万128.万葉の彦星は織姫に会えたの?👚射干玉【万葉集草木】 ポスト ヒオウギ(檜扇、学名:Iris domestica)は、東アジア原産で、アヤメ科アヤメ属の耐寒性多年草です。花名は、葉が根元から伸びて広がる形が、桧で出来た木製の扇に似ていることに因ります。夏に咲く橙色の六弁花には多数の暗紅点が散在します。花色と斑点から、英名では、’Leopard flower’と呼ばれます。花後に成る緑色の果実は秋に熟して割れて中から黒い種子が現れ「射干玉(ヌバタマ)」と呼ばれます。花言葉は「誠意」。 万葉集と草木-ヒオウギ 万葉集では、ヒオウギの黒い種子を「射干玉(ヌバタマ)」と呼び、黒や夜にかかる枕詞として使っています。 万葉集 第10巻 2076番歌 作者:不詳 題詞:七夕 登場する草木:ヒオウギの黒い果実「ヌバタマ」 原文 天漢 瀬乎早鴨 烏珠之 夜者開尓乍 不合牽牛 読み 天(の)漢(川) 瀬乎(を)早(み)鴨(かも) 烏珠(ぬばたま)之(の) 夜者(は)開(へ)尓(に)乍(つつ) 不合(遭はぬ)牽牛(彦星) ↓ 天の川 瀬を早みかも ぬばたまの(枕詞) 夜は更けにつつ 逢はぬ彦星 意味 天の川 川瀬の流れが早くて渡れないのか (枕詞) 夜は更けてゆくのに 織姫に逢えない彦星であった。 詳しくはこちら ... 以下本文に続く ■関連ページ 万128.万葉の彦星は織姫に会えたの?👚射干玉【万葉集草木】 かぎけん花図鑑 花日記2023年4月25日 特集 万葉集でよまれた草木 Other Articles南房総2 ワカメ(若布)南房総に出掛けた時、魚屋さんで生ワカメを買いました。ワカメは褐藻類に属する海藻なので、海中では褐色をしています。皆さんの生ワカメのイメージは「緑色」だと思いますが、ワカメは熱を加えるまで緑色にはなりません。お店で生ワカメとして売っているものは、既に加熱後のワカメなので生ワカメではありません。正しくは「湯通しワカメ」と書くのが正しいです。それでは、こちらの動画をご覧ください。 かぎけん動画 ワカ4月5日の誕生花、ワスレナグサ(勿忘草)4月5日の誕生花、勿忘草 ワスレナグサ(勿忘草、忘れな草、学名:Myosotis scorpioide) とは、ヨーロッパ原産で、ムラサキ科ワスレナグサ属の宿根草(一年草扱い)です。 別名で、フォーゲット・ミー・ノット(Forget-me-not)、ミオソチス(Myosotis)、ミオソチス・シルヴァティカ(Myosotis sylvatica)、エゾムラサキ(蝦夷紫)とも呼ばれます。 草丈は11月の赤い花 かぎけん花図鑑花日記2022年10月23日11月の赤い花(2022年) かぎけん花図鑑花日記2022年10月23日 11月になると赤い藪椿が咲き始め、椿の時期の到来を告げます。また、四季咲きの薔薇が暑い夏休みを終えて秋咲きの薔薇として復活します。また、大菊花展が全国津々浦々で華々しく開催されます。秋を迎えると庭の花が寂しくなりそうですが、まだまだ花達は頑張っています。 特集ショート動画5. デージー(ヒナギク、ひな菊) ヒナギク(雛菊、デージー(Daisy)、学名:Bellis perennis)は、ヨーロッパ原産で、キク科ヒナギク属の一年草です。 草丈が低く、開花期が長く、冬から初春の花が無い時期に咲き、花形が丸くて親しみやすく、丈夫で長持ち、安価なため、よく庭植えや鉢植えにされるポピュラーな花です。 花壇では必ずと言ってよいほど見られる馴染の植物です。 アンゼルセンの童話に登場するヒナギク ヒナギクはアカルミア・ラティフォリアのブログカルミア・ラティフォリア(学名:Kalmia latifolia)は、春に、小さなピンクの小花を集合させてパラソルのような半手毬状の花を咲かせる低木です。和名では、花笠シャクナゲと呼ばれます。小花の形は、蕾の時はふっくらしていて、開花すると浅い筒状の五角形となります。咲いた花は微笑んでいるように見えます。では、この花の花言葉は何でしょう?答えは、かぎけん花図鑑でご確認ください。 誕生花 8月10日 ハイビスカス、紅葉縷紅誕生花 8月10日は、ハイビスカス,モミジルコウ(ルコウソウ)です。 ハイビスカス(Hibiscus、学名:Hibiscus rosa-sinensis, Hibiscus hybrids)は、ハワイ諸島及びマスカリン諸島原産で、アオイ科フヨウ属の低木です。花言葉は「繊細な美」。 モミジルコウ(紅葉縷紅、学名:Ipomoea × multifida) は、ヒルガオ科サツマイモ属