9月2日の誕生花、黄色いマリーゴールド(marigold) ポスト 9月2日の誕生花、マリーゴールドの黄色 マリーゴールド(marigold 、学名:Tagetes)には、フレンチマリーゴールド(French marigold 、学名:Tagetes patula)と、アフリカンマリーゴールド(Aflican marigold、学名:Tagetes erecta)の2種が代表的な観賞用品種とされます。花色はともに、黄色と橙色があります。 ここでは、アフリカンマリーゴールドをご紹介します。 アフリカンマリーゴールド(Aflican marigold、学名:Tagetes erecta)とは、メキシコ原産で、キク科コウオウソウ属の耐乾燥性常緑一・ニ年草で、メキシコ原産のエレクタ(T.erecta)とその改良品種のことを指します。 別名で、タゲテス エレクタ、サンショウギク(山椒菊)と呼ばれます。 草丈は、60~90 cmです。 葉は、羽状複葉、黄緑色、葉縁に鋸歯が有り、対生に付きます。キク科植物なので、葉形はキク(菊)の葉と似ています。 4月~11月に花茎から頭状花序を伸ばし、花径7~10cmで、黄・橙・白のキク咲き、クラウン咲き、カーネーション咲き、フリルス咲きの、 カーネーション と似た花を咲かせます。 花弁は食用ともなるエディブルフラワーです。 根に含まれる成分「アルファ・ターチェニール」が、害虫センチュウの発生を抑制します 。 さらに、加齢性黄斑変性の進行を遅くする効果があるとされる「ルテイン」を多く含んでいます。 代表品種に、'ムーンソング・ディープオレンジ' があります。 フレンチとアフリカンの違い 草丈、花の大きさ、花色、耐暑性に関しては、 【アフリカンマリーゴールド】 草丈:60~90cmと背丈が高い、花径:7~10cmと大輪、丸くて大きな八重咲きのダリアのポンポン咲き、アフリカ育ち(生まれはメキシコ)で暑さ耐性は強い、花壇や鉢植え、切り花に使われます。 【フレンチマリーゴールド】 草丈:20~50cmとコンパクト、花径:3~6 cmと小輪、控えめな一重〜八重咲き、フランス育ち(生まれはメキシコ)で暑さ耐性は普通、花壇や鉢植えにされます。 花言葉 「逆境を乗り越えて生きる」「生きる」 生まれ故郷のメキシコからスペイン、アフリカへと環境の異なる厳しい場所に連れ去られ、生き抜いてきたことに拠ります。尚、花名にアフリカとつきますが、アフリカとは全く関係がありません。スペインを経由してアフリカ北部に渡り逸散して野生化して拡散したことに拠ります。また、フレンチマリーゴールド(French marigold 、学名:Tagetes patula)もフランスとは全く関係がありません。 食用花・エディブルフラワー 花は食用花・エディブルフラワーとして使うことができます。橙色系のデザートなどに飾られます。キク科アレルギーの人には無理かも。 他に食用となる花は、食用花・エディブルフラワー をご参照ください。 一般名:アフリカンマリーゴールド(Aflican marigold)、 学名:Tagetes erecta(タゲテス エレクタ)、 別名:タゲテス エレクタ、サンショウギク(山椒菊)、 分類名:植物界被子植物真正双子葉類キク目キク科コウオウソウ属(タゲテス属)、 原産地:メキシコ、 草丈:60~90 cm、矮小品種もある、 葉形:羽状複葉、葉色:黄緑、葉縁:鋸歯有、葉序:対生、 合弁花、開花期:4月~11月、花序:頭状花序、花径:7~10cm、花色:黄・橙・白、花の咲き方:ボール状の八重咲きーキク咲き、クラウン咲き、カーネーション咲き、フリル咲き、 特記:メキシコ原産のエレクタ(T.erecta)とその改良品種。 ■関連ページ フレンチマリーゴールド(French marigold 、学名:Tagetes patula) アフリカンマリーゴールド(Aflican marigold、学名:Tagetes erecta) 食用花・エディブルフラワー 9月2日の誕生花、黄色いゴールド(marigold) かぎけん花図鑑 花日記2025年9月2日(火) #9月2日の誕生花 #誕生花 #フレンチマリーゴールド #Frenchmarigold #花言葉 #かぎけん花図鑑 #株式会社科学技術研究所 #STI Location: TaipeiLocation: Kyoto Botanical GardenLocation: Kyoto Botanical GardenLocation: KagikenLocation: TaipeiLocation: Kagiken Other Articles4月22日の誕生花、ギボウシ(擬宝珠)4月22日の誕生花、ギボウシ(擬宝珠) ギボウシ(擬宝珠、学名:Hosta Hybrids)とは、東アジア原産で、キジカクシ科の耐寒性多年草です。 別名で、giboshi、Hosta、Plantain lily、ウルイ(野菜)と呼ばれます。 小葉擬宝珠(学名:Hosta sieboldii)や、大葉擬宝珠(学名:Hosta montana)など、ギボウシ属の総称です。 草丈は、15-200cm6月21日の誕生花は、コデマリ(小手毬)6月21日の誕生花は、コデマリ(小手毬、学名:Spiraea cantoniensis)です。 コデマリ(小手毬、学名:Spiraea cantoniensis)とは、中国原産で、バラ科シモツケ属の耐寒性落葉低木です。 別名で、テマリバナ(手毬花)、スズカケ(鈴懸け)と呼ばれます。 樹高は100~200cmで立ち姿は株立ち状の自然体です。 葉は長さ3cmの先が尖った船形で葉縁に鋸歯があります。9月に咲く花シリーズ「茶色花」かぎけん花図鑑 9月に咲く花シリーズ「茶色花」 かぎけん花日記2022年9月23日 9月に咲いている茶色花をかぎけん花図鑑データベースで調べたら16種ありました。自然界でこの時期に咲いている茶色花は少ないかと思いましたが、意外とありました。 9月に咲いている茶色花の一覧は、特集 9月の茶色い花をご覧ください。 茶色は昆虫にとって左程人気のある花ではなさそうですが、風媒花なら虫の興味を引かなくてあきの花ブーケあきのフラワーブーケ https://www.flower-db.com/ja/special/13/2 10月に咲く紫色の花を中心にまとめた大人の雰囲気漂うブーケです。 1月24日の誕生花 サフラン,フリージア1月24日の誕生花は、サフラン,フリージアです。 サフラン サフラン(Saffron、学名:Crocus sativus ) はギリシャ原産で、アヤメ科の球根植物です。原種はギリシャ産ですが、現在栽培されているものは園芸品種です。花言葉は「陽気」です。 フリージア フリージア(Freesia、学名:Freesia refracta)は、南アフリカ原産で、アヤメ科フリージア属の半耐寒シンビジウムのブログ最近のかぎけん花ブログでは、ラン科の花のブログが続きます。 ランは栽培する国が多く、日本でも園芸品種の育種・出荷が多く、温室栽培がメインであり、秋~冬の露地植え花種が少ない今のような時期には特に目立ちます。 このシンビジウム(学名:Cymbidium sp.)も、ラン科の花の一種で、特に東南アジアからの輸入が多いです。バルブ(偽球茎)の左右から扇状の葉を広げ中央から花茎を出し花序を伸ば