世界の国花156. セントビンセントおよびグレナディーン諸島 ポスト 本日は冬至です。 日本が位置する北半球では昼が最も短く夜が最も長い日です。 株でいえば底値で、明日からは昼が少しずつ長くなるとは言え、寒さはこれからが冬本番なので、厳しい状況に変わりはありません。しかし、春に向かうと思えば、心に希望の灯がともりますね。 さて、長らくご愛顧頂きました「世界の国花シリーズ」は今回で終了です。 最終的なブログ総数は、156でした。この数は、(日本が承認している)世界の国数195ヶ国+日本の総数が196ケ国であるのに対し、 その国の政府が国花を決めていない場合や、それとは反対に国花と国樹の両方を決めている場合、 共通の花が複数の国花に制定されている場合などによる結果です。 ブログ中、撮影した花画像を使ったものが 111枚,有紀さんに描いて貰ったイラストの花数 45枚でした。 【詳細】 ・各国が国花を1つだけ制定していれば196ですが, ・かぎけん花図鑑に画像がある国花、111 ・新たにイラストを描いた国花、45 ・政府が国花を決めていない国や、国花が不明な国、▲45 ・複数の国が同じ花を国歌と定めている場合、1国で複数の国花を決めている場合や、国花と国樹を決めている場合 最終回の、世界の国花 セントビンセントおよびグレナディーン諸島 かぎけん花図鑑 花日記2022年12月22日 セントビンセントおよびグレナディーン諸島(日本語)、Saint Vincent and the Grenadines(English)、圣文森特和格林纳丁斯(中国語)、VC(2文字コード) セントビンセントおよびグレナディーン諸島の国花はスーフリツリー スーフリツリー(Soufriere Tree、学名:Spachea perforata)は、パナマ~北ブラジル、キューバ 、トリニダード・トバゴ原産で、キントラノオ科スパケア種の熱帯性常緑低木です。セントビンセントとグレナディーン諸島の国花です。 「スーフリツリーの諸島の宝石」と... 本文に続く イラストは有紀@kagikenによるものです。 ■関連ページ 世界の国花156. マセントビンセントとグレナディーン諸島の国花 かぎけん花図鑑 花日記2022年12月22日 特集 世界の国花 Other Articles野路菊と龍脳菊ノジギク(野路菊、学名:Chrysanthemum japonense)とは、日本固有種で、キク科キク属の耐寒性常緑多生植物です。西日本の本州から四国、瀬戸内海、九州の太平洋沿いの傾斜地に自生し群落を形成する野菊の1種です。 ノジギクは、草丈50~90 cmで良く分枝します。葉は長さ3~5 cm、葉幅2~4 cmの広卵形で5中裂し、葉縁に鋸歯があり互生して付きます。総苞が2~3重で外側には白毛が生禊萩 秋の燃えるような紅葉が美しい!秋の燃えるような紅葉が美しい! ミソハギ(禊萩、学名:Lythrum anceps)とは、日本~朝鮮半島原産で、ミソハギ科ミソハギ属の耐寒性多年草です。別名で、ボンバナ、ショウリョウバナ(精霊花)とも呼ばれます。日本では、北海道、本州、四国、九州の全国の湿地や水際などの水辺で、日当たりの良い場所に自生します。 草丈は100~130 cmで、お盆の時期に生えます。 四角い断面の、すらりとした茎の4月13日の誕生花 ゲンゲ(紫雲英)4月13日の誕生花 ゲンゲ(紫雲英) ゲンゲ(紫雲英、学名:Astragalus sinicus)とは、中国原産で、マメ科ゲンゲ属の匍匐性越年草です。 別名でレンゲソウ(蓮華草)や、レンゲ(蓮華)、英名では Chinese vetch、Milk vetch と呼ばれます。 中国や台湾からの帰化植物で、昭和時代頃までは水田や畑、道端に生え普通に見られる春の風物詩でした。 ゲンゲは家畜の羊や牛など10月16日の誕生花 シオン10月16日の誕生花は、シオンです。 シオン シオン(紫苑、学名:Aster tataricus)は、中国原産で、キク科シオン属の多年草です。日本では九州の阿蘇山に自生します。草丈は100m以上になります。茎葉は卵形~長楕円形で互生し、根生葉はヘラ状長楕円形をしています。夏~秋に、花茎から散房花序を伸ばし頭花を多数付けます。各頭花は3cm程で中央に黄色い管状花、周辺に薄紫色の花弁を一列に付 10月31日の誕生花10月31日の誕生花は、カラーです。 カラー(Calla、学名:Zantedeschina Hybrids)は、南アフリカ原産で、サトイモ科オランダカイウ属の耐寒性多年草(球根植物)です。花中央の黄色い部分に小花が集まり肉穂花序を生成します。代表品種には、高い花茎の先に白花を咲かせるオランダカイウ(阿蘭陀海芋、学名:Zantedeschia aethiopica、エチオピカ)があります。またつく5 パフィオペディルム 'サクハクリ'(Paphiopedilum 'sukhakulii')パフィオペディルム 'サクハクリ'(学名:Paphiopedilum 'sukhakulii')はタイ原産で、ラン科パフィオペディルム属の常緑多年草です。背萼片(上の萼片)はタマネギ形状をしており薄緑色地に濃緑色の縦縞が入ります。側花弁は左右対称で横に広がり薄緑色地に赤褐色の斑が多数散在します。下の萼片(唇弁)は赤茶色をした袋状です。 花名の由来 属名の「Paphiopedillum」はラテン語