薬用植物園の花1 鉄砲百合(学名:Lilium longiflorum) ポスト 東京都薬用植物園に行ってきました。こちらの植物園はケシが期間限定で開示されるのが有名ですが、今年は時期遅しで、今回は刈り取られていました。以前撮影した写真がありますのでご興味のある方はご覧ください。 この花日記は、当面、堀切菖蒲園の花菖蒲と同時並行で、薬用植物園の花をご紹介して参ります。まずは、純白な【テッポウユリ】から。 テッポウユリ(鉄砲百合、学名:Lilium longiflorum)とは日本原産でユリ科ユリ属の球根植物です。英名では、trumpet lilyや、white trumpet lily、Easter lilyと呼ばれます。 草高50-100cmで、葉は長さ8~15cm、幅2~3cm(他に比べると幅広)の披針形で全縁、葉は茎の周りに散生します。 4月~6月に花径15cm程の白いトランペット型をした花を咲かせます。花筒は内外とも白く、タカサゴユリ(高砂百合、L. formosanum)のように外側に赤い縞はありません。 花言葉とシンテッポウユリとの関係は本文をご参照下さい。 ■関連ページ テッポウユリ(鉄砲百合、学名:Lilium longiflorum) 薬用植物園の花1 鉄砲百合(学名:Lilium longiflorum)かぎけん花図鑑 花日記2024年6月9日(日)、 花日記INDEX Other Articles【動物・鳥・花】トキソウ(朱鷺草) 日本には天然記念物に指定されている「朱鷺」という鳥がいます。このトキの翼色とトキソウの花の色が似ているということでトキソウと名づけられました。 因みに、茸にも 似た色をしたトキイロヒラタケ(朱鷺色平茸)があります。色いろな関係があるものですね。 トキソウの説明は右画像の左下にある「この花を図鑑で見る」からご覧頂けます。ツツジ属シリーズ3.久留米躑躅花日記2022年4月22日 ツツジ属シリーズ3.久留米躑躅 クルメツツジ(久留米躑躅、学名:Rhododendron obtusum var. sakamotoi)は、日本原産で、ツツジ(躑躅、学名:Rhododendron ferrugineum L.)の改良品種です。江戸時代に久留米藩士 坂本元蔵氏がヤマツツジやキリシマツツジ、サタツツジを基にして育種したもので現在も久留米で作られています。大蒜葛のブログニンニクカズラ(大蒜葛、学名:Mansoa alloacea)は、熱帯アメリカ原産で、ノウゼンカズラ科ニンニクカズラ属の非耐寒性常緑蔓性小低木です。葉を持むとニンニク臭がします。花言葉は「ありのままの私を見て」。桜シリーズ8.大島桜花日記2022年3月25日 桜シリーズ8.大島桜 大島桜とは日本固有種で桜の原種の一つ オオシマザクラ(大島桜、学名:Cerasus speciosa)とは、日本固有種で、バラ科サクラ属の落葉広葉樹「サクラ」の原種の一つです。カスミザクラ(霞桜)の島嶼型で大島など伊豆諸島に自生する早咲き桜です。樹高が15mにもなる高木です。葉は楕円形~倒卵形で先鋭で、葉身長は5~10cm、葉縁に細鋸歯があります。花菖蒲 近影6月26日の誕生花は、白いライラックですが、白花の写真を今回準備できませんでしたので、代わりに、明治神宮菖蒲田で最近撮影した花菖蒲田と品種をご紹介します。 花菖蒲 ’松ヶ枝’は、江戸花菖蒲古花の白系品種です。 ’深窓佳人’は、江戸花菖蒲古花の三英二色花です。 ’朝神楽’は、江戸花菖蒲古花の三英紫系品種です。 ’真鶴’は、江戸花菖蒲の六英白系品種です。 ’雲の上’は、江戸花菖蒲の六変化朝顔 ’輝55’(学名:Ipomoea nil ''Kagayaki55")変化朝顔 ’輝55’ ’黄 斑入 蝉葉 紫 吹掛絞 丸咲 大輪’(ヘンカアサガオ 'キ フイリ セミハ ムラサキ フッカケシボリ マルザキ タイリン’ (Henka asagao 'Ki fuiri semiha murasaki fukkakeshibori maruzaki tairin)’、学名:Ipomoea nil ''Kagayaki55")とは、アサガオ(朝顔)の園芸品種「変わり咲き