富山3 シラネアオイ(白根葵、Glaucidium palmatum) ポスト シラネアオイ(白根葵、学名:Glaucidium palmatum)は、日本固有種でキンポウゲ科シラネアオイ属の1属1種の多年草です。別名でハルフヨウ(春芙蓉)や、ヤマフヨウ(山芙蓉)、英名では Japanese Wood Poppyと呼ばれます。北海道~本州中部以北の(亜)高山帯下部や日本海側の多雪地帯の森林内の沢沿いや林床に自生します。日本海側の多雪地帯では雪を毛布代わりにして生き延びています。 草丈30〜40 cmです。葉は直径20〜25 cmで掌状に7~11裂し、互生して付きます。 5月〜7月中旬に、花茎上端に2枚葉をつけ、その上に7cm程の四弁花(実際は萼)を付けます。この花のように見えるものは萼片で花弁ではありません。萼片は薄桃~薄紫色をしており中央に黄色い雄蕊の塊があり、基部で合着しています。花後に扁平な果実が成り、秋に弾けてタネを飛ばします。 花言葉や詳しい説明は本文をご覧ください。 ■関連ページ 富山3 シラネアオイ(白根葵、Glaucidium palmatum)かぎけん花図鑑 花日記2024年5月8日(水)、 シラネアオイ(白根葵、学名:Glaucidium palmatum) 特集 高山植物 Other Articles【動物・鳥・花】トキソウ(朱鷺草) 日本には天然記念物に指定されている「朱鷺」という鳥がいます。このトキの翼色とトキソウの花の色が似ているということでトキソウと名づけられました。 因みに、茸にも 似た色をしたトキイロヒラタケ(朱鷺色平茸)があります。色いろな関係があるものですね。 トキソウの説明は右画像の左下にある「この花を図鑑で見る」からご覧頂けます。ツツジ属シリーズ3.久留米躑躅花日記2022年4月22日 ツツジ属シリーズ3.久留米躑躅 クルメツツジ(久留米躑躅、学名:Rhododendron obtusum var. sakamotoi)は、日本原産で、ツツジ(躑躅、学名:Rhododendron ferrugineum L.)の改良品種です。江戸時代に久留米藩士 坂本元蔵氏がヤマツツジやキリシマツツジ、サタツツジを基にして育種したもので現在も久留米で作られています。大蒜葛のブログニンニクカズラ(大蒜葛、学名:Mansoa alloacea)は、熱帯アメリカ原産で、ノウゼンカズラ科ニンニクカズラ属の非耐寒性常緑蔓性小低木です。葉を持むとニンニク臭がします。花言葉は「ありのままの私を見て」。桜シリーズ8.大島桜花日記2022年3月25日 桜シリーズ8.大島桜 大島桜とは日本固有種で桜の原種の一つ オオシマザクラ(大島桜、学名:Cerasus speciosa)とは、日本固有種で、バラ科サクラ属の落葉広葉樹「サクラ」の原種の一つです。カスミザクラ(霞桜)の島嶼型で大島など伊豆諸島に自生する早咲き桜です。樹高が15mにもなる高木です。葉は楕円形~倒卵形で先鋭で、葉身長は5~10cm、葉縁に細鋸歯があります。花菖蒲 近影6月26日の誕生花は、白いライラックですが、白花の写真を今回準備できませんでしたので、代わりに、明治神宮菖蒲田で最近撮影した花菖蒲田と品種をご紹介します。 花菖蒲 ’松ヶ枝’は、江戸花菖蒲古花の白系品種です。 ’深窓佳人’は、江戸花菖蒲古花の三英二色花です。 ’朝神楽’は、江戸花菖蒲古花の三英紫系品種です。 ’真鶴’は、江戸花菖蒲の六英白系品種です。 ’雲の上’は、江戸花菖蒲の六変化朝顔 ’輝55’(学名:Ipomoea nil ''Kagayaki55")変化朝顔 ’輝55’ ’黄 斑入 蝉葉 紫 吹掛絞 丸咲 大輪’(ヘンカアサガオ 'キ フイリ セミハ ムラサキ フッカケシボリ マルザキ タイリン’ (Henka asagao 'Ki fuiri semiha murasaki fukkakeshibori maruzaki tairin)’、学名:Ipomoea nil ''Kagayaki55")とは、アサガオ(朝顔)の園芸品種「変わり咲き