサク(常盤万作、学名:Loropetalum chinese)」の紅色花変種です。 若葉は赤紫色で、成長と共に緑色に変わる青葉種と、紅色を保つ紅葉種があります。 春に、微香のする鮮紅色で光沢のある細いビニール状の花を3〜5個集合した小花序を形成します。花長は2〜5 cm1月6日の誕生花 カンガルーポー、ピンクのスミレ、譲り葉1月6日の誕生花 カンガルーポー,スミレ(ピンク),ユズリハです。 ●カンガルーポー(Kangaroo paw、学名:Anigozanthos spp.)は、豪州南西部に自生する固有種で、ハエモドルム科アニゴザントス属の多年草(球根)です。レッド・アンド・グリーン・カンガルーポーなどの種類があります。花言葉は「不思議」です。 ●ピンクのスミレ「ナンザンスミレ・ベニバナ(南山菫 '紅花'花名に「お菓子」チョコレートコスモスとchocolate名前にお菓子名(チョコレート)が付く花 チョコレートコスモス(学名:Cosmos atrosanguines)とは、メキシコ原産でキク科コスモス属の半耐寒性多年草です。 根元からよく分枝し、茎先にチョコレート色のコスモスの花を咲かせます。 花にはそこはかとないチョコレート香があります。 比較的耐暑性があり春から秋まで咲くので開花期が長いです。 'チョカモカ'は四季咲き性の園芸品種です。 花名12月12日の誕生花 綿、デンドロビウム12月12日の誕生花はワタ、デンファレです。 ワタ ワタ(綿、学名:Gossypium arboreum)はインド原産でアオイ科ワタ属の多年草又は一年草です。高温と多雨を好みます。花言葉は「偉大」、「崇高」です。 デンファレ デンドロビウム(学名:Dendrobium spp.)はラン科デンドロビウム属の常緑多年草です。花言葉は「わがままな美人」です。 かぎけん花図鑑 誕生花万176. アサギマダラの食草 藤袴 万葉集フジバカマが繰り返し出てきて御免なさい。 フジバカマ(藤袴、学名:Eupatorium japonicum)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、キク科ヒヨドリバナ属の多年草です。関東、四国、九州の河原などの湿った場所を好みます。草丈100〜150 cmです。茎は真っすぐ伸びます。葉は3裂し、葉に腺点がありません。葉は枝に対生して付きます。夏から秋、散房花序を伸ばし、薄紅色の花を咲かせます。直径0.5イチハツイチハツ(一初)はアヤメの一種で、逸早く咲くのが花名の由来です。シャガを大きくしたような花を咲かせます。花色は青紫色です。稀に、白花もありますが、様々な花色の育成種があるハナショウブ(花菖蒲)と比べると華やかさでは劣りますが、シンプルな潔さとアヤメ時期到来を伝える先導者としての役割を果たしています。 かぎけん花図鑑イチハツ https://www.flower-db.com/ja/flo