せめてお姿だけでも!?万葉集草木シリーズ39.アケビ ポスト アケビ(木通、学名:Akebia quinata)は、アケビ科の蔓性落葉低木です。春に総状花序を伸ばし、先端に雄花、基部に雌花を咲かせます。雌花には大きい紫褐色の3枚の萼片と、中央に放射状の雌蕊が6~9本があります。雄花は薄黄で小さく中央に紅紫色の雄蕊が6本あります。秋に紫色で長楕円形の果実が成ります。万葉集では「さのかた」と言う名で詠まれています。 万葉集 第10巻1928番歌 作者:作者不詳、題詞:(問答)春相聞 原文 狭野方波 實尓雖不成 花耳 開而所見社 戀之名草尓 よみ 狭野方(さのかた=あけび)波(は) 實(実)尓(に)雖(たとえ...でも)不成(ならず) 花(はな)耳(のみに) 開(咲き)而(て)所見社(見えこそ) 戀(恋)之(の)名草(慰さ)尓(に) ↓ さのかたは 実に成らずとも 花のみに 咲きて見えこそ 恋の慰(なぐさ)に 意味 さのかた(=あけび)は 実に成らなくても 花だけでも 咲いて見えてこそ 恋の慰めになるでしょう 詳しくはこちらへ ... 以下本文に続く ■関連ページ せめてお姿だけでも!?万葉集草木シリーズ39.アケビ かぎけん花図鑑 花日記2023年1月25日 特集 万葉集でよまれた草木 Other Articles5月27日の誕生花、マトリカリア(Matricaria) 5月27日の誕生花、マトリカリア(Matricaria) マトリカリア(Matricaria、学名:Tanacetum parthenium)とは、ユーラシア大陸西部原産で、キク科ヨモギギク属(タナセツム属)の常緑性多年草です。 別名で、ナツシロギク(夏白菊)、イヌカミツレ、英名ではフィーバーヒュー(Feverfew) とも呼ばれます。 原産地のバルカン半島やコーカサス地方では、岩場の斜面や道端葉はナノ構造のスグレモノ🥔万葉集草木シリーズ101.芋サトイモ (里芋、学名:Colocasia esculenta 'Ishikawa-wase')はマレーなど東南アジア原産で サトイモ科 サトイモ 属の非耐寒性多年草です。万葉時代から栽培されている根菜で塊茎(かいけい)部が肥大した芋を食用とします。葉は緑色で、葉長が30〜50 cmの細長い大きな心臓形で、葉質は厚く撥水性があり、葉縁は全縁で波打ち、葉脈は平行に入ります。サトイモや、ハス、フキ、サ果物シリーズ2 栗クリ(栗、学名:Castanea crenata〉は、韓国~日本原産で、ブナ科クリ属の落葉高木とその果実のことです。樹高は15~20mです。樹皮は淡褐黒色をしており、縦に裂け目があります。葉質はやや薄く光沢が有あります。葉は細長く中央が太い卵形または長楕円形で、葉長は10 cm程で、葉縁に鋸歯が有ります。雌雄同株です。花被による分類では、花弁 (花冠) がない単花被花で、花弁に似た萼片だけがありま万161.ハギとシカの関係 山萩 ヤマハギ(山萩、学名:Lespedeza bicolor)は、アジア原産で、マメ科ハギ属の落葉低木です。いわゆる、ハギ(萩)です。日本全国で北海道、本州、四国、九州の日本全国の山野に自生しています。葉は三出複葉です。 万葉集で詠われた種類別人気ランキングで「ハギ」は1番人気でした。そして、ハギとくれば「シカ」が登場する歌が多いです。何故、ハギとシカなのか。 鹿側の事情 秋は鹿の発情期であり、雌を10月29日の誕生花 リンゴ(花),ゲッカビジン,アゲラタムかぎけん花図鑑10月29日の誕生花は、リンゴ(花),ゲッカビジン,アゲラタムです。 リンゴ(花) リンゴ(林檎、学名:Malus pumila)は、中央アジアの山岳地帯原産で、バラ科リンゴ属の非耐暑性・耐寒性落葉高木と果実のことです。晩春に小さな白い5弁花を咲かせます。花言葉は「優先、選択、誘惑」です。 ゲッカビジン ゲッカビジン(月下美人、学名:Epiphyllum oxypet10月9日の誕生花 杜鵑草、フェンネル(茴香)かぎけん花図鑑10月9日の誕生花は、フェンネル=ウイキョウ,ホトトギスです。 ホトトギス ホトトギス(杜鵑草、学名:Tricyrtis hirta)は、日本固有種で、ユリ科ホトトギス属の耐寒性多年草です。花言葉は「秘めた意思」です。 フェンネル フェンネル(Fennel、学名:Foeniculum vulgare)は地中海沿岸原産でセリ科ウイキョウ属の多年草です。 ウイキョウ(茴香