NHK朝ドラ「らんまん」花ら 24.猫にマタタビ Tweet NHK朝ドラ「らんまん」の花をシリーズ【かぎけん花日記】 マタタビ(木天蓼、学名:Actinidia polygama)は、日本~朝鮮半島原産で、マタタビ科マタタビ属の落葉蔓性低木です。 夏に、葉腋から白色5弁の花を下向きに咲かせます。ハンゲショウ(半夏生、半化粧、学名:Saururus chinensis)やハンカチノキ(ハンカチの樹、学名:Davidia involucrata)のように、花が咲く時期に葉の一部が白くなります。蕾や花のように見える虫こぶ(虫癭果)が形成されることがあります。 猫にマタタビとは 「猫に小判」は、人間には価値があるけれど、猫には無価値のもの(価値が分からない人の例えもある)を意味します。 一方、「猫にマタタビ」とは、マタタビはイヌハッカと同様、ネコにとって価値があり、絶大の効き目があることを意味します。 マタタビは猫を恍惚とさせますが、その理由はマタタビに含まれるネペタラクトールという成分が猫の中枢神経を刺激し、軽いマヒ状態に陥らせることにより起こるようです。 さらに、ネペタラクトールには蚊への殺虫効果があるので、藪に潜んで獲物を狙うネコ科の動物にとり、蚊は害虫なので、本能的にマタタビに含まれるネペタラクトールを身体にこすりつける習性を付けたと言われます。ネペタラクトールは、日本脳炎やジカ熱などの伝染病を媒介する蚊の忌避剤の開発にもつながるのではということが、名古屋大学と岩手大学の研究により明らかとなりました。 詳しくはこちら ... 以下本文に続く ■関連ページ 花ら 24.猫にマタタビ かぎけん花図鑑 2023年6月29日(木) NHK連続テレビ小説らんまん植物種類一覧 マタタビ(木天蓼、学名:Actinidia polygama) Other Articles染井吉野の後継品種昨日、ソメイヨシノ(染井吉野)の開花宣言がなされました。しかし、今、全国の染井吉野が寿命を迎えつつあり、又、大半がてんぐ巣病にかかっており特効薬が無く、順次、後継品種への植え替えが勧められています。「ジンダイアケボノ(神代曙、学名:Prunus x yedoensis 'Jindai-akebono')」と「小松乙女」の2種が推奨されています。どちらも吉野系で、葉の展開に先立って花が咲くこと、花色エキナセア・プルプレアのブログエキナセア・プルプレアは、ボールのような花が切花やフラワーアレンジメントなどでよく見かけます。これは、周辺のひらひら(舌状花)を取って、中央の筒状花を残したものです。古の欧米の人々は薬効を利用して切り傷やのどの痛み等に使ったようです。今でもハーブティに利用されています。花言葉は、薬効から、.....箱16 バレリーナみたい、草八手クサヤツデ(草八手、学名:Diaspananthus uniflorus)は、日本固有種でキク科クサヤツデ属のやや大型の多年草です。本州~四国、九州の山地の木陰や川岸に自生します。草丈は40~110cmです。 バレリーナみたいな花 9月~11月に、花茎の先に長い花穂を伸ばして細長い筒状の総苞葉と、その中に紫色の頭花(管状花)を1個咲かせます。花は小さくて目立たないけれど、よく見ると花びら5枚の全スモモのブログスモモ(酢桃、李、学名:Prunus salicina)は中国原産で、バラ科スモモ属の落葉広葉小高木及びその果実です。 春に葉と同時に枝から花柄を出し先端に単頂花序を伸ばし五弁の白花を咲かせます。花後に、側面に溝のある球形の果実を成らせます。果実は私達が食べている、いわゆる「スモモ」です。 スモモに関連したことわざに、「李下に冠を正さず」があります。スモモの木の下で帽子を被り直す姿はス金魚草のブログ バーベナ、カーネーション、キンレンカ、ペチュニア、バラ、ナデシコ、マリーゴールド、フレンチマリーゴールド、ペンタス、ノースポール、トレニア、コスモス、キンギョソウ。 花の色も、形も、大きさも、開花時期も、開花場所も、原産地も、分類名も違いますが、これらには共通するある点があります。ヒントは特集をご参照ください。 本日取上げる花もその一つですが、キンギョソウ(金魚草、学名:Antirrhiu誕生花 8月25日 アンスリウム誕生花 8月25日は、〇アンスリウムです。 〇アンスリウム アンスリウム(Anthurium、学名:Anthurium andreanum) は、コロンビア、エクアドル原産で、サトイモ科アンスリウム属の非耐寒性多年草です。花(実際には、仏炎苞)は造花のように見えますが生花です。花色は赤や桃、白、緑、茶色、紫色等、豊富です。本当の花は肉垂花序に付いています。苞はカラー(Calla)や、スパテ