万葉集草木シリーズ19.ツボスミレ ポスト ツボスミレ(坪菫、学名:Viola verecunda)は、日本原産で、スミレ科スミレ属ツボスミレ種の有茎性の多年草です。北海道~九州の丘陵や山地の湿った草地や林内に自生します。万葉集にツボスミレを詠ったうたがあります。 万葉集の巻と作者名 巻八(1444) 作者:高田女王(たかたのおほきみ) 【原文】 山振之 咲有野邊乃 都保須美礼 此春之雨尓 盛奈里鶏利 【よみ】 やまぶき(山振=山吹)の さき(咲き)たる(のへ(野辺)の つぼ(都保)すみれ(須美礼) このはる(春)のあめ(雨)に もり(盛り)なりけり 【意味】 山吹の咲いている野辺の つぼすみれが この春の雨に 沢山咲いていますね。 詳しくはこちら ... 以下本文に続く ■関連ページ 万葉集草木シリーズ19.ツボスミレ かぎけん花図鑑 花日記2023年1月5日 特集 万葉集でよまれた草木Location: Kyoto Botanical GardenLocation: Kyoto Botanical Garden Other Articles2月28日の誕生花 花簪、月桂樹、春蘭2月28日の誕生花は、ヘリクリサム,月桂樹,シュンラン(春蘭、緑色のシンビジウム)です。 ハナカンザシ(花簪、学名:Rhodanthe chlorocephala subsp. rosea)は、オーストラリア原産で、キク科ローダンテ属の一年草です。花言葉は「思いやり」、「明るい性格」です。 ゲッケイジュ(月桂樹、学名:Laurus nobilis)は、地中海原産で、クスノキ科ゲッケイジ山菜の代表、万葉集草木シリーズ20.ワラビ万葉集草木シリーズ20.ワラビ ワラビ(蕨蕨、学名:Pteridium aquilinum)は、日本などの温帯地方〜熱帯地方原産で、コバノイシカグマ科ワラビ属のシダ類の多年草です。山野に自生します。シダ植物なので花弁は無く、胞子があります。春に出る芽は葉先が巻いています。花言葉は「不変の愛」。 万葉集ではワラビの歌が1首が詠まれています。俳句には、季語を1つ入れて、2つ入れてはいけないと言うルー夏の花ハイビスカス(hibiscus)花が美しいハイビスカス、ハイビスカスティの原料はローゼル ハイビスカス(Hibiscus、学名:Hibiscus rosa-sinensis, Hibiscus hybrids)とは、バヌアツ原産で、アオイ科フヨウ属の低木です。スーダン、パプアニューギニアの国花とされ、マレーシアではブンガラヤ(学名:Hibiskus rosa-sinensis)と呼ばれ、同じく国花とされます。別名で、ヒビスクス4月23日の誕生花 ローズマリー、カンパニュラ4月23日の誕生花は、ローズマリー,カンパニュラ ローズマリー ローズマリー(Rosemary、学名:Rosmarinus Officinalis)は、地中海沿岸原産で、シソ科マンネンロウ属の常緑小低木です。花言葉は「追憶 」です。 カンパニュラ カンパニュラ(Campanula、学名:Campanula medium)は南ヨーロッパ 原産で、キキョウ科カンパヌラ属の耐寒性の一・二沖縄三大名花のサンタンカ(山丹花、Ixora chinensis)サンタンカ(山丹花、学名:Ixora chinensis)とは、中国南部〜マレーシア原産で、アカネ科サンタンカ属の熱帯性常緑低木です。 別名で、サンダンカ(三段花)や、Chinese ixora(チャイニーズ・イクソラ)、イクソラ・キネンシス、イクソラ・シネンシス(Ixora chinensis)と呼ばれます。 樹高は50~100 cmです。 葉柄のある葉は、長さ5~12 cm、幅2~5 cmの桜 唐実桜(カラミザクラ)カラミザクラ(唐実桜、学名:Cerasus pseudo-cerasus )とは、中国原産でバラ科サクラ属の耐寒性落葉低木「サクラ」の一種でカラミザクラ系統を成します。別名で、シナミザクラ(支那実桜)や、チュウゴクオウトウ(中国桜桃)、ダンチオウトウ(暖地桜桃)とも呼ばれます。果実は食用となる品種です。樹高は3~4mで株立ち状、幹下部から気根を出し、樹皮は灰褐色です。展葉は開花後、葉形は長楕円形で