岸に咲く野生的な花「浜菊」 ポスト ハマギク(浜菊、学名:Nipponanthemum nipponicum)とは、日本固有種で、キク科ニッポニクム属の耐寒性・耐乾性・耐潮性多年草/亜低木です。 英名で、ippon daisy(ニッポン・デージー) , Nippon-chrysanthemum , Montauk daisy、とも呼ばれます。 青森県~茨城県の太平洋沿岸の砂浜や岸壁などに自生します。 草丈は50~100cmで、茎は太く無毛で木質化しており、地下茎で増殖します。 葉に葉柄は無く、緑色のサジ形で葉縁に鋸歯が有る小葉が何段にも輪生状に付くのが特徴です。 9月~11月に、白い舌状花と黄色い筒状花からなる花径5~6cmの野性味のある頭状花を咲かせます。 ハマギク(浜菊、N. nipponicum)は他の似た花より花弁に幅があるので野生味があります。 強力な臭いを発してハエ(蠅、学名:Musca)を誘き寄せて受粉に協力してもらいます。 左:浜菊は蠅の大好きな臭いを出す、右:浜菊の悪臭に吊られて飛んできた蠅 花言葉は詳細はwebをご参照ください。 ■関連ページ ハマギク(浜菊) 海岸に咲く野生的な花「浜菊」 かぎけん花図鑑 花日記2024年10月23日(水) 特集 10月の白色い花 #浜菊 #10月の白い花 Other Articlesつく7 バニラ(Vanilla planifolia)バニラ(Vanilla、学名:Vanilla planifolia)は、メキシコ南部と西インド諸島などの熱帯アメリカ(中南米)原産で、ラン科バニラ属の蔓性(吸着根)常緑着生蘭です。コモロ連合(Comoros)の国花となっています。バニラの主要生産地はマダガスカルを含むブルボン島です。 バニラは蔓性植物なので巻き付く木が必要で通常、カカオ(学名:Theobroma cacao L.)の木が使われます4月10日の誕生花、イチジク(無花果)4月10日の誕生花、イチジク イチジク(無花果、学名:Ficus carica)とは、アラビア原産でクワ科イチジク属の落葉小高木とその果実を言います。 果実を食用とするために栽培されます。 英名では、Fig tree(フィグ・ツリー)と呼ばれます。 世界最古の栽培植物です。日本へは江戸時代に渡来し、北海道を除く全国に分布します。 ヨーロッパで人気のいちじくパン 樹高は、2〜3 mです。 葉薬用植物園の花4 八重どくだみ(Houttuynia cordata var. plenu)ヤエドクダミ(八重どくだみ、学名:Houttuynia cordata var. plenu)とは、地下茎で繁殖するドクダミ科ドクダミ属のドクダミ(学名:Houttuynia cordata)の八重咲き品種です。ドクダミの仲間なので独特の臭気があります。 茎丈は15-50 cmで、地下茎の節から赤紫色の茎を出し、枝分かれして伸張し繁殖します。葉はハート型をしており互生してつきます。 6月~7月4月19日の誕生花 薊、デルフィニウム4月19日の誕生花は、アザミ,デルフィニウムです。 アザミ アザミ(薊、学名:Cirsium japonicum)は、台湾、朝鮮、中国、日本の東アジア原産でキク科アザミ属の多年生野草です。花言葉は「独立」です。 デルフィニウム デルフィニウム(学名:Delphinium × cultoru)は、欧州や北米原産で、キンポウゲ科の耐寒性宿根草です。大きく分けてパシフィックジャイアン世界の国花 CI コートジボワール世界の国花 CI コートジボワール かぎけん花図鑑花日記2022年7月10日 コートジボワールはアフリカ大陸、西アフリカにある共和制国家で、南側を大西洋と接します。1960年にフランスから独立しました。公用語はフランス語です。産業はカカオやゴムの輸出など農業が主体です。スポーツではサッカーが人気で、ディディエ・ドログバ選手を輩出しています。 コートジボワール共和国の国花はヤシです。 ヤシは12月6日の誕生花|柊、雪の下12月6日の誕生花は〇ヒイラギ、〇ユキノシタです。 ヒイラギ(柊、学名:Osmanthus heterophyllus)は、モクセイ科モクセイ属の常緑広葉小高木です。葉縁に大きな歯牙が2~5対あります。冬に、葉腋から散形花序を伸ばし小さな白い花を束生して咲かせます。花にはキンモクセイ(金木犀)と似た芳香があります。花後に黒い球状の実が成ります。魔除け効果があるとされ、節分に鬼を祓うため節分に