万葉集草木シリーズ3.樫 ポスト 万葉集は、短歌(5・7・5・7・7音)、長歌(5・7・5・7・5・7音を3回以上...+最後に7音)、旋頭歌(5・7・7音を2回)という3タイプの歌い方があり、短歌は約4200首、長歌は約260首、旋頭歌は62首あります。 以下の「カシ」の歌は長歌といわれる形式でうたわれています。 万葉集の草木シリーズ3.カシ カシはブナ科コナラ属の常緑広葉高木です。 万葉集では、シラカシ、アカカシを区別せず「カシ」として詠んでいます。 万葉集に出てくる「かし」の歌 万葉集 第9巻 1742番歌 高橋虫麻呂 『歌』 級(しな)照る 片足羽河(かたしはがは)の さ丹(に)塗りの 大橋の上ゆ 紅(くれなゐ)の 赤裳すそびき 山あゐもち すれる衣(きぬ)着て ただひとり い渡らす兒は 若草の 夫(つま)かあるらむ かしの実の ひとりか寐(ぬ)らむ 問はまくの ほしき我妹(わぎも)が 家の知らなく (高橋虫麻呂 巻9-1742) 『意味』 片足羽河に架かる...以下本文に続く ■関連ページ 万葉集草木シリーズ3.樫 かぎけん花図鑑 花日記2022年12月16日 特集 万葉集でよまれた草木 Other Articlesゼニアオイのブログ今回取り上げる植物は、昔から庭で見慣れているアオイ(葵)です。昭和のイメージの花、と書こうとして最終確認したら、そう簡単ではないことに気づきました。当初、ウスベニアオイ(薄紅葵)と公園の表示板に書いてあり、何の疑いも抱きませんでしたが、写真をもう一度よく見たら....。どうも、ゼニアオイ(銭葵)のようです。これに関しては世間的にも混乱があるようです。その違いは、かぎけん花図鑑に続きます。7月26日の誕生花 クサノオウ7月26日の誕生花は、クサノオウです。 クサノオウ クサノオウ(草の黄、草の王、瘡の王、学名:Chelidonium majus L. var. asiaticum )はユーラシア大陸原産でケシ科クサノオウ属の多年草です。夏に茎先から散形状花序を伸ばし、黄色花い四弁花を咲かせます。茎を折ると出る黄色い汁はプロトアネモニン(protoanemonin)やプロトピン(protopine)等を含緑の鈴のブログミドリノスズ(緑の鈴)は、グリンピースを繋いで作った長い首飾りのように見えます。見た目から、グリーンネックレス(Green necklace)とも呼ばれます。この緑色で小球状のものは、葉っぱです。南アフリカの砂漠に自生するキク科の蔓性多肉植物で、ハンギングバスケット仕立ての観葉植物として持ちいられます。初秋~冬に、白い管状花を咲かせます。 ミドリノスズ(緑の鈴、学名:Senecio rowl珊瑚シリーズ3.シマサンゴアナナス(縞珊瑚アナナス)珊瑚シリーズ3.シマサンゴアナナス(縞珊瑚アナナス) 「珊瑚」と名が付く植物をご紹介するシリーズ シマサンゴアナナス(縞珊瑚アナナス、エクメア・ファスキアタ、学名:Aechmea fasciata)は、リオデジャネイロ原産でパイナップル科サンゴアナナス属の常緑多年性着生植物です。和名は、サンゴアナナス属の代表品種で、葉に縞があることに拠ります。 主に、白い横縞のある濃緑色の葉と、桃色の花苞を観賞富3.なぜ植物園はレプリカを置いているのか?ラフレシア【富山県中央植物園】ラフレシア・アルノルディー(学名:Rafflesia arnoldii)は、スマトラ原産でラフレシア科ラフレシア属の全寄生植物です。 世界最大の花 ショクダイオオコンニャクと世界最大の花を競っている一方の花です。ギネスブックではショクダイオオコンニャクが世界一花が大きいと認定されていますが、これは肉垂花序に小さな花が多数付いて大きく見えているもの。それに対し、こちらのラフレシアは1個の花径が世界6月5日の誕生花は、ダリア6月5日の誕生花は、ダリアとマリーゴールド、オモダカです。 その内、ダリアをご紹介します。ダリア全般の花言葉は、「華麗」「優雅」です。 色別は本文をご参照ください。 ダリア(Dahlia、学名:Dahlia pinnata)とは、メキシコやガテマラ原産で、キク科ダリア属の非耐寒性多年性植物(球根)です。 別名で、テンジクボタン(天竺牡丹) 、大麗花、大理花、天竺牡丹と呼ばれます。 メキシコの国